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	<title>Tide Blog &#124; NAKISURF.COM ナキサーフボードカリフォルニア &#187; バリ・サーフトリップ</title>
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	<description>Tide Blog &#124; NAKISURF.COM ナキサーフボードカリフォルニア &#124; COLE（コール）、AVISO、LOST（ロスト）の最新情報</description>
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		<title>バリサーフトリップ2004　番外編　スローマンゴー残像拳</title>
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		<pubDate>Fri, 10 Nov 2006 12:59:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator>とおる</dc:creator>
				<category><![CDATA[バリ・サーフトリップ]]></category>

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		<description><![CDATA[僕の筆おろしは、一瞬で終わってしまった…。
なんてウブだったのだろう。
ハズカシイ。
でも、旅はたゆたってなんぼ。
たゆたえばたゆたうほどいい、沈みさえしなければ。
ほんとうに無駄な旅など無いのだなあ。
やっぱり『旅』は [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>僕の筆おろしは、一瞬で終わってしまった…。<br />
なんてウブだったのだろう。<br />
ハズカシイ。</p>
<p>でも、旅はたゆたってなんぼ。<br />
たゆたえばたゆたうほどいい、沈みさえしなければ。<br />
ほんとうに無駄な旅など無いのだなあ。<br />
やっぱり『旅』は、どんな旅でもいいもので、こんなハプニングが起きた旅ほど強烈に記憶に残る旅になっている。この想い出にプレミア印を刻印した。一生忘れない旅になった。</p>
<p>一緒に楽しく過ごしてくれたファミリー、自らの時間を犠牲にしてまで、気持ちよくバリの時間を一緒に過ごしてくれたノリック、エイック、お杉に感謝します。</p>
<p>そしてやっぱり、あのちっちゃい男が気になる。<br />
マンゴー岡村は、今どうしてるのだろうか。生きているのか。</p>
<p>だけど、あんな三流芸人風マンゴー岡村でも、母国語と日本語と英語を話すということを知ったとき、驚かずにはいられなかった。<br />
人の懐の深さ拡さなど、とうてい見た目などでは判断できないということを地で行く男だった。猛烈に勇気を頂いた。そう思えば、あの登場のしかたにも味がある立ち居振る舞いだったように思えてきたぞ・・・。<br />
それは達人の芸がスローに見えるように・・・。<br />
　スローハンド（エリック・クラプトン）、<br />
　スロー・フード（京料理）、<br />
　そして、スロー・ムーヴ（マンゴー岡村）。</p>
<p>軍人、鬼軍曹にしか見えなかったさっちゃんが、じつは愛に溢れた男だったのも、これを書きながら気付いたくらいだ。さっちゃんの波乗りも見てみたかったなあ。<br />
ああ、マンゴー岡村とさっちゃんに会いたいなあ。</p>
<p>そして岡村よ、早く日本に遊びに来いよな。<br />
俺はお前に激しく会いたい。大好きなベンちゃんをたっぷり聴かせてあげよう。「パイオツカイデー」などのスラングも教えてあげよう。そしてノリックの京料理で乾杯しようやないか。京都の地ビールは美味いぞ。<br />
手帳の中の100人から俺を選んでくれ。</p>
<p>波には恵まれなかった(？)旅だけど、最高の想い出が心に残ったのだ。</p>
<p><a href="http://www.koredeiinoda.net/bakabon.html" target="_blank">これでいいのだ</a>。　</p>
<p><a href="http://file.nakisurftide.blog.shinobi.jp/we.jpg" target="_blank"><img src="http://file.nakisurftide.blog.shinobi.jp/Img/1163162431/" border="0" alt="" /></a></p>
