Catch Surf Skipper Fish 6′
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朝、アトランティックコーヒーで、
ケニーさんとお会いしたとはここに書いた。
で、そのときに「エックスいいですよ」とお伝えすると、
なんと!
太東からケニーさんが来られた。
駐車場がざわめく。
「うわ、ケニーさんのバックサイド、生まれて初めて見ました」
「すごい!」
「フロントサイドよりもすごいかも」
「66歳だけど、20歳のような動きだよね」
「ケニーさんはウナクネだね〜」
こうして波に乗るだけで、
10人くらいが反応するサーファーは珍しい。
さすがケニーさん。
しかも乗られているボードが奇抜で、
さらにはケニーさんご自作。
『これな、ナメロウって言うんだ。ヌルヌルって乗れるんだぞ』
うれしそうにそうおっしゃっていた。
一級焚火師=スーパータキビシヤスくんも来て、
ビハインドセクションからウナクネ派の鋭い滑りを見せつつ、
ジェフリーズまでつないで300m強も乗り、
それを見た全員が感嘆符のような声を上げた。
ノーズを支点とする高度なスピン。
純正ウナクネスタンスがまぶしい!
もうタキビシから目が離せない!!
©カラーズマガジン
さすがタキビシ。
Photo by Super Takibishi Yasu
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昨日は夕方終業後、
NAKISURFのスタッフを連れてエックス教室。
ハギウダとナカガワは、
北東浪見、つまりノースタイガー前に住んでいる都合で、
その前から動こうとしないという、
典型的なブレイク近接サーファーでもあった。
けれど、
このウナクネミートに参加してもらいたく、
「エックスに行こう」
「クラブエックスだよ」ということになった。
ケニーさんを驚かせようと、
瀧朗セッション以来バンに積みっぱなしだったボックスに乗ることにした。
ナカガワはキャッチサーフのプランク7をフィンレス、
ハギウダはビーター54をフィンレスで。
ボックスは、波に乗る挑戦そのもの。
ピークから入るテイクオフは墜落みたいになる。
「ただただ波に、乗るだけ」
そんな純粋なる歓びがあった。
長く乗れて、
タキビシ並の長距離を得て、
超マンライで本日の部終了。
ボックスは文字通り箱型のサーフボードなので、
隙間から水が大量に入る。
波乗り後は重さが倍増し、
もう持ち上げることはできない。
で、こうしてずるずると引きずっていくサーフボード。
ボックスをカメラに持ち替える。
Catch Surf Skipper Fish 6′ Knubster fin (Minimal)
Yusuke Hagiuda
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ビーター後、私の6フィートを使ったハギウダ。
「これ、かなりおもしろいです!」
そうして、キャッチサーフの魔力にはまっていた。
ノーズライドのままのスピンに一同感激。
秀樹感激。
ウナクネ認定。
Catch Surf Odysea Plank 7′ Finless
Jun Nakagawa
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最初は慣れないフィンレスだったので、
戸惑っていたナカガワだが、
夕方頃、それはそれはのクネリを見せた。
こちらもウナクネ認定。
一宮町のアンバサダー001である鳥栖さん。
彼女もハッピーサーフィングデーとなったようです!
笑顔でウナクネ認定!
途中からグレイトセッションに参加したのは、
ウナクネ片貝支部副総督(総督は市東シゲくん)のキヨくん。
大マンライで夕陽ショットを得ていた。
「一級焚火師が来ると、空まで燃えますね」
そんなことを着替えながら話していた。
ハッピーサーファーたちがエックスに集まった日は、
まるでそのことを空が祝ってくれるようだった。
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