新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、ルポライターで知られるNAKIこと、船木三秀のコンセプトサーフショップです。

TYLER WARREN(タイラー・ウォーレン サーフボード)について

南カリフォルニア、ダナポイント。
サンクレメンテ北隣にあるこの町には、
サーフィング創成期の伝説キラーダナというポイントブレイクがあった。
(1966年に港建設のため消滅)
他にも世界的なブレイクが名を連ね、
西、南、北西うねりがパワフルにブレイクするソルトクリーク、
南うねりがブレイクするストランズ岬のレフト。
そして市の名前となっているダナポイントがあり、
そのポイントブレイク最終セクションがドヒニーとなっている。
河口を擁する長い斜面の波は、
サンディエゴ出身のレジェンドのスキップ・フライ*1をして、
「2013年夏に乗った波ナンバーワンはドヒニー」
という評価を受けた世界的なブレイクだ。
さらにはロッキーショアにバタフライベイというブレイクもあり、
ーーそこまで多くは立たないがーー
条件が揃えば、世界でも特級品質のセミシークレットを持つ。

サンクレメンテ、ラグナ、エルモロ、ニューポートビーチという恵まれた近隣環境。
サーファーズ・ジャーナル誌、世界最古のサーフ出版サーファーマガジン誌のオフィスもダナポイントにあった。
サーファーに目をうつせば、旧くはフィル・エドワーズ、
ワイメアで初めてサーフしたと言われるミッキー・ムニョスを輩出。
2000年代はトム・カレンもこの地に居を構えた。
名画エンドレスサマーもこの地で作られたというサーフィン界きっての場所なのだ。

TYLER WARREN(タイラー・ウォーレン)

そんなダナポイントでタイラー・ウオーレンはサーフィングを始め、
ウォーターマンの開始点であるジュニア・ライフガードに入る。
ライフガードのトレーニングとサーフィングの記憶、
その経験はソルトクリーク特有の強く掘れた波で育まれていった。
バレルライドの高い完成度は、
こういった彼の生い立ちがもとになっている。
一方、ロングボードのフロウは長く緩やかなドヒニーの波で刷り込まれた。
名門サンオノフレでは、
レジェンドたちのエレガントなスタイルと、
同世代の友人たちとのシェアライドを楽しむ。
歴史を尊び、先人たちを崇敬し、
(現代サーフィングで失われつつある)
波乗りというライフスタイルへの愛と、
上品なフロウラインを本能的にミックスさせるのがタイラー・ウオーレンの流儀。
ショートボードからクラシックログボード*2まで、
全てに特Aの評価を受けるサーファーはこの広い世界で唯一だろう。
さらにはアート世界にも本能的に迫り、
いまや伝説となりつつあるデザイナーのショーン・ステューシーをして、
「彼こそが本物のサーフアート、そして私が一番に推したいのがタイラー」
と言わしめた実力を持ち合わせている。

TYLER WARREN(タイラー・ウォーレン)

そして今、彼のシェイプ能力がひときわ輝きはじめている。
14歳のときに1970年代のボードを友人と一緒にシェイプし、
その立体的なフォルムに魅せられて、
実際に波に乗ってその違いを知る愉しみを見いだした。
フルタイムシェイパーとなった今もハンドシェイプにこだわり、
少ない生産数ながら多くのサーファーたちに熱望されている。
タイラー自身が削るボードに、
多くのプロサーファーもオーダーを入れていて、
最近だけでも、
ジョエル・チューダー(ミッドレングス)
トム・カレン(オリジナル・ベベルツイン)
コロヘ・アンディーノ(スーパーソープ)
アレックス・ノスト(アレックス・ログ)
ネイザン&ジャスティン・アダムス兄弟
ナザニエル・カレン
アンディ・デイビス
ガダスカス兄弟
というビッグネームが顔を揃える。
オルタネティブの気鋭やコンペティションサーファー、
そしてレジェンドも混ざるユニークな顧客層が彼の魅力を物語っている。

TYLER WARREN(タイラー・ウォーレン)

2009年には、いにしえの伝説的なデザインとされる『ミニシモンズ』。
さらにはサンディエゴフィッシュの創始者、
リチャード・ケンビンからのインスピレーションを受けて、
ボトムのコントゥアー(起伏、形状)を変えた3本のミニボードを誕生させた。
オルタネティブブームを作ったとされる
『バー・オブ・ソープ』の誕生がこれにあたる。

彼がシェイプの動機となったデザイン『ディスク』*3
これこそが究極のショートボードのデザインだと熱を持って語る。
(前出したトム・カレンの最も愛するサーフボードデザインでもある)
それぞれのサーファーのグライド、ライン、マニューバーのスタイルを見て、
今までのシェイプ常識にとらわれない発想からイノベーションを生み、
美意識と経験に裏打ちされた洗練かつ機能的デザインのボード。
タイラーは「先進を想像する」をテーマに掲げ、
時代に先駆ける先進的なサーフボードを生み出している。
それは止まることはなく、
さらに進化を続けていくことだろう。

TYLER WARREN(タイラー・ウォーレン)

NAKISURFは、
タイラーの持つ感性と技術、
そしてそのインスピレーションを形にして、
サーフィンの歴史的ページを綴っていくことになりました。
「美しいデザイン、アーティステックなレジンワーク、
カラー、ブランクスに刻まれたハンドライティング、
メッセージ、想いを綴じ込めたファインシェイプ、
なめらかで豊かなソウル・フォルム」
それはサーフボードを超えたタイラーのアートピース。
サーフボードにワックスを塗って、
新しいサーフィング世界の扉を開いてください。
タイラーの想いを綴じ込めたボードで、
波を滑る夢をお届けします。

 

TYLER WARREN(タイラー・ウォーレン サーフボード)ロゴ

 

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*1 スキップ・フライ:
1960年代から今も活躍する伝説の殿堂サーファー&シェイパー。トム・カレンのバイオグラフィームービー『Search』で、トムがスキップのフィッシュを乗り、彼の削るサーフボードは世界に知られるようになった。サンディエゴフィッシュの立役者。そして人格者で知られる。
*2 クラシックログ:
(ログ=丸太)ロングボードのカテゴリーだが、大きく、シングルフィンのみ、そして1960年代以前のフォルムの伝統的なボードのこと。
*3 ディスク:
ノーズとテイルがほぼ対称な、過去から未来までもショートボードの究極型であるとされている。前述したトム・カレンの代名詞 デザインでもある。