新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

古風&新時代タイラー・ウォーレンのサーフボード世界(後編)_メジャーリーグ・ベースボールから知る高騰する物価_(2510文字)

タイラー・ウォーレン三部作の続きです。

前編はこちら↓

古風&新時代タイラー・ウォーレンのサーフボード世界(前編)_キャッチサーフ・オディシーの来季6フィートモデル_最速パドリング_(1872文字)

中編はこれです↓

古風&新時代タイラー・ウォーレンのサーフボード世界(中編)_(1696文字)

タイラースタジオには、

新しいオイルペイント

(片膝立てた女性=セイジか)が完成に近づいていて、

あいかわらずの整理整頓がなされていた。

紙質がより上質になったサーファーマガジンがコーヒーテーブルに置かれているので、

いつか後日、誰かがこの写真を見たときに

「2017年9月以降の作品だ」と断定できる。

私が日本から帰ってきたお祝いと、

タイちゃんたちが、

メキシコから無事に戻ってこられたダブル記念にディナーに行くこととなった。

ウォーレン家から徒歩で行けるところに私たちの大好きなレストランがある。

そしてタイちゃんには未来の奥さんが現れました。

そのセイジと一緒に歩いていきます。

 

サンファン・キャピストラーノはカリフォルニアでは、

とても歴史が古い街であり、

その風景もやたらとクラシック。

さて、

私たちの大好きなレストラン『サンドライ・トマト』。

CANVASのクリスちゃんこと、

クリスチャン・ワックもやってきた。

向こうに見えるのは、

メキシコトリップにも同行したフィルマー、

ジョン・アーマン夫妻。

「バリに行ってきました」

「波乗りしまくってきましたぞ」

うれしそうなクリスちゃん。

でも悪いニュースもあって、

それはフラッフィーが死んでしまったという。

なんでもある日突然帰ってこなくなってしまった、

そんな最期だったよう。

推測するに、

老猫フラッフィーは、

裏山に棲むコヨーテにやられてしまったようです。

そうクリスちゃんは言う。

長年の読者にフラッフィーのことを伝えたく、

そして私自身への決別も兼ねてご報告です。

CANVAS広告撮影の舞台裏_フラッフィーは広告モデル (=^x^=)_(2503文字)

ありがとうフラッフィー。

安らかに眠れ。

ディナーは大団円で終わり、

そのままウォーレン家に戻ると、

改装案がスケッチされていた。

まるでキャンピングカーの内装のようであります。

インテリアまでセンスがあるタイちゃん。

改めて脱帽しました。

クリスちゃんが来て、

またサーフボード談議が続き、

気づくと夜はすっかりと更けていた。

タイラー・ウォーレン三部作はこれで終了です。

ありがとうございました!

[おまけのMLB]

メジャーリーグ観戦に行ってきた。

私がいかに野球好きかは下のブログをご覧ください↓

【野球ファン完全保存版特大号】MLBベースボール、ダルビッシュとレンジャースというチーム、そして名門エンジェルスとの対戦ダイジェスト_王子邸前と日没サンオノフレでキャッチサーフJJ対決_(7077文字)

サンクレメンテから北に55km車で走ると、

ディズニーランドの街アナハイムがあり、

そこにエンジェルス球場はあります。

大きなマイク・トラウトが迎えてくれた。

彼は超が付くほどの5ツールプレイヤーで、

100年に一度の選手であるとされている。

5ツールは以下の通りであります。

hitting for average(バッティング・ミート)

hitting for power(パワー)

baserunning skills and speed(走塁技術とスピード)

fielding ability(守備力)

throwing ability(送球能力)

これら全てに超優れている宇宙的な26歳。

188cm、107kgと体が大きいのに、

とても敏捷で足が速い。

なので、

「エンジェルスの外野は、マイク・トラウトだけいればなんとかなる」

という冗談もあるくらいであります。

そのマイクが初回、

芸術的なバックスピンのホームランをセンターレフトに放ち、

その通算200号を目の当たりにした。

ちょうどカメラを構えた横に、

勢いのある、

そして落ちてこないボールが吸い込まれていった。

落ちてこないのはバックスピンであり、

この打球の質は、

アレックス・ロドリゲスが全盛の時と重なって見えた。

私は特技のようなものがあり、

野球を見に行くと、

ボールを手にする運に恵まれている。

内外ほぼ全てのゲームでボールのお土産を得ているが、

昨夜も例外ではなかった。

インスタグラムで自慢ポストをする歓びプライスレス。

ちなみにこのチケットはstubhubという大手転売サイトで超格安で手に入れたもの。

どのくらい安いかというと、牛丼(並)にサラダを付けた程度の価格でありました。

観戦日は、

出発直前にキャッチサーフでミーティングがあったので、

主宰のジョージに

「これからメジャーリーグを見に行くんだよ」

そう教えると、

「そんな安い席ならグラウンドが点に見えるだろうから双眼鏡がいるだろうね」

とか、

「ニセモノの券かもしれないから入れないことも考えておかないと」

そうからかわれていたが、

真横に来たマイク・トラウトのホームランと、

マリナーズのライアン・ガートン45からボールを投げてもらったし、

グラウンドから5列目(E)のすばらしい席だったので、

週明けにジョージの驚く顔が見られることだろう。

今年のエンジェルスは成績が悪かったので、

チケット代が低落していた幸運もある。

球場内のビールが一杯15ドル(約1700円)とあり、

その値段に驚いてしまった。

空港よりも高いだろう。

日本の球場は同量程度で700円から750円なので、

メジャーリーグのビールは、日本の2.5倍と記憶しておこう。

昔はもっと安かったよな、と記録を見ると、

2001年は同量のビールが4.50ドル(約510円)だったので、

16年間で3.3倍以上も値上げしたのだと知ってびっくり。

最近アメリカの物価が高く感じる。

日本でランチをしても2000円という価格にはあまりならないが、

ミーティング等で外食ランチをすると、

軽く20ドル(約2260円)が飛んでいく。

トランプ(戦争)景気のあおりなのか、

世界の主要貨幣だからなのかはわからないけどとにかく高い。

https://www.zillow.com/discovery/san-clemente-ca/remodeled-rentals/?bv=sb

家賃もサンクレメンテでは、

アパート(またはコンドミニアム)なら2000ドル前後(約22.6万円)で、

家を借りるとなると、平均4000ドル(約45万円)にもなっている。

みんなどれほど給料をもらっているのかはわからないけど、

南カリフォルニアの沿岸で生活するのは大変なことですね。

Please hava super Sunday!!