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盛夏で大混雑だけど無人!?_エックス北のフィンレスサーフ祭_BLUE誌発売です!!_(2178文字)

ひゃあ、暑かった&暑いですね。

でも午前中は風がほとんど吹かなかったので、

波乗り日和でもありました。

土曜日の一宮エックスが良かったので、

そこに行ってみると、かなり混雑していた。

左側の堤防なら無人とまではいかないけど、

空いていたので支度をしていると、

エックス北側にチャンネル(深み)があって、

そこのインサイドが良いことを知った。

サーファーは入っているのだが、

なぜか全員アウトサイドにいて、

そこは深いためにジェットスキーでないと乗れない波質。

で、うねりはそこを越えて、インサイドの浅瀬に乗り上げると、

ショルダーが伸びてくるグッドウエーブ。

なのでインサイドで待てば、連続してブレイクする無人波。

ということで、

体験サーフィンをしてもらう都合もあって、

合計8本のサーフボードを持ち込みました。

左から右に

Catch Surf 5’6″ Skipper Fish

Catch Surf 6’6″ Skipper Fish

Catch Surf 8′ Odysea Log

Catch Surf 7′ Barry McGee Sidebite

Catch Surf 7′ Odysea Plank

Catch Surf 7′ Odysea Plank

Catch Surf 7′ Barry McGee Plank

UNK-X 6’5″

体感気温が摂氏40度とありまして、

それは暑い日となった関東地方。

でも水温が25度、なので競泳用プールよりもちょっぴり冷たい海。

ならばと、ウエットスーツを着ずに納涼サーフと相成りました。

集まってくれたのは、ツナくんと河合さん。

この後知ったのだが、

マーちゃんは茨城に行き、

ビームス矢嶋さんは御前崎、

しょう寅杉本さんたちはノースタイガーにいたそうで、

こんなに良い波で無人ならしょう寅さんに連絡すれば良かった。

でも左側は大混雑。

波が来ると、平均4〜5人が一緒に乗っていた。

こちら側から見ると微笑ましいが、

不思議なことに誰もこのパーフェクトには気づかないので、

「最高ですね〜」とは河合さん。

体験サーフィンの子どもたちが来る前に、

せっかくなのでフィンレスの指導をおふたりに。

今回は、

1.スタンスとグラブレイルの位置とバランス

2.ボード挙動に対しての目線と視界

というふたつの大切なことを受講してもらいました。

小さめのパーフェクトな波はフィンレスが最適で、

逆に言うと、フィンがあるとその抵抗がもどかしい。

ツナくんもかなり完璧になってきました。

セットの波が来ると、深みに向かって一瞬開く。

横にある置きに入れられたテトラの関係で、

ライト(レギュラー)が開いて、レフト(グーフィー)は入る波質。

この開くというのは、

「波が沖に向かって開く」ということで、

入るというのは、

「波が陸側に向かって入る」という角度のこと。

たいていは「入る」方が乗りやすいです。

で、その「開く波」に河合さんと一緒に乗ったとき、

ノーズスイングをした連続写真を得たのでここに。

波が切り立って、

リップ(波先)が飛び出してきそうになった。

私は斜面上部でトリム中。

やはりレフト側に向かって落ちてきた。

エアの発射台と同じ箇所にボードのボトムを持っていく。

前にいる河合さんは直滑走となったので、

全ての落下Gを耐えていた。

良い位置に乗せられたので、

波の押し出しと自分の速度が合致して、

一瞬無重力になった。

そのままテイル加重として、

後方に滑る感覚で重力を受ける。

落下しながら軸(支点)を得るためにそのままテイルを立てる。

河合さんは姿勢を変えずに、

泡が到来してきているのを耐えていた。

テイルが当たったので、

前足荷重を始め、

また波に乗るきっかけを作った。

ボードのボトム面で波を受けるように足首で調整していく。

具体的には、

サーフボードがより波の抵抗を受けるようにボードに角度を付ける。

河合さんは失速しながらもレイル加重として、

彼流で再スタートを果たそうとしている。

このままクローズアウトなので、

泡がまた復活するまで速度を保てるように、

レイルを波側に押しつけていった。

さらに乗って乗って、

フィンレスはフィンがないので、

波打ち際というより波の最後まで一緒にいることができる。

波の最後まで一緒に乗る愉快というのは、

今までの波乗りにはなかったし、

この波で沖からここまで下手をすると、

1分くらい乗っていられるので、

トム・カレンが伝える上達の秘訣その1の

「できる限り長く波に乗ること」

が実践できるのであります。

すばらしきフィンレス日は、

「混んでいるブレイクの無人インサイド」

というもはや一休さんのトンチのような波質が、

みんなを笑顔にしてくれました。

体験された方、

そして記念すべき初サーフィン日におめでとうございます!

いつまでもHappy Surfingで!

BLUE誌が発売になりました!

NAKISURF千葉のインスタグラムには、

その見所が書かれていたので、ここに抜粋しました。

今回もたくさんのページを創造させていただきました。

ちなみにブルーのインスタグラムアカウントは、

@blue.mag です。

盛夏のことを英語で”dog days”と言うが、

なるほど毛皮が暑そうであります。

冬はうらやましいのが、

暖房器具と似ているような。

Have a great day!!

 

 


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