<p>今日の一曲：Bored Out Of My Mind / Manic Street Preachers</p>
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		<title>バリサーフトリップ2004　PART6　筆降ろしはマンゴーの味がした</title>
		<link>http://www.nakisurf.com/blog/tide/archives/55</link>
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		<pubDate>Wed, 08 Nov 2006 13:31:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator>とおる</dc:creator>
				<category><![CDATA[バリ・サーフトリップ]]></category>

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		<description><![CDATA[男は片手に白刃がむき出しの包丁を持っていた…。
片手に白刃がむき出しの包丁(！)、もう片方の手にはマンゴーを持って、ものすご不機嫌な顔をしながら、ゆらりと近づいてきて、ガタピシらファミリーが座ってるテーブルの椅子にドカ！ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>男は片手に白刃がむき出しの包丁を持っていた…。</p>
<p>片手に白刃がむき出しの包丁(！)、もう片方の手にはマンゴーを持って、ものすご不機嫌な顔をしながら、ゆらりと近づいてきて、ガタピシらファミリーが座ってるテーブルの椅子にドカ！と座って斜に構え、もっそ不機嫌な顔で一言も喋らずに無言でマンゴーをむき始めた。<br />
４人の動きは止まったが、不意に刃物を片手に登場というシチュエーションは、４人を恐怖のどん底に突き落とすくらい恐ろしいハズなのに、蚊のケツの穴ほども恐くなかった。<br />
しかし相変わらずまだ目すら合わさない。一言も発してない。<br />
やっとリラックスして旅を過ごせるな、と思った矢先にこれや…、ガタ吉の中のアクタイマー(悪態時計)がチックタックと動き始めた。</p>
<p>なんやねんコイツぁあーうざぁいなあー、と思ってふと顔を見たら、ナイナイの岡村だった！</p>
<p>「げッ！」<br />
いや、ニセ岡村だった。まるで三流芸人みたいなオーラがむんむん漂っている。なんじゃこいつわ。<br />
しかも、ものすご汚い手で、ものすご爪アカが詰まった手でマンゴーをむいている。おいおいお手手洗ってないでしょーボクちゃんそれー。<br />
４人は料理を食べながらも、一言も喋らず目も合わさないまま黙々とマンゴーを刻み続ける岡村から目が離せない。</p>
<p>しばらくしてマンゴーをむき終わると、おもむろに、<br />
「タベル？」←(『ル』巻き舌)<br />
ってやっと喋った声まで岡村。<br />
「食うか！」<br />
と激しくツッコミを入れるガタピシ。<br />
と言うたが、相変わらず顔はめっちゃ不機嫌やねんけど、それがだんだん不機嫌つうか、悲しそうな顔に見えてきて、なにを抱えているのだと、なんだっつみわと、悩みあるんやったらおっちゃんに言うてみ、と。なんかミジメやなコイツゥうわぁあ、と思うとだんだん可哀想になってきた。</p>
<p>ふと横を見ると、昨日までジンマシンでダウンしていたお杉が、そのぬるいマンゴーをバクバク食べている！なんじゃお前ー！恐くないんか！？それに釣られて食べたがなマンゴー。めっさ下痢するか思て怖かったけど。ぬるいマンゴーもなぜが妙に美味かったが、なぜこんな悪魔の実のようなマンゴーを食べられたのか、ガタピシのは秘密があった。ホテルを出る前にひっそり整腸剤を飲んでいたのだった！他の３人は飲んだのか知らないが…。</p>
<p>んで、みんなで「うまいうまい」と思いがけず差し入れられたデザート、マンゴーを食べていたら、<br />
「ボク、オカムラデス」<br />
ここでやっとみんなオオオ！ってなって話したらめちゃめちゃオモロイ奴で、相変わらず顔は超暗い岡村やねんけど、殿様が庶民に背中の桜吹雪を拝ますかのように、Ｔシャツの背中にも漢字でドーンと書いてある『岡村』の文字を見せ付ける。<br />
「なんやそのニタリ顔わ」<br />
と、心の中でツッこむガタピシ。<br />
会う日本人全員に岡村言われるらしい。確かに似ている。んでそのＴシャツめっちゃ汚いし。あれ毎日着てるんや、笑い取るために。くっそぉぉおおお。俺にはあそこまでできない。そんなこと喋っていたら、いきなり、<br />
