新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、ルポライターで知られるNAKIこと、船木三秀のコンセプトサーフショップです。

naki's blog

SF作品『奄美2050』_LA VIE OCTOPUS_(1115文字)

波に乗るのと、奄美大島が大好きなNAKIは、

自分の創ったボードで奄美の波に乗る夢がありました。

時は2017年6月、その夢が実現したのです。

そして滞在8日目、

ある思いつきからそのボードを裏返して波に乗ってみると、

突然美しいユートピアが目前に広がりました。

青い海。緑の大地。

透明な風にそよぐ原生シダのような樹木。

空を飛ぶ恐竜のような大きな鳥。

強い太陽。

彼は驚き、また同じように波に乗ると、

さきほど見たのと同様の風景が見えました。

どうやらこれは奄美大島の原生そのものの景色のようです。

不思議に思いながらもそのボードに乗ると、

それは景色が100年が1秒で過ぎ去っていくように見えました。

NAKIは何度も波に乗り続け、その時空世界を体験していくと、

景色はどうやら未来に向かっているようです。

何もなかった白い砂浜の向こうには建物が並び、

そしてホテルのようなものが建設され、

景色を埋め尽くしていきます。

それはみるみると青い空がスモッグで白くなり、

建物は高層階だけとなり、

あっという間に都市となってしまいました。

失望するNAKI。

奄美大島の未来を救おうと、

ノンフィクションの作品を書き上げます。

そしてその事実を知った奄美を愛する人たちが一致団結して、

その都市化してしまう未来を阻止しようとするのだが……。

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LA VIE OCTOPUS

(THE OCTOPUS LIFE)

coming soon at SabliBar

小さい頃から空想の世界が一番の遊び場だったタコくん。

大きくなった今でも、奄美大島の手広で遊び、

周りの棲物を観察しては想像力を膨らませて楽しんでいた。

そして、あることをきっかけに、

他の生きものを幸せにすることに喜びを見出したタコくん。

岩の裏にこっそりおジャマしてはたのしい悪戯を仕掛け、

タコ知れずお節介を焼いて回るのだった。

そんなタコくんも自分の幸せにはまったく無頓着。

楽しみは、1日の終わりに「さばー」とのんびりすることでした。

サバとは「サボる」の語源で、やさしくのんびりすること。

ある日、

不思議な生きものGoProくんに出会ったタコくんはたちまち恋に落ちてしまうのだったが、

タコくんは自分の気持ちを素直にうち明けることが出来ない……。