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naki's blog

友人たちとの『コスモ(小宇宙)』セッション_キャッチサーフ+ナブスター!_(1575文字)

台風5号ノル。

ノルからのうねりは10日目となって、

しかも水温が温かくなって、

1日中風も弱く、サーファーにとっては最高の日々が続いている。

Catch Surf Odysea® LOG finless 7′

concept designed by Barry McGee and Josh Lazcano

.

最近はフィンレスだったり、

ナブスターのミニマルだったりと、

滑落か、凋落なのかと、

その違いを波上で楽しんでいる。

通常のサーフィンとの大きな違いはスピード。

フィンレスの方がより速く、

よって遠心力、Gが倍増する。

しっかりとレイルを持っているのは、

身体だけボードから吹き飛ばされてしまうから。

テイルグラインダーという新重力を発見した。

これでこのまま背中側に。

テイルを真下に落とすと、

なぜかメイクしているという大技。

フィンレスのおもしろさはやはり新次元であります。

すごく良い波だったので、

波を待っているときに「誰か来ればいいのに」

そう思って駐車場を見ていたら、

とても仲の良い友人が現れた。

彼はいわゆる休日出勤があっての代休なのだが、

大会社でもあるので、

このブログを見ると、

「あいつ、平日にサーフしやがって」

と同僚に妬まれるらしい。

よって名前も写真も出せないが、

それはとても良い波に乗って家路についていた。

そしてこれは日曜日。

ツナくんがマンライ天国づくし放題を味わい、

その5時間後もさらにパドルアウトしていった。

こうしてジェフリーズの最後のセクション、

つまりショアブレイク方面からパドルアウトする理由を聞いたら、

「乗るであろう波が良く見えるからです」

思い出したのは、

トム・カレンが新島でのマルイプロで全く同じことを言っていた。

それはコングと対戦した決勝時のパドルアウトであり、

レフト側からの方が流れもチャンネルも全て有利だったのだが、

あえて逆側からパドルアウトしての優勝だったから、

私の記憶に鮮明に残っている。

そしてツナくんは、

クロスオーバーするセカンドセクションで、

小宇宙(コスモ)を表現した。

これはツナくんの体内に秘められた絶大な沈静力によって、

波上での瞑想を可能にしたという宇宙的滑走のひとつです。

「ツナくんがコスモなら自分はペガサス流星クネをやります」

そう言うしょう寅杉本さんを受けて、

タイラーのファンクショナルハルを持った市原まーちゃんは、

「 自分はオーロラ・エクスキューションです 」

「何それ?」

「両腕を頭の上でまっすぐに合わせます。

それを進行方向に向けて滑走するトリムです。

これによって、滑走は無限となります」

「ふーん」

Sho Tora Sugimoto Nation Chevy 5’9″

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『ペガサス流星クネクネ』

Ichiuhara Ma-chan Tyler Warren’s Functional Hull (EGG)  6’8″

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『オーロラ・エクスキューション』後のセクション。

Nation The Pink Champagne On Ice 6’10”

.

シャンパン6’10″を駆るHさんも

「ついにやってきました。一宮ジェフリーズ!」

そんな喜びの最高の波。

「ボード、長くて良かったです。でないと乗れなかったかも」

そんな的確な感想をもらしていた。

連日のサーフで、再び疲労困憊。

こういうときは、

ヨギティーのペパーミントを飲むと、気力復活するのであります。

原稿仕事もあるから、

これでもう一山越えよう。

ミニマルフィンを付属のものではなく、

ナブスターにしたらこれが大ハマリしたセッティングなので、

ここにご紹介します。

これは夕方。

ジェフリーズのサードセクション。

このナブスターXキャッチサーフで波に乗り、

その動画を鋭意製作中です。

やたらと蒸し蒸し暑いですが、STAY COOL!!