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タグ別アーカイブ: COLE

2009年07月30日(木)

BD2が見せてくれた世界

こんばんは、ゆーすけです。

先週末は波が上がりましたね!

きっと先週末は「俺のアタシの波乗り日記」で

mixiやブログで盛り上がったことと思います。

今日は僕も久々にサーフィンのことを書こうと思います。

*************************

最近、膝波腰波といった小波でも波乗りが楽しい。

波乗りできるだけで幸せ、そして楽しいことは間違いないのだが、

細身のショートボードで膝波をしこしこ必死こいてやっていると

どうしても切なく虚しく、そして儚くなることはある。

それもまた波乗りの一つのエッセンスではあると思って

受け入れているつもりではいるけれど、

ネガティブにとってしまう自分の本心もまた真なりなわけで。

先週末に波が上がるまでは小波の日々がずっと続いていて、

やっとこさ海に行ける時間ができても波情報には冴えない文字列が立ち並び、

海に辿り着けば、力弱く小振りな波が静かな波音ともに朽ちていた。

こんな光景は、きっといつもの自分ならげんなりしていたことだろうけど、

このボードに乗りはじめてから、そんなネガティブな気持ちが

ポジティブなものに明確に変わった。

波がいくら小さくとも、「BD2があれば平気でしょ」と。

そんなわけで、前回ショートインプレッションを書いてからというもの、

あらゆるコンディションで乗り続けてきたBD2ポリエスター。

サイズは 4′10″ x20″x2-1/2″ と極めて短い。

しゃもじやヘラを大きくしたかのような不思議なアウトライン。

BD3 5’0″よりもさらに5cm程度短いそれは、

それはそれは歩いているだけでも目立つようで、

先日お気に入りのブレイクでサーフして上がってきたときには

ビーチにいたサーファーに

「それって長さどれくらいなんですか?」

「いやぁ、4’10″しかないんですよ」

「4’10″ですか!!!でも普通に乗れちゃうものなんですね〜」

なんて声をかけられたりもした。

ビーチから見ていてもはっきりと分かるボードの短さ。

圧倒的な存在感がBD2にはあるんだろうな。

COLEではバットフィッシュが直系モデルとして存在し、

そのアウトラインを縦にぎゅっと凝縮したのがこのBD2、そしてBD3。

ノーズエリアからたっぷりとボリュームを確保し、

センターからテイルにかけてぐっと絞り込んだアウトライン。

テイル形状はかなりワイドなダイヤモンドテイル。

一見すると、しっかり踏み込めるか不安になるほどのワイドがあるものの、

厚みをそぎ落としてシャープなレイルとしてあり、

そのワイドなテイルは慣れてしまえばむしろ、踏み応えがわかりやすく、

小波でも波のパワーを存分に引き出しやすくなっているので、

多少乱暴にでも思いっきり全力で踏み込んでいけるのが特徴だ。

この日は、普段は足を運ぶことがないサーフブレイクなものの、

先日偶然の出逢いがあった場所へと足を伸ばした。

このブレイクは、先日偶然にも、原宿ショールームのお客様に2組もお会いした場所だ。

原宿ショールームでピックアップしてくれたAVISO NEW TOY5’5″で

膝腰の小波を美しく無駄のないターンで切り刻むグッドサーファーさま、

そして、グラスホッパーを購入検討して頂いている43歳のにっこにこのグッドサーファーのWさんに

バッタリとお会いした場所だ。

そんな偶然に世間の狭さを感じつつも、そこでお会いできた偶然、

そして、原宿ショールームで仕事をしていたからこそ出逢うことができた偶然に嬉しくなり、

波乗り、そして人生における偶然(必然?)を満喫した1日となりました。

そんな喜びを感じたブレイクに、今度は我が家の妊婦、そして友人2人と出向いてきた。

連日吹き続けていた南風で水温は非常に冷たく、朝はフルスーツで入ったものの、

日中はドピーカンで30℃オーバーとなり、2ラウンド目には旧作2ヘッドイーグルTを着てサーフウォッシュ。


↑ 腰波でテイクオフからカットバックへ。

ワタクシゆーすけのスペックは、172cm 70kg。

BD2のサイズは 4′10″ x20″x2-1/2″

BD2はたるいセクションもスイスイ抜けていけるし、

ちょいとでも掘れるセクションで一気にスピードをつけてしまえば

そのままスピードをロスすることなく突っ走ってくれる。

緩慢な斜面も切り立った斜面も、風で乱れた凸凹な斜面も、

オイルを滑らかに敷き詰めたような美しい水面でも、

BD2はぐいぐいと頭(ノーズ)で引っ張るように突っ走る。

