西高東低の冷たい西風が吹く毎日ですが、
みなさまサーフィンを楽しまれていますか?
冬だからこその楽しみ方ってありますよね。
ぼくの場合は、
最近すっかりハマっているシングルフィンのサーフィン。
トライフィン世代にサーフィンを始めたぼくにとって、
とてもシンプルなイメージがあるシングルフィンのサーフボードは、
波のコンディションに限らず緩いイメージがあって、
冬を楽しむ選択肢のひとつとなっています。
もちろん一年じゅう使っているのですが、
なぜか冬はその良さをさらに実感できる気がするのです。
いま一番気になっているモデルがTyler Warren Shapes『Tracker』。
Tyler Warrenがシェイプするリミテッドシングルフィンですから、
性能だけでなくコレクターズ精神も刺激されてしまいます。
https://www.nakisurf.com/brand/tylerwarren/tracker/
シングルフィンボードの良さとは?
今回はぼくが所有するレトロシングルフィンに乗って、
シングルフィン全般の良さをレポートしたいと思います。
(一連のシークエンス写真を自分なりに分析してみました)
まず第一に感じるのは、
「速さ」と「浮遊感」です。
シングルフィンを活かすアウトラインは、
浮力を生み、テイクオフ速度にも余裕が生まれます。
またフワリと浮くような独特の浮遊感がたまりません。
サーフィンを楽しむ上で浮遊感は大事な要素なのだと、
シングルフィンに乗るたびに感じられるのです。
つづいて、
ターンは流れるようなフロウ感を感じます。
フィンの大きさによっては、
このフロウ感を強くしたり(フィンを小さくする)、
またはタイトにしたり(フィンを大きくする)、
そんな楽しみ方もありますね。
「日頃の疲労感をふきとばすフロウ感」、
なんていう緩いダジャレも”披露“してみます。
※寒いダジャレでみなさまのお体が冷えませんように。
また波に合わせたライン取りが重要になるので、
しっかりボトムに下りる波なのか、
オープンフェイスまでハイラインを選ぶのか、
そういった決断をして滑走するという、
基本を学ぶための要素がレトロシングルフィンにはあると思います。
(波に逆らうラインを選ぶと失速感を味わう)
力強くプッシュするサーフィンではなくて、
波のパワーをしっかり感じられるように乗ると、
スムーズで気持ち良いグライドが出来るので、
「脱力して乗る」という滑走スタイルの虜になりますよ。
シングルフィンの名手ラスタは、
シングルフィンサーフィンについてこう語ります。
「あらゆるサーフボードを試すけど、
クリーンなフィーリングが欲しい時はシングルフィンを選ぶ。
シングルフィンのレールから生み出されるスプレーは、
本当にクリーンでキレがあるんだ。
ポイントブレイクにも最適だね。
大きなオープンフェイスの波に、
シングルフィンで描く長い軌道は本当に美しい。
深く大きなターンを描けるから、
身体のバランスをしっかり把握できるのもいい」
(Blue.誌 No.22号から抜粋)
サーフボードのデザインが豊富な時代ですが、
みなさんもシングルフィンボードで、
シンプルなラインを描く楽しみをご享受してはいかがでしょうか。
NAKISURFではTyler WarrenのTracker(トラッカー)、
そしてデビュー間近のCANVAS『FLOW(フロウ)』が、
最新デザインのシングルフィンとしてラインナップします。
どちらもオーダー、お問い合わせ受付中です!!
https://www.nakisurf.com/brand/tylerwarren/tracker/
寒い冬もどうぞ楽しく波乗りを続けてくださいね!!
(じゅん)
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