こんばんは、
今日の朝はかなり冷え込みましたね。
今朝ウェットスーツに着替えていると、
なにやら「コツッ」「コツッ」
霙(みぞれ)が降ってきたではありませんか!!
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北風が多少身にしみましたが、
頭サイズの波を貸し切り、
それはもうマンライでした。
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昨日に引き続き本日もペルーシリーズになります。
今回ご紹介するのは、
天空の遺跡【マチュピチュ】です!!
マチュ・ピチュ(Machu Picchu)はペルーのウルバンバ谷に沿う高い山の尾根(標高約6,750ft=2,057m)に位置しているインカ帝国時代の遺跡です。
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「マチュ・ピチュ」はケチュア語で「老いた峰」を意味します。
山裾からはその存在を確認できず、しばしば「天空の遺跡」「空中都市」「空中の楼閣」「インカの失われた都市」などと呼ばれているのです。
この遺跡には3mずつ上がる段々畑が40段あり、
3,000段の階段でつながっています。
遺跡の面積は約13km2で、
石の建物の総数は約200戸存在しています。
熱帯山岳樹林帯の中央にあり、
植物は多様性に富んでいます。
未だに解明されていない多くの謎がある遺跡でもあり、
2007年7月、新・世界七不思議の一つに選ばれてます。
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この場所も以前ご紹介させて頂きました【鏡の世界】と同様に、
海からはかなり離れた場所にありましたが、
サーフボードを担いで行って参りました。
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マチュピチュには起点となる町から列車で行く方法が一般的です。
お金のないバックパッカーや冒険が好きな方は、
ローカルバスやコレクティーボ(乗り合いタクシー)、
最後は自分の足でマチュピチュを目指します。
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私は時間がなかったので優雅に列車を使わせていただきました。
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列車はマチュピチュのふもとの村に停車します、
村は日本の温泉街を連想させるつくりです。
(実際に温泉があります。)
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もちろんお土産屋さんもたくさんありましたよ。
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この村には「世界一おいしい」と、
日本人バックパッカーの間で噂されているチキンのお店があったので、
お訪ねしてきました。
世界中にある日本人宿などには情報ノートという物があり、
そこに立ち寄った旅人たちが貴重な情報を残していくノートの事です。
このお店の情報もノートでゲットしました。
このノートはありがたい物で、
おかげでたくさんのいい思い出ができました。
そしてこのチキン、
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世界一と聞かれると首をかしげてしまいますが、
なかなかの味でしたね。
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マチュピチュにはいくつかのビュースポットが存在するのですが、
中でも遺跡を一望できるワイナピチュという山の頂上が人気のスポット
なのです。
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この山に登る事ができるのは、
マチュピチュのゲートに到着した先着300人のみなのです。
私はマチュピチュのゲートまで行くバスに、
朝3時半から列に並んで100番目くらいでした。
早朝の外はかなり寒くてじっとしているのは辛かったですね。
早朝からマチュピチュのゲートはたくさん人で賑わっています。
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入場してまず目指すはワイナピチュの頂上です、
目の前に広がる遺跡に感動しながら山の上を目指します。
そして朝日が山の向こう側から少しずつ顔を出します。
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山の斜面は結構急なのでかなり足にきます。
こんな時にサーフィンしてて良かったと思いますね!
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登り始めて一時間半。
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ついに頂上に到着です。
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たしかに頂上からはマチュピチュの遺跡が一望できました!
それだけではなく周りの山々もすべて見渡すことができるのです。
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この場所まで辿り着いた人たちは、
各自でお気に入りの岩場をみつけて、
その上で思い思いの時間を過ごすのです。
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本を読んでみたり、
寝てみたり、
書き物をしてみたり、
ワインを飲んでみたり、
私はこの場所で音楽を聴きながら一時間半くらいじっとしてしまいました。
それだけ神秘的な場所なのです。
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遺跡の中にはこんなにカワイイ動物も住んでいます。
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こちらはアルパカかリャマです、
双方似ているので私には区別がつかないのです。
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標高2000メートル以上の場所にこんな遺跡があるなんて信じられません。
周りは切り立った山で囲まれていて、
本当に孤立している場所なのです。
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マチュピチュと2ヘッドレイバンTシャツ!!
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そして遺跡の芝生で昼寝したあとは、
ワイナピチュより高いマチュピチュ山に登りました。
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こちらは距離があるので登る人は少ないようです、
たしかに一度山登りした後にはかなりこたえる距離でした。
片道2時間かかりましたがなんとか頂上に到着することができました。
その場所は先ほど登ったワイナピチュ山をも、
上から見下ろす事ができました。
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頂上にいるのは私一人。
いつまででもそこにいられそうな広く素晴らしい景色。
聞こえてくる音はゆるやかな風でゆらめく雑草たちのざわめきだけ。
不思議な時間は流ゆっくりと流れて行きました。
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南米ペルー。
人、波、文化、
どれをとっても非常に奥が深い国です。
いつかまたあの場所へ・・・
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タカツグ
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