ポリエスターならではの乗り馴れた感覚も僕にはしっくりくるようで、

慣れてしまえば4’10″という極端な短さも全くもって違和感がない。

これまで短いボードは5’10″まで乗って来なかった10余年の波乗り人生をして、

全く持って違和感がない。

むしろ、ボードが長くあるべき理由は何なんだろうとさえ考えさせられるほど、

自分の中にあるサーフボードの概念を根底から覆された気がする。

なんてぐじゃぐじゃ書いているとまどろっこしいしまわりくどいけど、

とにかくこのボード、本当に良く走って、慣れてしまえばバシバシ当て込めるし、

とにもかくにも、自分の10余年の波乗り人生の中でもブッチギリ(?)に楽しいボードです。

もちろん、人それぞれ波乗りに求めるものは違うと思う。

最高の波もまた、人それぞれの物差しによって決まるものだから、

一概に何が一番とは言えない。

けれど、小波でこれだけよくよく走って、板も良く動いてくれれば、

今までだったら目を閉じたくなるような小波コンディションでも、

喜び勇んで海に入れるようになるんだと、つくづく思い知らせれた。

んで、これだけ”小波小波”と書いてしまうと、

“じゃあサイズがある波ではどうなんだ?”って話になると思うけれど、

この週末には肩〜頭サイズのこんな波↑ で初めてBD2を走らせ、

その圧倒的なスピードに感服させられた。

サイズがある波でのBD2の俊足ぶりは、いつもはつかまりがちなセクションをも

涼しい顔してあっという間に視界の彼方へ押しやっていく。

そんだけ言える程、とにかく速い。

波のパワーが増す分、際どいセクションで当て込んだりすると、

返した後のボードの反発が強すぎて吹っ飛ばされそうにもなるし、

意図せずテイルが抜ける(といようり弾かれて飛び出る)こともあるけれど、

それをコントロールしながら楽しむ超速の世界はもう、

手に汗にぎりながら自分の限界に挑戦する新たなる領域、新たなるチャレンジでしかない。

むしろ、自分の最高のサーフィングを表現できるのはこのボードしかあり得ないのではないか? と、

そこまで本気で思わされているBD2ポリエスター。

AVISOならではの独特の浮遊感、そしてボード自体の軽さが直結する俊敏なるコントロール性も最高だけど、

慣れ親しんだポリエスターならではのスムースな滑り出し、途切れることのなく紡がれる滑走感もまた、

BDシリーズの深い味わいをより濃密にしてくれるように思う。

AVISO BD3もめっちゃほしいけれど、同サイズでラインナップしているポリエスター製BD3や

ハイブリッド製BD3、はたまたBD2もめっちゃ気になる今日この頃です。

.

そんなけで、先日膝〜腰波でサーフしていたときに

我が家の妊婦が動画撮影してくれたので、お粗末ながら動画を載せてみます。

原宿ショールームゆうすけのお粗末ライド with サーフウォッシュをぜひ〜(笑)


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2009年06月18日(木)

これぞFIREBLADE=Area51の真骨頂

ユースケです、おはようございます。

スタッフブログの連載企画「コールのモデルをあえて数値で評価!」シリーズ、

きっとみなさまご存知のことかと思いますが、

購入検討モデルを客観的に判断、比較するには、とても参考になると思います。

ショールームで良くお聞きするのが、

「グラスホッパーとファイヤーブレードどちらにするべきか?」というお悩みですが、

そんなお悩みも、↓ のように同じ基準・項目で10段階評価しているので、

ボードのキャラクターを数値で判断することが出来ます。

(※あくまでCOLEの主観と感覚に基づく数値ですので、参考値という意味でご利用ください)

GRASSHOPPER

<シェイプデザインの特徴を、それぞれ10段階で数値化>

◆レイル  (フルボキシーを10、フルテーパーを0とした場合)

◆ノーズロッカー 3.5 (強を10、弱を0とした場合)

◆テイルロッカー  (強を10、弱を0とした場合)

◆ノーズ幅 6.5 (幅広を10、幅狭を0とした場合)

◆テイル幅 7.5 (幅広を10、幅狭を0とした場合)

◆ノーズボリューム 7.5 (ボリュームありを10、ボリュームなしを0とした場合)

◆テイルボリューム (ボリュームありを10、ボリュームなしを0とした場合)

—————————————
<動きの評価を、それぞれ10段階で数値化>

◆アクション性  (リップやトップアクションの鋭さ)

◆ドライブ or ルース  (ホールド感&ドライブ感ありを10、よりルースな感覚を0とした場合)