「ジュウショオシエテ」<br />
って言うから、<br />
「なんでやねん！」<br />
てツッこむと、もそもそとポケットから手帳を出しながら、将来貯金して日本に行きたいらしくて、いま勉強しているのだという。<br />
「ソントキニイエトメテ」<br />
って言われた。<br />
はあぁ？本気かコイツ…、としばらく悩んだが、ほんまに可哀想に思えてきたし、<br />
「もー書いたるわ！」、<br />
と半ばヤケクソ気味に手帳に書こうとしたら、既に山のように日本人の住所が書いてあるのだった。<br />
「もーええやん！」<br />
と言うたが、<br />
「オネガイデス、カイテクダシイ…」<br />
「まず包丁から手を離せ！」<br />
あまりに哀しい顔して言うさかい、かかか書いてもーたがな。<br />
しかし、断腸の思いでリアル住所を書いたのに、岡村はまるで嬉しくなさそうだった。いや、ちょ、ォィ…、もちょっとよろこんでクダサイヨーと。<br />
最初、コイツは何にふてくされてんねん？身内に不幸でもあったんか？と思っていたのが、この時には、完全に可哀想な奴になっていた。哀愁漂い過ぎやねん。バリにもこんな地味な男が存在したのか、していたのだ。それか魔術だ、いや精霊なのか。どっちでもええわさ。<br />
でも店を出るとき、岡村はやっぱりどこか寂しそうだった。</p>
<p>そんな素敵なプリティ岡村と別れて、クタの街歩きを再開する。<br />
うむ！お腹も満腹、素敵な出逢いもあり、バリがだんだん好きになりはじめていた夕暮れの風が心地よい。<br />
でも、もう今夜日本に帰るのだった・・・。<br />
ざんねんだ<br />
旅の終わりはいつも寂しい。<br />
だけど、だからまた旅に出たくなるんだな。</p>
<p>クタの街を散歩しながらお土産を買って、リーシュとニットケース、ハワイアナスのビーサンを買った。ジャンベも買ったな。このジャンベは￥３００くらいで買ったのだけど、今も現役で海のお供になっている。安物だけに音はショボいけど大好きなジャンベだ。<br />
その途中、休憩しようと寄ったカフェで、卒倒しそうになるくらい甘い飲み物(名前忘れた)を飲む。</p>
<p>途中、街角でダベっていた男に、「マタキタネ、オニーサンヒゲスパゲティネェー！」と言われた。<br />
「あほか！ちゃうわ！」<br />
最後の最後までガタピシにツッこませるバリの街だった。<br />
俺のツッコミを受け止めた名も無き男は「フッ」っと笑った。それを見て俺も「ニヤッ」っと笑って、アツい男同士のギヴ＆テイクが成立。<br />
ずっこーん。<br />
土壇場にして、バリで虹が掛かったのだった。<br />
終わりよければ全てヨシ、である。<br />
そしてその後、夕方の飛行機で帰ってきたのだった。</p>
<p>正味一泊二日の、特濃ミルクシロップをかけたマンゴーのように、甘くて濃いガタピシのバリ筆降ろしトリップはあっという間に終わった。<br />
一泊二日でバリトリップ…。<br />
それはまるで罰ゲームのように、まるで嵐のように(Like A Hurricane)過ぎていった。</p>
<p>『番外編』へ続く。</p>
<p>予告：ガタピシが特濃トリップを回想する。そしてマンゴー岡村の現在は…！？</p>
<p><a href="http://file.nakisurftide.blog.shinobi.jp/551e7a9a.jpg" target="_blank"><img src="http://file.nakisurftide.blog.shinobi.jp/Img/1163149309/" border="0" alt="" /></a></p>
<p>今日の一曲：Like A Hurricane / Neil Young </p>
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		<title>バリサーフトリップ2004　PART5　マグマと美食と包丁男</title>
		<link>http://www.nakisurf.com/blog/tide/archives/54</link>
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		<pubDate>Tue, 07 Nov 2006 22:56:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator>とおる</dc:creator>
				<category><![CDATA[バリ・サーフトリップ]]></category>

