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naki's blog

エウレカ完全版完成!_オーシャンズ、NALU、ターザン誌の編集部探訪編_コロナ前の銀座_(2018文字)

NATION The Connector 6’5″

Softsand South, North Hawaii

.

 

日本に戻り、

また明日から出発するのと、

原稿の締め切りがあるので、

そちらに集中している。

さてさて、

千葉に戻ると、

エボルブ前田くんがエンスーラボの秘密のプロジェクトであり、

サーフボードでは、

「発見・発明、そして革新的」という言葉をまとう

『Eureka(エウレカ、ユウレカ)』の完成版を持ってきてくれた。

これはファーストモデルなので、

各種のフィン、

そしてそれらの適切な位置をバリ波で検証していくのだ。

かなり込み入ったデザインで、

パネルとパネルの融合や、

その特異なる曲線デザインをまとめあげ、

完全なるサーフボードに仕立てた

天才前田博士に感謝の意をここで表します。

このエウレカへのフィンの候補は、

NAKISURFオリジナルのスモールとミニマル。

プラスティックのナブスター、

ツイン・キールと、

タイラー・ウォーレン・ツインなので、

完全セッティングは何になるのか、

常識を覆すのかどうなるのか?

ということに興奮しながら着目している。

これがシェイプ完成時の写真。

まだ完全にはお見せできないが、

私の培ったコネクションから長年かけて、

それぞれコールにお願いしたり(ファイヤーブレード)、

タイラーのドリーム、

NATION(ランボルギーニ)などがあり、

だが、

どうもシェイパーにこちらの意図が伝わらない、

または、

ガイジンにはこちらの熱意はそこまで伝わらないようで、

時間をかけてはもらえなかった、

情熱が伝わらなかった十数年だったが、

やはり前田博士とのディスカッションで意思疎通ができ、

彼は予想通りやってくれた。

Evolve Maeda Professor

and Eureka

at Enthusiast Laboratory

.

テイクオフでエントリーエリアを強く押し込めたり、

レイル水流の延長線を多面化した究極のフィッシュ。

これをシェイプした前田博士に敬意と拍手を。

帰国してすぐに上京し、

まずはカウアイ旅を提案&具現化してくださった編集長エベレスト氏と、

担当編集者のK氏と打ち合わせをした。

OCEANS、

24日発売号でこの旅のいろいろがあきらかになる。

どうぞお楽しみに!

表参道。

信号待ちをしているときにインスタグラムを開くと、

聖式カルちゃんが、

最近私たちのあいだで流行している

サバ手とタキビサインのハーフアンドハーフをしていて、

それがタキビシ(タキビ神)によってポストされていた。

一夜明けて、

NALU誌の殿堂入り編集長のテラさんこと寺内さんと、

ハスと薩摩揚げ弁当を食べながら打ち合わせ。

テラさんは、

大自然に囲まれながら編集研鑽されているのである。

今月もNALU誌の連載コラムをぜひ。

千葉から銀座まで出て、

歌舞伎座の裏のマガジンハウスに行った。

ここは出版界のメジャーリーグであり、

現在二刀流で大活躍中のショーへー・オータニとかぶる。

マガジンハウスは、

私が10代の頃からのバイブルPOPEYE誌だったり、

クウネル、

ブルータス、ターザン等々の銘タイトルの数々を生み出し、

いまだに輝きを放っている。

こちらが次世代の木滑さんことトロちゃん。

トロ松くんと編集のH氏、

M氏と一緒に打ち合わせをしました。

ターザン誌のサーフィン特集です。

発売は盛夏です。

どうぞお楽しみに〜!

さて銀座でランチということになった。

竹葉亭。

夏目漱石が、

『吾輩は猫である』内でこのお店のことを書き、

他にも泉鏡花、

林芙美子などの文学作品に登場するここを現代の文豪トロちゃんに紹介したかった。

鰻ではなく、

鯛茶漬けをいただいたが、

けれど、

10年ほど前にやってきたときのお米の輝きと味は失われ、

もしかしたら老舗としてやっていくには、

かなり揺らいでいる時期なのかもしれないと味から察してみた。

その倹約主義は地価なのか物価なのか、

はたまた思想なのか。

「何も変えない」

「何も変わらない」

という原則は途方もないほど大変で、

こんな老舗であってもついにぼやけてきているのだろう。

大陸からの多数の観光客をすり抜けながら、

ぐんぐんと変わっていく銀座を歩いていく。

これからコロナがやってきて閑散とするのだが、

まだその気配すらない。

当たり前か。

新橋駅にむかいつつ、

8丁目の創業100年の『月光荘』に行くと、

何も変わらないサービスと、

すばらしい画材の数々があり、

変わらないものがここにあることに安心した。

有楽町だか、

新橋あたりのガード下にヤマハ・パッソルがあり、

このバイクにとってこれまでの40年間はどうだったのだろうか?

そんなことを想ってiPhoneを向けた。

千葉に戻り、

小波エックスでクイックサーフし、

水温上昇を感じ、

さて今日の無事とバタバタをここに終えます。

すばらしい週末をお迎えください!

【トロちゃんについてのリンク】

都内でいろいろ_【再録】コードネーム「セブンティーン、セブンティーン」の怪物波を撮ること_(5003字)

Happy Surfing and Happy Lifestyles!!