◆回転性 8.5 (小さな半径での回転性)

◆機敏性 8.5 (動きのクイックさ、反応のよさ)

◆加速性 8.5 (テイクオフからのスピードのつけやすさ)

◆トップスピード  (最高速度)

◆パドル&テイクオフ  (パドル&テイクオフが有利を10、その逆を0とした場合)

FIREBLADE

<シェイプデザインの特徴を、それぞれ10段階で数値化>

◆レイル  (フルボキシーを10、フルテーパーを0とした場合)

◆ノーズロッカー 2.5 (強を10、弱を0とした場合)

◆テイルロッカー  (強を10、弱を0とした場合)

◆ノーズ幅 7.5 (幅広を10、幅狭を0とした場合)

◆テイル幅  (幅広を10、幅狭を0とした場合)

◆ノーズボリューム  (ボリュームありを10、ボリュームなしを0とした場合)

◆テイルボリューム 5.5 (ボリュームありを10、ボリュームなしを0とした場合)

—————————————
<動きの評価を、それぞれ10段階で数値化>

◆アクション性  (リップやトップアクションの鋭さ)

◆ドライブ or ルース 7.5 (ホールド感&ドライブ感ありを10、よりルースな感覚を0とした場合)

◆回転性  (小さな半径での回転性)

◆機敏性  (動きのクイックさ、反応のよさ)

◆加速性  (テイクオフからのスピードのつけやすさ)

◆トップスピード 7.5 (最高速度)

◆パドル&テイクオフ  (パドル&テイクオフが有利を10、その逆を0とした場合)

—————————————

こうして数値を見比べてみると、

ドライブ性/回転性/機敏性/トップスピード、

そのあたりがボード選びの基準となりそうですね。

ちなみに、FIREBLADEは先頃、5’5″、5’8″、6’2″の3サイズを

ショールームで展示・販売していたのですが、

ここ最近でどどどっと全て出て行ってしまいました。

注目度の高さの現れなのでしょうか。

と、FIREBLADEに想いを巡らせていたら、

実はまだブログでお披露目してないFIREBLADEがあることを思い出しました。

それは、ハンティントンのビッグエアリアリストでる

ライアン・カールソンが使用していたUSEDのFIREBLADEです。

ボードの写真を撮り忘れていたのですが、youtubeで彼のことを調べていたら、

なんと! 全く同じボードに乗っているライディング動画がありました!

↓ ※音楽が激し目なので、ボリュームチェックしてから再生してください。

ライアン・カールソン、恐るべしですね。

相当身軽に飛んでまわっておりますが、彼の身長&体重はなんと約190cmの90kg。

それだけ大きな体のライアンが海でこれだけ暴れていたら

とんでもない迫力なのは間違いないでしょうね。

スプレーでもかけられようものなら、度を越して痛そうです。笑

このFIREBLADE(あちらではArea 51というモデル名)、

実物は6’1″でボリューム感たっぷりなボードなんです。

それをまるでスケートボードのようにかる〜く飛んでまわしちゃうなんて、

実際のボードのボリューム感がわかるだけに、とてもじゃないけど信じられません。

信じられません、が、ライアンのこんな過激なライディングを可能にしているのは、

FIREBLADEの抜群のスピード&鋭い斬れ味があってこそでもあります。

ファーストターンから一気に加速してバレルを突き抜けるスピード、

先から崩れてくるスープでテイルを大きく跳ね上げて超滑空するブースト感、

ど派手なスプレーをまき散らす豪快なスラッシュも軽くこなしちゃう抜群の斬れ味。

それらの性能を余すことなく引き出せば、こんなライディングも可能になっちゃうわけですね。

FIREBLADEの乗り味が想像つかず、手をこまねいていたみなさま。

FIREBLADEがもたらす波乗りの世界は、ライアンが証明してくれています。

FIREBLADEの抜群のスピードと鋭い斬れ味があれば、

美しいフェイスの美波に想い通りのトラックを切り刻むことも、

そして、スランプ中な方の”次なるステップへの壁”を切り開くこともできるかもしれません。

現在、ストックボードリストでは5’6″と6’2″を1本ずつ確保しておりますので、

気になる方はぜひお問い合わせを!

お問い合わせ、ご注文はショップメールまでお願い致します。

また、↑ のライアンのUSEDボードも格安で販売いたしますので、

ご興味ある方はショールームまでお問い合わせくださいね!