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		<description><![CDATA[ホテルに戻ると、プールでもパシャパシャ遊んだ。
体力がありあまっているので、潜水でどれだけ泳げるかを競い合う僕たち。きゃっきゃと競い合った。
でも、楽しいのに、テンションは高まらない、冷めているのではなくて。空港と昨日を [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>ホテルに戻ると、プールでもパシャパシャ遊んだ。<br />
体力がありあまっているので、潜水でどれだけ泳げるかを競い合う僕たち。きゃっきゃと競い合った。<br />
でも、楽しいのに、テンションは高まらない、冷めているのではなくて。空港と昨日を猛烈なハイテンションで過ごしたからだろうか…。<br />
でも、これでいいんだな。なにもパーティーテンションで過ごすだけが旅じゃないんだ。</p>
<p>今、４人の間には、どこか過ぎていく時間を静かに眺めているような、そんな風が吹いていた。</p>
<p>部屋に戻ってシャワーを浴びようと蛇口をひねるものの、何も出ない。<br />
「むむ！？」<br />
と耳をすますと、壁から突き出た蛇口からゴボゴボという音がだんだんでかくなってきたぞと思ったその時『ブボボォーッ！！』とドス黒い溶岩が噴き出した！</p>
<p>「ギャー！」</p>
<p>と断末魔の叫びを上げてのけぞるガタピシ！<br />
ななんじゃこりゃどどどどどないなっとんねや！？噴き出た熱湯は猛烈に湯気を上げている、この熱帯のバリで…。<br />
とビビッていると、数回『ブスブス』と素かしっ屁を鳴らした蛇口からは、今度はチョロチョロと赤黒いお湯がたよりなくたれてきた。<br />
「こんなもん浴びれるか！」<br />
と、とうとう声に出して悪態をついてしまった。カラダを拭いたタオルまで黒い。<br />
ぐおおおおおお、バリめええ。<br />
普段の行いが悪いのだろうか…。<br />
否！これはバリの洗礼や、耐えろ！とはなかなか思えなかった当時のガタ吉…。</p>
<p>着替えて、クタの待ちへ出て、「とりあえず昼飯でも食うべ」、となって、ノリックとエイックの行きつけのローカルな御飯屋さんがあるというので、その店にむかうことになった。</p>
<p>穏やかな気持ちのまま、バリ滞在２日目にして最終日にして初めての昼の街歩き。<br />
途中、コンビニで水を買いに寄った。バリの街で初めての買い物や！<br />
だが、一連のハプニングの連続で猛烈に肥大化していたネガティヴな先入観がまだ少し残っていたガタピシの頭の中では、<br />
「ヘイヘイ、ごまかしたらあかんで～」<br />
と、店を出たあとレシートをギラギラ睨んでいた。だけどレシートをガン見してるくせに、計算する知能はピクリとも動かないバカっぷり。</p>
<p>「バカバカバカ！俺のバカー！」</p>
<p>心を閉ざしているから相手が疑わしく見えるのだ。奪う者はより多くを奪われるのだ。奪われるのは奪ってきたからだ。すべてはバランスがとれているのだ。ありとあらゆるすべては。<br />
lile a water、水が巡るように。</p>
<p>旅の最終日は、このまま穏やかに時間が過ぎていくのか、それもそれでいいかもしれないなあ、としばらく歩いて落ち着いてくると、やっと少しずつ見える世界が広がりはじめてきた。</p>
<p>クタの裏道を少し歩き、いくつかの角を曲がると、その店に到着した。<br />
客は一人も居なかった。<br />
「や？」<br />
と一瞬思ったが、ノリックが美味いという店に間違いは無いのだ。<br />
やっとバリで本物の美味い飯を食べられる。最終日の今日はのんびりと過ごそうと思いながら席に着いて、メニューを見ると日本語で書かれていた。<br />
ミー＆ナシゴレンと、アスパラスープと、あと何食べたかな、野菜炒めみたいなのと何品か。<br />
店員を呼んで、注文！よーし、これでひとまず落ち着いた。<br />
太陽はすこし傾いて、西側に向いた店にはモロに西陽が差し込んでいる。ジリジリに暑い。でも、この暑さがいいんだな。</p>
<p>ぬるいビンタンを飲みながらしばらく待っていると、いよいよ料理が運ばれてきた！<br />
よおおおーし食うで～。まず手に取った皿は、ケバいブルーのプラッチックの容器に盛られたナシゴレン。昨日までのガタ吉なら<br />
「配給食か！」<br />
などと、心の中で悪態、いやツッコミを入れていていただろう。しかし生まれ変わった今はちがう。もう僕はツッ込まない。これがバリの個性なんだな。うむ、いい感じだ！そして、うーむ、いい匂いだなあ。まずはそのナシゴレンをパクリ、と一口食ってみる。<br />
「うまい！」<br />
