Catch Surf Beater 54″(137cm)
Kugenuma Beach, Shonan, Kanagawa
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週末は瀧朗率いるサバリバチームが、
念願だった橘の旦那ナイト&旦那ランチ会を催すというので、
旦那ランチの方に出席してきました。
旦那というのは、
京都伏見の名店『お料理 きつや 橘家』
の若旦那である橘さんのことを指している。
さらに旦那は、
鉄人シェフとされるほど味の達人であるという。
会場は鵠沼海岸の砂浜の上にある
『ビーチハウスKUGENUMA』さん。
ここにはRVCAのアーチストや提唱者たちが集まるというので、
バリー・マッギーもいるかもしれないと来てみると、
すわジャクソン・ポロック!かと思ったら、
baanaiさんの描いたアート2種に感激する。
さらに最近の瀧朗たちのブームであるフィンレスボードの原型が仕上がっていた。
これは火星からやってきたサーファー&シェイパー勝又さんデザイン&テイクダウンで、
ここから瀧朗がチャンネルだかコンケイブを入れつつ、
レイルを整えていくのだという。
乗りたかった。
「ボードならいくらでもありますよ。使ってください」
そんな声が聞こえてきたのでボード置き場を見に行くと、
なんとキャッチサーフ4枚2種が鎮座していた。
長いオディシーは海水浴規制のため使用不可だが、
フィンレスビーターは楽勝だという。
それならばと、
『波乗道』ステッカーが貼られた方を選び、
いざいざとパドルアウト。
写真は瀧朗が撮ってくれるという。
普段からフィンレスをしているので、
違和感がないのがうれしい。
Photo by Takiro Oshita
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こちらが旦那こと橘の旦那だが、
ヘアカットをしてさっぱりとしていた。
旦那は「サバー」のポーズをしているらしいが、
少し腕を開きすぎの感がある。
正式には「38度角で左右を開く」らしい。
練習あるのみです。
さbー✨🐟
曇というのか、薄曇りの湘南。
しかもお盆最終日の日曜日。
人でごった返していることを予想していたら砂浜にも、
海の家の席にもたくさんのスペースがあった。
「最近はみんな海水浴をしなくなりました」
そんな声があちこちから聞こえてくるが、
世間はなぜかそういうことになっているらしい。
周りはブギーボードと浮き輪だけなので、
乗り放題の波。
波サイズが小さかったというか、
極小だったのだが、
そこはビーター、軽く乗ることができた。
海水浴場でビーターすると、
広々としていて、
さらには波に乗ろうとするのは自分ひとりなので、
その貸し切り感がたまらなかった。
短時間に20本も乗れたので、
瀧朗とふたりで大満足して休んでいると、
ヘアカリフォルニアの聖式カルちゃんがやってきた。
そしてカメラをこちらに向けてインスタグラムのストーリーを撮っていた。
瀧朗を撮るのはご法度なのに、
恐れを知らない聖式ならではと関心していると、
ハッシュタグが私にだけ付けられて、瀧朗にはスルーしていた。
こうすればいいのか。
その聖式カルちゃんと、
デザイナー&アーティスト新倉孝雄さん。
ラジカセというか、
ポータブルカセットの音質が良く、
アリスの『チャンピオン』を聴くに至った。
♪あなたは稲妻のように 私の心を引き裂いた♪
シェフ業をしていた旦那も席に来たので、
瀧朗(向かって左)も入れて集合写真。
サバリバファミリーでいなかったのがサバちゃんと、
一級焚火師ヤスくん。
そしてこの後、
鵠沼ユニオンのショッピングバッグに入った旦那特製のたこ焼きと、
焼きそば、棒々鶏春雨、鰺と大葉のフライ等を食することになった。
さすが京都伏見の旦那である。
「素材を生かした料理」であり、
盛りつけも「余白の美」がある水墨画のように仕上げてきた。
さらに「研鑽の精神」があった。
これは旦那が徹底的に料理を研究し、
最高のものを追求する態度が、
ここまでの高評価につながっているのだろう。
この本場のたこ焼きが食べられるのなら、湘南まで来て良かった。
サバちゃんと一級焚火師がいなかったが、
その磨かれた味に忘れていたものを思い出しつつ、
ひとときの別世界に行けた日となった。
この共通ハッシュタグは #takiroarigato であります。
Surf Happy!
◎