@NAKISURF SHOWROOM 原宿

〒150-0001 渋谷区神宮前3-20-3
TEL:03-5772-2044
OPEN:11:30〜CLOSE:20:30
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2009年05月03日(日)

5/3(日)のショールーム_ライアン・カールソンのBAT FISHを展示中

ハンティントンのビッグエアリアリストといえば、

スタッフブログでもおなじみのライアン・カールソン。

190cm近くの長身から繰り出されるビッグエアは迫力満点ですが、

そんなライアンが使用していたバットフィッシュを現在ショールームで展示中です。

@バットフィッシュモデル解説

バットフィッシュは、ご覧の通りラウンドノーズ系でブレットフィッシュの亜種。
4フィンなのにクアッドの文字はひとつもなく、「バットフィッシュ」という単語だけ。
ミディアム(ロー・ボキシー)レイル、少ないエントリーロッカー、
テイルキック少々、そしてバットテイル。
これはダイアモンドテイルから組み替えられたコ ンセプトスタイルで、
テイルアウトラインをばっさり1インチ短くした。早く速く、鋭く、
そして軽いスケーティング、エア、カービングという全ての要望に応 えられるデザインだ。
ただし水の量の多い大波には向かないのでご注意を。身長より少し短めでどうぞ。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

ふくよかなアウトラインながら、ライアンのライディングを見てもらえばわかる通り

スピード性&回転性に優れ、ビッグエアまでこなせてしまうバットフィッシュ。

波の上で飛んで回って暴れ回りたい、そんな貴方にオススメの1本です。

ライアンくらいの暴れん坊が乗るとボードの凹みもハンパじゃないですか、

それでもライアンを支えてきたこのバットフィッシュを、

ぜひショールームでご覧になってくださいね!

こちらのボードを手にした瞬間、

貴方の頭の中では妄想エアリアルの世界がスタートするでしょう。

@NAKISURF SHOWROOM 原宿

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2009年04月22日(水)

銘刀FIREFLY×HPSの二刀流で、サザン茨城で久々の波乗り

あぁ海行きたいなぁ、飲みに行きたいなぁ、なんて思いがちな週半ば水曜日、

皆様いかがお過ごしでしょうか?

ワタクシは昨日、2週間ぶりに波乗りへ行ってまいりました。

そんなわけで、本日ブログは波乗り日記とさせて頂きます。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++

前回に波乗り日記を書いたのは、AVISO BD3 5’0″のインプレッションを書いた時になるのか。

ブログは一つの記録。このショールームブログは長いこと書き続けてきたように感じるけど、

過去の記事を振り返ってみると、今日がちょうどスタートから1ヶ月。

振り返るなんて言葉を使うのが烏滸がましいほど僅かな時間しかすぎていないことに気がついた。

(おこがましい=烏滸がましい と書くんですね、漢字変換して初めて知りました。。。笑)

前回波乗り日記を書いた日、愛車の運転席に座り込み、イグニッションを回したときには

5:55という時刻がメーターパネル内の時計に刻まれていた。

ほんで今回はというと、愛車の総走行距離が移動中に55555という記念すべき数値を迎えた。

こりゃ果たして、幸先いいのか悪いのか。

本州に覆い被さるように低気圧が東進し

暗く重い雲が強い雨と南風を引き連れてにわかに忍び寄る中、

ティーンネージャーの頃から共に波乗りを楽しんで来た腐れ縁であり

介護福祉業管理職 兼 麦酒多飲道名誉師範代である友人とともに

ネズミランドの町からサザン茨城へと車を走らせた。

愛車のラゲッジにはCOLEのボードが2枚。

1枚は俺が愛用するCOLE HPS

そしてもう1枚はCOLE FIREFLY

ボードの上で鳴きもせず飛びもせず、静かに佇むFLYロゴ。

しかしその実態は、”鳴かず飛ばず”の540度側を猛進する、

クァッドの総本山としてその名を馳せるCOLEの名作中の名作である。

このFIREFLYは、先々週末あたりにショールームへ行ったときに

何のアナウンスもなくボードラック周辺に置いてあったボード。

「あれ?こんなボードあったけなぁ?」なんて自分の記憶をたぐりながら

やはりどうにも思い出せずにいると、先週末FLEXLITE FIREFLYとともに

名車スターレットで現れたD大先輩が全ての謎を解き明かしてくれた。

「あぁ、このFIREFLYはさぁ、FLEXLITEの板質(=人質)で置いていったんだよね、へへー。

FIREFLY乗ってみたかったでしょ?」と、DDGの三浦さんが持って来てくれたボードでした。

元祖クァッドとの呼び声高き、COLEの手になる銘刀FIREFLY。
クァッドフィンとバットマンテイルが強烈な個性を放つ。

レイルサイドにはグラブコンケイブがデザインされる。
ノーズエリアにはD大先輩による最新ステッカーチューンが、

そして、ボトム面はにこんな感じでステッカーチューンが施される。
「これって一昔前の貼り方かなぁ?」と三浦さん。
トム・カレンのステッカーチューンを彷彿させるバランスですね。
俺的な意見としては、クラシカルなデザインで素敵だと思いました。