めっちゃ美味い！うめー！とガッついてると、つぎつぎに料理が運ばれてくる。いい感じだー！しかも全部が美味い。ミーゴレンにナシゴレン、アスパラスープにエトセトラ…。美味い料理を食べられるって、なんて幸せなんだろう。なんて嬉しいんだろう。</p>
<p>みんなで料理をまわしながら、うまいうまい、と食べていると、店の奥のほうから、店員らしからぬ暗い雰囲気をただよわせた黒い小っちゃい男がのそっと姿を現した。<br />
その方向に向いて座っていたガタピシだけは気付いたが、料理に夢中の３人はまだ誰も気付かない。となりに座っていたお杉の椅子を足で小突いてアゴでその方向をうながすと、気付いてギョッ！っとなったお杉の動きががカタマッタ…。<br />
その男は、僕らが座っているテーブルの方へ、ゆらりと近づいてきた。</p>
<p>男は片手に白刃がむき出しの包丁を持っていた…。</p>
<p>『ＰＡＲＴ６』へ続く。</p>
<p><a href="http://file.nakisurftide.blog.shinobi.jp/83a18c0fjpeg" target="_blank"><img src="http://file.nakisurftide.blog.shinobi.jp/Img/1162394768/" border="0" alt="" /></a>art by SAMSA</p>
<p>今日の一曲：It Ends With A Fall / Okkervil River</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>バリサーフトリップ2004　PART4　ハートに火をつけて</title>
		<link>http://www.nakisurf.com/blog/tide/archives/53</link>
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		<pubDate>Mon, 06 Nov 2006 23:41:06 +0000</pubDate>
		<dc:creator>とおる</dc:creator>
				<category><![CDATA[バリ・サーフトリップ]]></category>

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		<description><![CDATA[すっこーん！と晴れたすばらしい天気。
ゆるいオフショアで海面はスーパーグラッシー。
整った波は順序良く割れている。
やっぱりトランクスでやる波乗りは最高に気持ちがＥ。脱いでしまいたいくらいだ。
水も温かくて綺麗に澄んでい [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>すっこーん！と晴れたすばらしい天気。<br />
ゆるいオフショアで海面はスーパーグラッシー。<br />
整った波は順序良く割れている。<br />
やっぱりトランクスでやる波乗りは最高に気持ちがＥ。脱いでしまいたいくらいだ。<br />
水も温かくて綺麗に澄んでいて、おまけに人も少ない。<br />
なのにサイズはヒザやしぃいいい！</p>
<p>しばらく遊んでいるとオージーの男女６～７人組が、どやどやとロングボードで我が物顔で入ってきた。<br />
セットでヒザなのにテンションが高くて、赤いビキニでキメたオージーレディースのくびれに、ガタピシはうっとり心奪われて見とれる。<br />
ガタピシはくびれが大好きなのだ！<br />
なんて美しいんだろう・・・。<br />
はっ！と気付くと、ビキニの引力で吸い寄せられていた。その距離４～６フィート。一方通行で虹を出していた。<br />
「おっさんなにしとんねん」、「おっさんどこいくねん」<br />
と、２度ほど誰かにツッ込まれた。誰？ガタピシにツッ込むのは。<br />
「美しいものに見とれてなにが悪い！」<br />
と、この旅で慣れてしまった心の中で悪態をつくこともなく、おとなしく海に浮かんでいた。<br />
No Woman, No Cry。</p>
<p>一時間ほど遊んで海からビーチに上がると、今度は物売りのおばちゃんの笑顔がふと目に留まった。</p>
<p>ほんの少しでも心がおだやかになれば、こんなにも違って見えるのか。<br />
昨日あんなに悪態をついてしまったのに。やや？このおばちゃんめっちゃカワイイやんかー！<br />
「おばちゃん、昨日、ごめんなあ」<br />
何を売ってんの？ん？おー、これいいなあ。でも今お金持ってないわ。ごめんなあ。また今度なあ。</p>
<p>やっぱり、旅は人と触れ合わなければ、その楽しみの大半をもったいなくしてしまう。<br />
それも、サーファーではなくて地元の人との触れ合い。<br />
