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D師範と横山泰介さん_シェーン・ドリアンがスーパーキッズWSLにやってきた_ヨゲさんとドリアンの邂逅_(1188文字)

 

おはようございます。

いよいよ5月となりました。

MAY

皐月(さつき)

早苗月(さなへつき)

田植えをする月だそうで、

サーファーにとっては夏の準備のはじまりです。

さて、D師範ことシェーン・ドリアン。

私の定宿8ホテルに宿泊していて、

そこでは日本のブルース・ウエバー超えとされる横山泰介さんの撮影がありました。

泰介さんは私が波乗りを始めたとき、

鎌倉ボーイズの憧れの人であり、

そのサーフスタイル&ライフスタイルは尊敬以上に値していた。

大野薫さん(故人)が伝えた

「ビーチをサンダルでペタペタ歩くな」

「サーファーは裸足であれ」

そんなクールスタイルの提唱者たち。

泰介さんが撮られたケリー・スレーターと、

ロブ・マチャドの若き写真に目を細めるD師範。

「おーここが噂のヘアカリフォルニアか!」

そう言って、

次回は師範の奥さまと息子のヘアカットの約束をしていた。

それに喜ぶ聖式カルちゃん。

コンテスト会場に行くと、

原田泰三さんと西世古さんの息子さんたちが出場していて、

それぞれ沖縄、三重から遠く湘南までやってきていた。

ウナクネ派だという中村たくみくん、

そして実況アナウンスを担当しているベン・ウエイ、

さらにはこのブログで使用している

『マンライ=満足ライディング』の造語主であるオガマさん。

ちなみにオガマさんは、

このイベントのヘッドジャッジでありました。

前出した西世古さんの息子さんの、

篤哉(あつや)くんがD師範に会えた瞬間。

あつやくんは英語が上手で、

そんなことにもシェーンは驚いていました。

すばらしいことです。

あつやくんたちは、

確かに遠くから来たけど、

シェーンに会えて、話ができたこと、

これだけでも遠くから来る価値がありました。

一生忘れられない記憶となるだろう。

D師範と一緒に子どもたちのヒート観戦。

コンディションのこと、

コーチングのこと、

環境のこと、

彼の息子のこと、

大波のこと、

ありとあらゆることを話した。

これはワイメア・インビテーショナルでの、

ホワイトウオーターの耐え方を私が推測し、

それについての指導を受けた。

これは師範たる所以(ゆえん)であり、

シェーンの人間性の高さによるものだろう。

少しすると、

カラーズマガジンのヨゲさんがやってきたので、

「彼が中学生の頃からシェーン・ドリアンのファンであり、

そのサーフスタイルもあなたに酷似するほど、

ヨゲはここから数マイルの茅ヶ崎で練習を繰り返したのであります」

そう伝えると、

ヨゲさんは飛び上がるほど喜び、

師範もとってもうれしそうにしていた。

ヨゲさんにとっては、

まさかまさかのすばらしい出会いでした。

師範は受賞者にトロフィーと副賞を授与する係と、

まとめのスピーチをして、

来場者全員が稀代のグレイトサーファーのすごさと、

そのオーラに感じいって、

それは南東風をまとう鵠沼海岸を満たすようでありました。


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