さて、そんな大先輩から拝借した銘刀と10余年来の腐れ縁を車に載せてサザン茨城を目指し、

生い茂る緑を越えて小高い丘へを駆け上がると、

腹〜胸サイズのコンパクト&クリーンな波が目の前に広がった。

一波三人の図。ラインナップ上には10人程度が。

そんなわけで、いそいそと着替えて海へと向かう。

左:FIREFLY 5’8″x19x2-1/8″、ポリエスター仕様、クァッドフィン。
右:HPS 6’0″x18-1/2″x2-1/4″、ポリエスター仕様、トライフィン。

この時は友人がHPSを、俺がFIREFLYを乗るというCOLE2トップ編成でラインナップへ。

さて、今回が初めてとなったFIREFLY試乗。今回乗ったサイズは上記の通り。

なお試乗したワタクシのスペックは、身長172cm、体重70kg前後。

■FIREFLYのインプレッション

さて、普段乗っているHPSに比べて、長さで2″、幅1/2″、厚さ1/8″抑え込まれたFIREFLY。

パドルは若干HPSに劣るものの、勝るとも劣らないといった程度のもの。

テイクオフの滑り出しもほぼ同等だった。

FIREFLYならではの特徴を挙げるとすれば、

波へ吸い付くようなホールド感と、ずば抜けたスピード感、

そして超クィックな回転性能といえるだろう。

際どいポジションからテイクオフしてそのまま斜めに進む際にも、

クァッドフィンがハイラインから波をしっかり掴み、甘美なセクションを一気に駆け抜ける。

その、波のショルダーに張り付くようなピッタリとした吸い付き感、

それを活かして波の上下をフルに活用した際のスピード感は、

”斜面を駆け抜ける喜び”を存分に満喫させてくれる楽しさに満ち溢れていた。

そこに、クァッドフィンならではのクィック&スムースな回転性能を加えれば、

フルスピードからの特大スナップもこなせてしまう。

また、引っかかり感のないスムースな回転性、そして小さな弧でのターンも無理なくこなせる回転性は、

今まで2発のリッピングを入れていたセクションで、3発入れられるようなクィックさも持ち合わせている。

ただし、必要以上に回転、またはボードが動きすぎてしまう部分があるので、

しっかりと正しいボードコントロールを意識せずに力任せにコントロールしてしまうと、

“峠の走り屋”よろしく、ドリフトしまくってしまう一面も持ち合わせている。

そのちょっとした難しさをFIREFLYならではの癖として受け入れ、

それをコントロールし尽くして真価を引き出すという部分に、

この銘刀を所有する悦、または手練れとしての技量とプライドを感じることができるともいえる。

なーんて書いちゃうと、まるで取り扱いの難しいボードのように感じてしまうが、

スッキリ軽いターンのフィーリングは初〜中級者にでも受け入れやすいものでもある。

「クァッドフィンにも興味があるけどまだ試したことがない」

なんて方にもおすすめできる、懐の深さも持ち合わせているといえるだろう。

と、初めてのFIREFLYの加速感ですっかりUP & DOWNの楽しさを再認識し、

猿の一つ覚えのようにひたすら波をしごきまくっている俺の横では、

友人がHPSでズバズバと波を切り裂いている。

「あれー?あいつあんなにキレたリッピングしてたっけなぁ?」なんて思わされるほど

いつもとリッピングの返しの速さが違う。

彼は俺と身長&体重&サーフィンレベルと、どれをとっても俺とほぼ同等なのだが、

そんなヤツにHPSの感想を聞いてみると、

  • テイクオフ時の滑り出しからのスピード感が速くて、置いていかれそうになってつんのめるほど。
  • 際どいセクションで当てた際などの返しがとても軽く、その返しを擬音語で例えるなら”スパシッ”。
  • リッピングの後の体勢を整えるのが楽で、より一層攻めたライディングができるようになる。

という3点が特徴的だったという。

個人的にHPSをここ1年ちょっと乗り続けて来たけれど、

クリーンなフェイスである程度サイズがある波で見せる斬れ味の鋭さは

これまで乗って来たサーフボードで味わうことができなかった性能だ。

切り立ったパワフルなセクションでも斬れ味が鋭く、でもホールド感&ドライブ感はしっかり。

だから、思い切りボードをしごいてトップスピードに入った際、

少しの不安もなく体全てをボードに預けてボトムターンに入ることができる。

そこからのトップでの爆発力と斬れ味の鋭さは、蹴り込んだ右足からひしひしと喜びを感じるほど。

HPSの魅力は、そんなトライフィンモデルの粋をありありと感じさせてくれるのところなんだと思う。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++