ほんのちょっとしたことでの出逢いが自分に何をもたらすかわからないからこそ楽しめる。話が合わないからこそ楽しい。そんな、何がどうなるかわからないグレーな感覚と、それが白か黒かが分かったときの雲が晴れたような感覚が、旅をやる喜びの一つだと思っている。</p>
<p>このバリでは少しおかしなことになっているけど、普段はそんな出逢いに全く抵抗がなくて、四国に波乗りに行った時なんかは、一人淋しそうに夜を過ごす御遍路さんを見かけると、話がしたいな、話ができそうな雰囲気を持った人かなと思ったら、ビール片手に、もう一本を差し出して話しかけてみたりする。<br />
編み笠を目深くかぶり、数珠を首から提げて、お経の書かれた白い着物を着た見知らぬ汚れた中年の男など、いったいどんな過去をかかえて８８箇所も歩いているのかわかったもんじゃない。<br />
けれど、他人の噂や評判や見た目からくる先入観などは、その味を知りもしない者にとっては無価値なものでしかなくて、相手がコミュニケーションを拒むか受け入れるかなどは、乗ってみなければわからない。万人を拒んでも自分は受け入れられるかもしれないのだから。</p>
<p>　<br />
　Nothing is true, Everything is permitted.<br />
　真実などない、何もかも許されている。<br />
　　　　　　　　　　<br />
　　　　　　　　　　―William Burroughs<br />
　　　　　　　　　　―ウィリアム・バロウズ</p>
<p>思えばこの旅は、事実いろんなことがあったけれど、不安と先入観と混乱の連続で発狂こく寸前まで追い込まれていた。<br />
さらには自分で自分を追い込んでいた。<br />
昨日の晩、ジンバランであの最高にドヘタクソの 『No Woman, No Cry』 を聴くまでは・・・。</p>
<p>あれが全てのネガティヴをきれいに吹き飛ばしてくれた。<br />
ああ、音楽って本当に素晴らしい。<br />
そしてやっぱり、喜びも痛みも受け入れる心があれば、愛のかけら、幸せのきっかけ、虹のかけはしはたくさん見つかるんだ。</p>
<p>希望に溢れた初めてのバリでの波乗りだったけど、今朝さっちゃんの申し出を断り、クタのヒザを目の当たりにしたことで、やっと吹っ切ることができたんだ。</p>
<p>そして、自分はここではビジターなんだ。まず自分がその土地の環境を受け入れなければ、受け入れてもらえるはずなんかないんだなあ。</p>
<p>と、心に余裕ができたから、そうじゃなければ、ビキニのオージーに見とれはしても、物売りのおばちゃんをカワイイなどとは…、いや、ありやなそれも(笑)。全然アリ！<br />
魅力って、年齢という数字でもなく見た目という外見の形でもなく、他人がどうであるかなどは自分ではどうすることもできないのだから、いかにそれを受け入れるかという心であって、そのすべては自分次第だと信じるのだなあ。</p>
<p><a href="http://file.nakisurftide.blog.shinobi.jp/72692352_69.jpg" target="_blank"><img src="http://file.nakisurftide.blog.shinobi.jp/Img/1162855648/" border="0" alt="" /></a>naki-art</p>
<p>今日の一曲：Dayvan Cowboy / Boards Of Canada</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>バリサーフトリップ2004　PART3　ごめんね、さっちゃん</title>
		<link>http://www.nakisurf.com/blog/tide/archives/52</link>
		<comments>http://www.nakisurf.com/blog/tide/archives/52#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 05 Nov 2006 19:25:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator>とおる</dc:creator>
				<category><![CDATA[バリ・サーフトリップ]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.nakisurf.com/blog/tide/archives/52</guid>
		<description><![CDATA[次の日(もう最終日！最終話じゃないよ)。
No Woman, No Cry.
