NAKISURFがお送りするサーフティップス・シリーズの第2弾。
今回は「トッププロにみる超一流のテイクオフ」
副題、サーフィンで一番大切なのはテイクオフなのです!の巻。
いろいろなサーファーのライディングを観察して、
上手いサーファーはみなテイクオフが超一流だと気付きました。
(ケリー大先生のムービーをのちほど)
まずテイクオフの基本は、
立つときにサーフボードがブレないこと。
トッププロのテイクオフは、
パドリングで得たスピードを落とすことなく、
低姿勢のまま素早く立ち上がっています。
(まるでネコのような俊敏さ)
ボードが走り出した後も、
顔の位置がブレないことで、
身体のバランスが安定しています。
▽前回のサーフティップで触れたバランス軸
https://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/74375
トッププロのテイクオフを集めたムービーを限定公開
NAISURF サーフ・ティップ シリーズ『テイクオフの動作』 from nakisurf on Vimeo.
どんな波、どんな位置でも、
テイクオフの動作は基本に忠実で、
それはまるで「武道の型」のようにさえ見えますね!
ー ケリー・スレーターのテイクオフを分析 ー
①まずは波に合わせて全力でより多くパドリングする。
②ボードが走り出した後に進行方向を見られる余裕を持つ。
(・・・くらいにパドリングで先行して加速させる)
③立つ瞬間に向けてパドリングでつけたスピードを失速させないようにボードを安定させる。
④波が切り立つ瞬間に素早く立つ。
(これこそ陸上トレーニングの成果が出ます)
⑤前足と後ろ足は(ボードに対して)バランスが良い位置に瞬時に置く。
(テイクオフ後の微調整も経験で出来るようになりますが、基本と応用が大切ですね)
⑥テイクオフした後も身体がぶれないように低姿勢で滑走動作に入っていく。
(上手いサーファーは波を読んで、一手先、二手先のターンを考えるようです)
ちなみにケリーのシグネチャーボードを借りたことがありますが、
あまりに細身で軽過ぎてテイクオフの瞬間からフラついてしまい、
とても難しいボードだと実感しました。(笑)
・・・それはさておき、
テイクオフが安定すると、
一連のマニューバーに良い流れができて、
ボトムターンやアクションへとスムーズな移行ができます。
どんなに高い山でもまずは第一歩から。
どんな滑走もまずはテイクオフから!!
ティップスの実感としては、
ケリーのようなテイクオフを毎回意識することで、
素早く安定したテイクオフが出来るようになり、
脱力姿勢でスムーズに滑走に入れるようになりました。
これによりマニューバー全体に安定感が生まれます。
サーフィンする前の晩などに、
テイクオフの反復練習をして、
自然に身体が動くように「型」を安定させると、
実際にとても効果的です!
(野球やテニスで言う「素振り」だと思います)
そして何よりも・・・、
安定したテイクオフが出来るようになると、
どんな波(掘れた波や速い波)でも滑走できるので、
自分のサーフィンに自信が持てるようになりますよ!!
それでは次回のサーフティップスもどうぞお楽しみに♪
【NAKISURFオススメモデル紹介】
ハイパフォーマンス系アクション重視のサーファーの方にオススメは、
COLE『ライトニングキッカー』
https://www.nakisurf.com/brand/cole/detail-lightningkicker.html
安定したテイクオフを目指して、より多くの波に乗りたい方は、
CANVAS『バターゾーン』
https://www.nakisurf.com/brand/canvas/detail-butterzone.html
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お世話になります。
この動画の曲名、アーティストを教えて頂けませんか?
相変わらずcoolな選曲にシビれてます。
宜しくお願いします!!
Fgさん
いつもありがとうございます!
さすがのミュージックチェックですね!!
Laura Veirsの「John Henry Lives」という曲です。
Laura Veirsは他の曲もよく、ブルージーでシビれますよ。
ぜひチェックしてみてくださいね♪
じゅんさん、
早速のお返事ありがとうございます。
映像はもちろんですが、選曲が毎度素晴らしい〜
スッキリ解決です!!(笑)
ありがとうございました。
Fgさん
ありがとうございます!!
Laura VeirsはFgさんの好きそうなナンバーも多いので、
ぜひiTunesをチェックしてみてくださいね〜♪
よろしくお願いします。