そんなわけで、人の少なめなラインナップで終止そこそこクリーンな波で

COLEが誇る銘刀2本で友人2号とひたすら波に乗りまくり、

気付けば5時間近くも波乗りしていた平日のとある休日。

久々に心身ともに満たされたサーフセッションとなりました。

三浦さん、FIREFLYごちそうさまでした!


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2009年04月19日(日)

19日(日)のショールーム_真木勇人プロUSED COLE HPS

連日のいい天気です。

昨日今日と代々木公園でアースデイが開催されているようで、

その影響なのか、原宿や表参道との駅周辺には沢山の人が集まっています。

ショールーム周辺もいつものように、お買い物を楽しむ方々が訪れています。

そして、本日ショールームではミチさんさんによるまつ毛エクステが開催されています。

さてさて、今朝は真木勇人プロUSEDモデルの一つ、

BESSELLのKISSING FISHがショールームから飛び立って行きました。

こちらのモデルはまだブログでもご紹介していなかったモデルなのですが、

以前ご来店頂いたこちらのお客様が

”あのボードは何ですか?”と

ビビビーっと一目惚れされまして、

幾度かショールームでお品定め頂いた後、本日お買い上げと相成りました。

本日はこのまま千葉の海へと向かうとのことでした。

ぜひ美しい波で泳がせてあげてくださいね〜!!

さてさて、本日は、現在ショールームで販売中のボードをご紹介します。

本日ご紹介するのはこちら!

真木勇人プロUSEDのCOLE HPSです。

COLEが放つハイパフォーマンスモデル、HPS。

卓越した加速性能に加え、コールならではの洗練された

レイル&ロッカーの巧みな組み合わせで、抜群の回転性を見せてくれます。

美しい波の壁を鋭く斬り刻みたいという剣豪におすすめしたい1本です。

真木勇人プロがオーダーしたスワロウテイルも、鋭いターンに貢献します。

@COLE HPS(ポリエスターフォーム)

・サイズ:6′0″x18-1/2″x2-1/4″
・テイル:スワロウ
・フィンシステム:FCS 3プラグ
・コンディション:フィンプラグ近くのレイル上にリペア痕があります。

こちらの通常販売価格は、$730+送料=93,000円 前後となりますが、

コンディションをふまえまして、47,500円で販売しております。

ぜひこの機会に、HPSが見せる鋭い斬れ味を堪能してみてはいかがでしょうか?

※ショールームでの販売ボードは通信販売には対応しておりません。

ご理解のほどよろしくお願いいたします。

@NAKISURF SHOWROOM 原宿

〒150-0001 渋谷区神宮前3-20-3
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2009年04月12日(日)

12日(日)のショールーム_本日オススメの1本

今日は千葉・茨城・湘南の波ともに、スモールコンディションとなっているようですね。

春の大潮ということで、波乗りはそこそこに切り上げて

潮干狩りを楽しむ方も多いのではないでしょーか?

さてさて、原宿ショールームでは、真木勇人プロのUSEDボード

お求めやすい価格で販売しておりますが、

その中でも、特に人気の集中しそうな1本を本日より販売開始いたします。

それがこちら、COLEのSKELTON FISH!

サイズ:6’0″x18-5/8″x2-5/16″

仕様:EPSフォーム&エポキシ

程度:◎ 使用回数が非常に少なく、僅かな擦りキズがある程度
中古と呼ぶにはしのびない、非常に美しい1本です。

=スケルトンフィッシュ、モデル解説=

スモールコンディション、力のない波でも最高のパフォーマンスを発揮するスペシャルモデル。
丸みのあるアウトライン、抑え目のエントリーロッカーから刻まれたシングルからダブルコンケイブが
緩い斜面で効果を発揮し、持ち上がるような加速感と、トップでの速い上がりを生み出します。
レイルはもちろんコール得意のミディアムソフトテーパーレイルで、
ボード最大幅部のレイルはふっくらとした柔らかな形状。
厚みの感覚としてはあくまで目安ですが、フルボキシーを10、
フルテーパーを0とすると、およそ6ぐらいにあたるボリューム感です。
トライフィンにより通常のショートボードと同様のハイレベルなアクション、
ドライブ感を維持、カーヴィング時のパワーをスピードへと同変換していきます。
HPSなどよりは丸みを残したややワイドなアウトラインが特徴。
完璧なバランスでデザインされたダブルウイングスワロウテイルによって、
ルースな柔らかい感触と、カーヴィングの相反する性能の両立に成功しました。
日本同様にパワーのあまりないカリフォルニアのビーチブレイクでの日常使用に、
オールラウンドなパフォーマンス系モデルとしてイメージされているデザインなので、
日本でもビーチブレイク、オンショアのジャンクなコンディションから本来の性能を発揮してくれます。
弱い波でも簡単に波の上を飛び、回れます。
常用のメインボードとしてもぜひ。