最高に晴れた朝。
昨日あんなに理不尽な別れ方をしたにもかかわらず、さっちゃんは早朝からホテルに来てくれていた。
「ケサハタイドモアウシ、タブン [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>次の日(もう最終日！最終話じゃないよ)。</p>
<p>No Woman, No Cry.</p>
<p>最高に晴れた朝。</p>
<p>昨日あんなに理不尽な別れ方をしたにもかかわらず、さっちゃんは早朝からホテルに来てくれていた。<br />
「ケサハタイドモアウシ、タブンイイネ！」<br />
と、相変わらず素敵な笑顔で笑いかけてくる。</p>
<p>でも、断ってしまった…。</p>
<p>　　　　　＊＊＊</p>
<p>昨日、クラマスに着く前に、コシ～ムネのサヌールで風が変わるまでの約一時間海に入っていたとき、海に入っていくノリックとガタピシを眺めながら、さっちゃんはワロンの下で昼寝していた。<br />
今思えば、クラマスで思いっきり楽しむために充電していたのかもしれないなあ。<br />
もしくは約一時間で変わる風を読んでいたのかもしれない。<br />
焼けた砂浜を飛び跳ねながら海から上がった二人を、指差して笑いながら掛けてくれた言葉は、<br />
「カタナラシデキマシタカ？」<br />
だった。<br />
こんな言葉、言えるだろうか…。<br />
深いです…。</p>
<p>　　　　　＊＊＊</p>
<p>でも、断ってしまった…。</p>
<p>でも、この時はそうすることしかできなかったんだ…。<br />
この旅はあまりにもハプニングが重なり過ぎていた。<br />
ガタピシは初バリでガタピシと化し、お杉はジンマシンが引かず、ノリックは１０日前に日本で鎖骨を負傷してパドルすらキツい状態だった…。<br />
コシムネのサヌールでも唸っていたほどだった。<br />
唯一の元気印エイックは、いつも笑顔で明るくてポジティヴだった。そんなエイックはどんな気持ちで旅の時間を過ごしていたのだろうか…。</p>
<p>サヌールを出て、クラマスにたどり着くまでの間にも、車の中で二人をリラックスさようとしてか、楽しい話と笑顔を振りまき、サヌールの裏道では、民家の前の道路に広げて干してあるお米の上を、まるでパリダカで水溜りに突っ込むかのようにズサー！とブッチぎり「イイノネー」と笑い飛ばす。そのくせ国道では大型バスにも追い抜かれるほど安全運転。<br />
そして相変わらず、トークは愛に溢れていた。</p>
<p>どうして、さっちゃんほどの大御所が僕らにこんなにやさしくしてくれるのか。<br />
それは、ノリックの親しい友達のバリニーズ、キナのお兄さんがさっちゃんだったのだ。<br />
さっちゃんもしきりと、「キナハカワイイ、カワイイ」と言っていた。<br />
そう語る目は、やはり愛に溢れていた。<br />
だからこそ僕たちにここまで親しく、親切に接してくれていたのに…。</p>
<p>それなのに。<br />
何度思い返しても心苦しい。本当に気の毒なことをしてしまった。<br />
さっちゃん、本当にごめんなさい。</p>
<p>でも、今回のこの状況では、これはしょうがなかったという思いも、どうしても拭えないのだった。</p>
<p>失った信頼はあまりに大きいぞ。<br />
しかも第一印象は最悪に近いし。<br />
けど待っててくださいよ、さっちゃん！</p>
<p>これはもう、次さっちゃんに会えた時に、一緒に海の中で楽しい時間を過ごすことでしかお詫びできないな、と思うのでした。</p>
<p>でもさっちゃんには忘れられてるやろうなあ…。逆にショボ過ぎて憶えられてるかも？<br />
ええーい！今はもう想い出。<br />
次を楽しむしかないのだ。</p>
<p>吹っ切れた僕たちは、朝食のバイキングをおもいっきり食べた。<br />
無尽蔵に食べ続けるノリックはお杉に、「どんだけ食うねん！」と、ツッ込まれていた。<br />
そしてなぜか負けじとガタピシもオカワリするのであった。</p>
<p>さっちゃんとクラマスのレギュラーに思いを馳せながら、４人でクタのヒザでパシャパシャと遊んだ。<br />
お杉も海に入れるくらいに回復したし、エイックもやっと海に入ることができた、良かった。</p>
<p>今頃さっちゃんは一人クラマスでやっているのかなあ。<br />
クラマスで一人、波に乗る。<br />
あのライトの波に乗りたいなあ。</p>
<p><a href="http://file.nakisurftide.blog.shinobi.jp/95104935_94.jpg" target="_blank"><img src="http://file.nakisurftide.blog.shinobi.jp/Img/1162753959/" border="0" alt="" /></a>naki-surfing @ bali</p>
<p>ヒザのクタにプカプカ浮かびながら、<br />
「さっちゃん、また来るから待っとってな！」<br />
と、心の中で誓いを立てた。<br />
これは絶対に果たさなあかん誓いや。</p>
<p>しかしこの後、さっちゃんとの別れを引きずりながら始まった一日が、思いがけない新たな一人の男との不意な出会いによって、強烈な想い出を残すことになろうとは、まだ誰も知るはずがなかった…。</p>
<p>『PART４』へ続く。</p>
<p>今日の一曲 : Franziska (Piemonte) / The Taken</p>
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