本日のブログは、
ひさびさとなるナキサーフ座談会をお届けします。
カリフォルニアや日本だけでなく世界中で愛されているCANVASボードの魅力。
そこにはどんなヒミツが隠されているのか!?
カリフォルニアを知り尽くす男NAKIとの対談編です。
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CANVASボードの魅力に迫る!!
スタッフ:
今日はCANVASボードの魅力についてお聞きしたいと思っています。
まずはカリフォルニア現地での人気はどうですか?
NAKI:
いまやCANVASはカリフォルニアや日本だけでなく、
世界中でもユーザーが増え続けるブランドに育っているね。
それは現代のサーフカルチャー抜きでは語れないと思ってるよ。
スタッフ:
カリフォルニアではオルタナボードが主流になっているようですが、
NAKIさんが好むのはどのようなスタイルですか?
NAKI:
まずは最近ブログでも取り上げている「フィンレスサーフィング」。
(※フィンレス=フィンを取り付けないボード)
カリフォルニアでも感度の高いサーファーの間では、
フィンレスに注目しているサーファーが増えてきています。
バリー・マッギーやスコッティ・ストプニック、
ウナクネ総帥のアレックス・ノストなどが代表格だね。
先日来日したD師範ことシェーン・ドリアンも興味を示すほど。
世界が注目するフィンレスサーフィングとは?
スタッフ:
なるほど。
つねにWCT第一線で活躍し続けて、
今はビッグウェーバーとして脚光をあびるシェーン・ドリアン。
その彼がフィンレスに興味を持つのはワケがありそうですね。
では、フィンレスボードに乗るワケとは?
NAKI:
ひとことで言えば「フィールドの拡張」。
波乗りのフィールドを拡張させてくれるということ。
スタッフ:
ムムム!フィールドの拡張!?
そこを詳しく教えていただけますか?
NAKI:
まずサンオノフレの波質について話すと、
基本的には厚くてブレイクしにくい波が多く、
波壁が立ったカールや飛び出すリップ等のセクションが少ない波なんだ。
そういう縦の動きのサーフィングができない波質が多い。
(※縦の動きのサーフィング=バーティカルアクションと言われるサーフィング)
そういう波にフィンレスボードはとても有効で、
波のトップに上がらずにダウンザラインだけでも楽しめるし、
くるくる回ったり、レイルを入れてボードコントロールしたり、
フィンのあるボードではできない楽しみ方で遊べるんだ。
日本に来ていつも感じるのは、
サンオノフレ同様に厚い波の日が多いということ。
特にパワーのない小さな波でもフィンレスなら楽しめる。
だから千葉でも湘南でもフィンレスの有効性を感じて、
もちろんブログでも、友人たちにもオススメしています。
フィンレスサーフィングで分かったのは、
ボードはフラフラと不規則に動いてしまうので、
その回転を抑えることで体幹やバランストレーニングにもなる。
実際にフィンのあるボードに乗った時には、
驚くほどにしっかりとサーフィングできる自分がいるわけ。
先日の伊豆トリップで出会った大きな波でも、
すべてが思い通りにボードコントロールできることに気づいた。
フィンレスはいわばドラゴンボールでいうカリン塔修行で、
カリン塔を登ってカリン様に鍛錬された悟空の気分。
気づいたらアレレ〜と強くなってる(笑)
いざフィンを付けたら羽根が生えたようにターンができる。
スタッフ:
それはわかりやすい例えですね!
しかしながら週1〜2回しか海に行けないサーファーは、
フィンレスよりも普通のボードに乗ってアクションしたい方も多く、
カリン塔に登るには時間が足りないかもしれませんね(笑)
NAKI:
そう、ここからが本題なのです。
わたしのように毎日入れるサーファーは、
小さな波はフィンレス、本番波では普通のボードと使い分ける。
だけど多くのサーファーは週に1〜2回が限度だと思う。
そういう方にとってCANVASボードは最良の選択になります。
まさに「フィールドの拡張」となれるボードが揃っている。
CANVASボードは乗り手のフィールドを広げる
スタッフ:
CANVASボードの主なラインナップは、オルタナ系と言えますね。
そのデザインに人気のヒミツがあるということでしょうか?
NAKI:
もともとCANVASというブランドは、
「ライディング・プレジャー」というテーマがある。
ノーズライドマスターのクリスチャン・ワックがプロデュースし、
博識シェイパーのライアン・イングルがシェイプするという、
完璧といえる布陣でスタートをきったブランド。
その二人が生み出したライディング・プレジャーとは、
「ユーザー(乗り手)が”滑走する喜び”を感じられること」なんだ。
すべてのCANVASボードに当てはまるのは、
誰もが楽しめる性能と乗りやすさを兼ね備えているということ。
スタッフ:
確かにCANVASのユーザーは、
波乗りを始めたばかりのビギナーの方から、
あらゆる波を乗りこなすエキスパートまで幅広いですね。
ぼくたちスタッフもCANVASボードの出番はとても多いです。
NAKI:
今回、日本にロングステイして思ったんだけど、
千葉も湘南もショルダーがパキッと張った波が少ないよね。
CANVASのデザインはそういう波にとても強い。
だから自然とCANVASボードの出番が増えるんだと思うよ。
速さと回転性を持つシモンズ系デザインのバターゾーン。
それを進化させて、よりクイックな動きができるレースカー。
今はミッドレングスというカテゴリーも出来上がったけど、
CANVASはいち早くそこに目をつけて、
ミニノーズライダーやサンオノフリーを発売してるね。
当時はミッドレングスという言葉が定着していなくて、
「ミニロング」なんていうカテゴリーを作っていたけど(笑)
スタッフ:
言われてみればそうですね。
CANVASボードは総じて「乗りやすい」ということがあります。
それは初心者からエキスパートまで大切なことで、
厚い波でもスピードを維持できて、
ボードコントロールがしやすいというのは、
パワーのない小波でも、もちろん波がある日でも、
あらゆるコンディションで楽しめるということですからね。
NAKI:
それがサーファーにとっての「フィールドの拡張」に繋がるんだよ。
CANVASボードはどのような波でも性能を発揮しやすく、
乗り手の楽しみ方を拡張し続けてくれる。
厚くて割れにくいセクションでもスピードを維持して、
次のセクションへと繋いでいくには、
サーフボードの性能というものも必要になってくる。
アクションの自在さを与えてくれるサーフボード。
乗り手にとってライディング・プレジャー以外の何物ではないはず。
それがCANVASが世界中で愛されている一番の理由でしょう。
スタッフ:
そういうことだったんですね!
CANVASのユーザーがいつもニコニコしながら波乗りするのは、
そのライディング・プレジャーを感じているからに他ならない。
さすがクリスチャン・ワックとライアン・イングルやぁ〜!
今回は多岐にわたるお話ありがとうございました。
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