ダブルウイング to スワロウテイルの洗練された機能美。

真木勇人プロの体重は75kg前後。

初級者の方であれば60kg〜70kg程度、

中級以上の方であれば65kg〜75kg程度の方が楽しめるサイズとなるでしょう。

本日の千葉や茨城のような小波を鋭く切り刻みたい方に

ぜひぜひオススメしたい1本です。

さて、気になるお値段ですが、

スケルトンフィッシュ(EPS仕様)は通常$850のモデルですが、

USEDモデルということで57,750円で販売いたします!

ぜひこのチャンスをお見逃しなく〜!


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2009年03月25日(水)

555で始まる一日_分岐点でいつも思うこと_BD3初試乗

ショールーム出勤前に「朝一のみ波乗りするべし」と、
朝5時半にアラームをセットし、いそいそと準備をしていたとある日曜。
前日のショールーム勤務の帰りにお持ち帰りした
COLE AVISO BD3を愛車のリアシートに横たわらせ、
イグニッションをONにすると、何やらいい1日を予感させる数字が並ぶ。


「朝一行くべよ」と、昨晩約束した友人1号に電話を入れると、
しゃきっと起きて”あたかも起きてたぜ”的な姿勢を見せるも
「あぁ、飲み過ぎて気持ち悪い…膝が痛い…風が△◯×」とつれない様子。
そんなことは友人1号にゃあよくあることだから、と気持ちを切り替え、
友人2号に電話すると、「1号と行くって約束してんだよね」という。

「あいつ二日酔いでグダグダだぜ」と伝えても、律儀な2号は1号の連絡を待つという。
こちらも小1時間しかサーフできない状況なので、そんな波乗隊とは別行動するべしと、
朝日に照らされながら東関道・市川ICを目指す。


強い南風を吹かせた日本海側の低気圧が北海道の釧路沖へ抜け、
波情報を開いてみると、千葉にも茨城にもそこそこのウネリが届いているようだ。
風予報は一日通して、弱めの西風。どこを選んでもコンディションはそこそこ良さげ。

こんな時は、東関道を走っているときいつも、分岐点ギリギリまで悩んでしまう。

「今日はどっちが正解なんだろう…?」

これまで10余年の波乗り人生で幾度となく通ってきたこの分岐点。
いくら年と経験を重ねても、その日の波は、海に着いてみないとわからない。
まぁ、正解がどこのどの波かなんて、答えは一生出ないものかもしれないけれど、
それでもワクワクしながら期待を膨らませ、いつもの分岐点を過ぎていく。

この日は週末日曜ということで、混雑した海が何より嫌いな俺は北側への道を選んだ。
3月中旬、暖かい日が増えてきたとはいえ、水はまだまだ冷たいまま。
けれど、今年は数年ぶりに新しいウエットスーツをゲットした上、
初めてもじもじ君スタイルのヘッドキャップを買ってみた。
それが思った以上に暖かく快適で、これまで冬に茨城へ行くことは皆無に等しかったが、
今冬は足繁く通うこととなった。
暖かい道具を手にすれば、波乗り出来る範囲もずいぶんと広くなるもんだなぁ。

7時前にサザン茨城のとあるポイントに着くと、
こんな波がコンスタントにブレイクしていた。

ゆる目のオフショア、朝日に照らされる緑色の波、
人の少ないラインナップ。
そんな絶好のコンディションで、初めてのBD3ライドを楽しむこととなった。

今回持ち出したのはBD3 5’0″。
こんな感じでリアシートにすっぽり収まるコンパクトサイズ。
(ちなみに車はゴルフ4ワゴン)

ショールームに来てくれるお客様の多くは、このBD3 5’0″見たさでやってきます。
そんな方々から良く聞く声としては、

「俺の体重でも本当に乗れるのかなぁ?」

「短すぎて立つのが大変じゃない?」

といった声が主立ったところ。

「船木さんが体重62kgで、膝波から8フィートまで乗っていますよ」とか、
「ライダーの勇人くんは体重75kgだけど、エアまで決めちゃうほど乗りこなしてますよ」と伝えるが、
プロだからできるんじゃないの? と斜に構える方も少なくないです。

