07年1月下旬、待っていたAVISO FFがついに届いた。
つや消し黒のカーボン。
部屋に置いているだけなのに、なんか凄い存在感がある。(笑)
ちょっと悪そう。
波がないのに、つい板を持ち、コンコンと叩いてしまう。
このAVISO FFが届く前の週には、ノーマルのFFが手元に届いていた。
そのおかげで、AVISO FFとノーマルFFとの板比べができた。
重さはさほど変わらない。
しかし持った感触は全く違う。
これが新しいテクノロジーなのか。
ロッカー、レール、コンケイブ、バットマンテイル、エッジ。
すばらしい再現にただただ驚くだけ。
雑誌やPC上で見ているよりもはるかにきれいで質感がいい。
最近は雑誌でも取り上げられ、その注目度がうかがわれる。
カーボン素材なのに何故か柔らかい感触さえ感じる。
最近出回っているいわゆるパッコンボードとは全く違う。
新しいサーフボードに加えて新しい素材。
その注目度から噂も交えて自分の耳には沢山のavisoの情報が耳に入っていた。
しかし、その情報は情報として切り離して、何も考えないままavisoに乗ってみた。
まずパドルが早い。
以前初めてスケルトンフィッシュに乗った時に、パドルに早さに驚いたけど、それに勝るものがあった。
真空の凄さを波に乗る前からわからされた。今回自分がテストしているaviso cole FFはサイズが、5'10"x 18-3/4"x 2-1/4" となっている。 自分がいつも乗るサイズよりも少し大きめだが、そのサイズよりもはるかに大きな板に乗っている時のパドルの早さが感じられる。
そしてカーボン素材と聞くと『固い』と言うイメージを持ってしまう人も多いと思う。自分もその一人だった。
実際カーボンはブランクスに樹脂を巻いた状態よりも固いが、ストリンガーがなく、そして中空のため、フレックス感が非常に良く、カーボンで中空だからこそ出来る『柔らかさ』があった。
波に乗って滑るという感覚はとても敏感に感じられて、板の反応も凄く良かった。
何度かパンピングを思い切ってやってみたが、中空だけあって凄い反発が感じられた。この反発力はフォームの板では感じる事は出来ない。
この反発力を上手く使えるようになれば、エアーやリップが今まで以上に大きく決まるんじゃないかなと感じました。
実際このAVISOに乗って、エアやリップ、ロールインを決めている写真を海外の雑誌で見かけるが、彼らはこのaviso独特、特有の反発力を自分のものにし、利用してあんなに高く飛んでいるのだと思う。
1Rたっぷり波に乗って感じた事は、吸い付くようにして板が走って行く事と、板の反応がとても良いという事。
そしてブランクスの板よりも浮力、推進力、反発力が大きく、この力を理解し利用できれば、ブランクスの板よりもはるかに大きなラインを描けると思う。
フロントカットバックの際に体制を低く保ち、レールを入れて、そのレールを抜いた時にスピードがグンとついてスピードが落ちる感じが全くなかった。
ボトムターンも同様でレールを抜いた時に、感じる加速は今まで乗って来た板よりもはるかに大きなものだった。
サーフィン上級者はもちろん、プロ、トップアマでも納得する新しいサーフボードだと思うし、ターンの際にいつも失速を感じる方やレールが入りすぎてしまう初心者にもお勧めできる板です。
このavisoの特徴を生かせば、サーフボードはもっと小さくできるし、薄くも出来るように感じました。
興味がある人は是非お勧めします。きっとその性能と素晴らしさに驚く事でしょう。
中村竜。07年2月2日。
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