桜の木の下で

昨日の夜遅くにラホヤ(オフィス)を出ると、
外はまだ雪がしんしんと降っていました。
人も車もネコも風もいなくて、
動いていたのは降り続く雪だけでした。
自転車のペダルを踏み込むのも不安定になるくらい、
ざくざく、ばきばき、と路面の雪を踏みながら進みました。
北風が当たるほっぺたが焼けるように冷たくて気持ちよかったです。

冬眠中の桜(枯れても死んではいない)は花も葉も落ちて、
げっそりとした木の枝には雪が積もっていました。
一冬に一度か二度しか積もらない雪なので、
こんな光景がめずらしくて、
深夜で誰もいないことをいいことに、
雪をあびながらずっとずっと見上げていました。
この枯れて動かない木の中でも、
あつい命が脈々と生きているんだなあ。
真冬の桜の木の下で、
あたたかい春を意識した夜でした。
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今日の一曲:Been Here Before / Jeremy Enigk [World Waits]