さて、今回インプレッションをお届けする自分は、
身長172cm、体重70kg、レベルは中級で、
現在乗っているボードはHPSの6’0″x18-1/2″x2-1/4″です。
それに対し、BD3のサイズは5’0″x 20-1/4″x 2-5/8″
フィンセッティングは、標準設定となるFCSのM5を装着しました。

ひんやりと張りつめた外気の中で着替えをすまし、いざパドルアウトする。
いつも顔の先まであるはずのノーズがアゴあたりにあり、
未だかつて目にしたことのない不思議な光景に驚いたが、
たっぷりと幅がとられている恩恵か、浮力に問題は感じなかった。
パドリングのスピードに関しては普段のボードとほぼ同等だった。

ゆっくりといい波を待ちながら、いざ1本目の波にテイクオフ。
一番の不安だった点は、あまりの短さに足を踏み外すことだが、
BD3はテイクオフ時のボードの滑り出しが早く
かなり余裕を持って立ち上がることができるため、
ズルりとすることなくテイクオフすることができた。

1本目の波は、ファーストブレイクでトップのみがブレイクし、
そのまま厚いショルダーが続いていくような波だったが、
BD3は緩慢なセクションでもスタックすることなく
するするとスピードを上げていく。
そして、ひとたび斜面が切り立てば、
1〜2ターンのup&downで驚異的な加速力を見せつける。

これは、AVISOの中空構造によるフローテーションがもたらす恩恵なのかはわからないが、
トップスピードに至るまでの加速力は特筆すべきものがあった。

ノーズにボリュームを持たせてテイルを絞り込むデザインといえば、
レトロなロケットフィッシュや、そこから派生する現代のラウンドノーズ系が主流だが、
そうしたモデルは、ノーズワイドなデザイン特性によるテイクオフの早さや、
大きな弧をフェイスに刻んでいく様なライディングを得意とする。

BD3は、そうしたラウンドノーズ系の特性を持ちながらも、
ボディをぎゅっとコンパクトにまとめ、さらにテイルをシャープに絞り込むことで、
優雅なクルーズ感と、ヴァーティカルなマニューバーを可能にするようだ。
というのも、ボード自体が軽量性に優れ、さらにノーズが短いということもあり、
ボードのコントロール性が非常に軽く、そして鋭いのだ。
普段ショートボードでリッピングする際と同じアプローチで全く問題なく、
蹴り込むようにリップに当てればむしろボードが回転しすぎてしまうほど。
(フィンのM5がボードのボリュームに対してバランス的に小さいのか、
ルース性を強く感じました。それを活かしてスライド系リッピングを楽しむのもありかも)

BD3の魅力をもうひとつ付け加えるとすれば、ターン時のふくよかな反発力。
これもAVISOならではの中空構造によるものだと思うんだけど、
フルスピードからのボトムターン時などに、スピードと遠心力、
そして自身の体重をフルに活かし、ボトムで思いっきりボードを押さえ込んだ際、
まるで足元でボードが蠢いているかのような力強くエネルギーに満ち溢れた反発力を見せてくれる。
ここからのターンの伸びは驚異的で、これは今までPUフォームの板で感じたことがない特性だった。

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このショールーム出勤前の1セッションに加え、
その後腰〜胸程度のよくあるビーチブレイク波で幾度か試乗し、
自分がBD3に試乗して感じたところを書いてみました。

千葉や茨城、湘南などの典型的なビーチブレイクの小波でも十分に楽しめて、
(自分では未経験だけど)ノースハワイの強波でも真価を発揮するBD3。
その幅広い守備範囲とポテンシャルは、自分にとっては未体験な領域でした。

AVISOならではの優れた耐久性で長いお付き合いもできるこの1本、
ある程度の技術を身につけた貴方なら、きっと存分に楽しめることと思います。

そう遠くない日に、原宿ショールームでのレンタルも開始される予定ですので、
ぜひ新しい世界への扉を開いてみてください。

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そんなわけで、サザン茨城の少人数セッションでマンライ数本をごちになり、
サーフィンの新たなる楽しさを味わってにっこにこで海から上がると
当初予定していたサーフィン終了時刻を1時間オーバーしていて、
超焦りつつショールームへとかっ飛ばしつつ、こんな一日が続いたのでした。

そして、律儀に友人1号からの連絡を待ち続けた友人2号は、
二日酔いの1号に放置プレーされつつ、波乗りお預けの週末を送ったのでした…。

おわり。


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