不安定とか、走らないとか、フィンが一本だから難しいと思われている方が多いですが、
実は、最高に楽しいのがシングルフィンです。
波と調和した時の一体感を、ダイレクトに感じる事の出来る一番シンプルなフィンシステム。
基礎からマスターしたい方には、シングルフィンがおすすめです。
NATION The Pink Champagne On Ice
乗るボード、乗る人、乗る波、それぞれ違いがあります。
ですので、「この板にはこのフィン」を使わなければいけない、といったような正解や決まり事はないと思います。
ただ、例えばクラシックな板には大き目のフィンが合うことや、パフォーマンス、マニューバー系の板には
小さく角度のあるフィンが合ったりと、ボードとフィンの相性、バランスを合わせることが大切だと思います。
基本的には、ボックスの前にフィンを付けると回転性がアップし、後ろだと直進性が増して、
伸びのあるゆったりとしたターンになります。
板が曲がりにくい、重い感覚の乗り味と感じている方は、フィンをボックスの前方向に移動させてみてください。
驚くほど柔らかい乗り味に変わります。
あとは、ボードに対してあまり大き過ぎないフィンをチョイスすることで
抵抗が少なく、やたらと速くなります。
ショートからミッドレングスまでのシングルフィンではこちらのガチャリフィンがおすすめ
ロングボード用に、CaptainFinも入荷しています。
CAPTAIN FIN ALEX KNOST “FLEX FIN” BLACK 10″
CAPTAIN FIN JEFF MCCALLUM “FLEX FIN” 9″
CAPTAIN FIN JOEL TUDOR “ORANGE FADE” 8.0
ベース
フィンのベース部分のワイド(幅)です。幅が広いと安定して、狭いと水の抵抗が少なくなるので回転性は上がります。
レイク
フィンの傾斜です。傾斜のきつい(フィンが寝てる)フィンはターンが伸び(ドライブし)て、レイクがないフィンはドライブ感はないですが、フィンを軸として小さい径で回転します。
高さ
フィンのサイズは高さで表記します。シングルフィンボードの場合、ボードの長さと同じインチのフィンを合わせるのが一般的です。
例)ボードが9’0″~9’6″までの長さ=フィンの高さが9″~9.5″ぐらいを目安とする
自分のボードに合ったフィンを選ぶ際には、持っているボードのテール形状を考慮することも重要です。
シングルフィンでワイドテールのロングボードなら、ボードに安定感を与える幅広で高さのあるフィンが必須で、
さらにノーズライディング時の安定感も求めるならフィンの先端部まで幅を残しているフィン形状がおすすめです。
また、テール形状によってターンの質が変わってくることも考慮しましょう。
一般的にはワイドスクエアのテールは、レールを寝かす事ができません。
それ以外のラウンドテール、スカッシュテールなどはレールを寝かすことができます。
レールを使って伸びるターンを「ドライブターン」と呼ぶのに対して、
テールを踏んでノーズを持ち上げてフィンを軸に回転させるターンを「ピボットターン」と言います。
ドライブターンにはレイクの強いフィンと相性が良く、ピボットターンにはレイクの無い四角い形状の
ピボットフィンと相性が良いです。
CAPTAIN FIN MITCH ABSHERE”CALI” 10″
CAPTAIN FIN TYLER WARREN”RED KALEIDOSCOPE” 10.0インチ
【おまけ】
アンディ・デイビスのかわいいクアッドフィンも入荷しました!
CAPTAIN FIN ANDY DAVIS “PINAPP ES” QUAD
おおにし
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