ブラックダイアモンド プロトタイプ#1
インプレッション in Niraikanai
TestRide By Ryu
インタースタイルが始まる頃、フライトデッキとブラックダイアモンドプロトタイプ#1が来ていると電話があり、早速茅ヶ崎にあるHRSに板を受け取りに行った。
初めて見るブラックダイアモンドは、長さ、イメージ共に自分がオーダ−したにもかかわらず、小ささ、どんぐりのようなアウトラインに驚いた。
スペックは4‘9(実際には4’8)×20、1/8×2、1/2。
当初から話していたラウンドノーズではなく、ショートボードらしく、ポイントノーズでと言う要望も受け入れてくれ、かわいらしいアウトラインながらもしっかりとしたコンセプトが伺える。テールは名前からもわかるように、ダイアモンドテール。エッジはノーマルショートボードと同じくサイドフィン辺りまできっちり立っている。レールはMボキシー。ロッカーはとても綺麗でバランスがいい。日本の小さい波用なのでロッカーは抑え気味にセットしてある。
今回このボードはNiraikanaiでテストを試みた。
テストの日波は腰〜胸。Reefブレイク。レギュラーオンリー。セクションによっては綺麗にチューブになっていた。
フィンはプラグもフィンもRaptorフィンを使用。今年から新しく始まる、R5のインサイドフォイルのフィンを使用した。
パドルの感触はとても良い。極端に短いがパドルは安定し、浮力もばっちりで、ぐんぐん進む感じ。
そして念願のファーストウェーブ。見事にワイプアウト(インプレなのでかっこ良く書きたいのですが、実際にワイプアウトだったので(笑))。
あまりの板の短さにテイクオフの時に、後ろ足が板に乗っていなく、後ろ足だけずぶずぶと水の中に。
いつもの様な感覚でパドルをしてテイクオフを試みると、どうしても後ろ足が板よりも後ろに行ってしまうので、パドルの位置を気持ちノーズ寄りにして2回目のテイクオフ。今度は成功。板は思ったよりもぐんぐんとスピードをつけて行く。大きくとられたテールエンド、センターの幅を気にする事もなく、とてもムースに板が反応してくれた。板が短い分、本当に反応がよく、全てのライディングにおいて力を抜いて、軽―く波に乗るだけで板がすぅーっと動いてくれる。カットバックはいつもの様に低姿勢でという訳でもなく、かる〜く行きたい方向を見て、ちょっとレールを入れてあげる程度で、綺麗にカールに戻る事ができ、スープにあてる際も、本当に軽〜く当ててあげるとバッスっと板が返る。この動きがとても面白く、わざとパワースポットからはなれてカットバックをしてその反応の良さを楽しんだ。テイクオフも短いから、遅いのではと思っていたが、そんな事は全くなく逆に早いくらいだった。
バックサイドでリップは笑ってしまう程、面白い動きをしてくれた。トップに上がって本当に軽〜く力を入れてあげるだけで、ずばっと板がボトムへ向いて、今度はボトムで軽〜く後ろ足で板を前に押してあげると、今度はトップにぐんと上がっていった。
この板に乗ってみてColeと言うシェイパーの創造性の豊かさ、板に対する知識、レベルの高さには正直凄く驚かされた。
同じ日、nakiさんがブラックダイアモンドをテストしている所をカメラを片手に水中から見る事ができた。サイズは肩〜頭。
Nakiさんは、チューブ、リップ、カットバック、ボトムターンと力を抜いて楽しんでいた。この板はnakiさんのように力を抜いて波に乗る人に凄くあっているなと、海の中で見ていて思いました。
Nakiさんもこの板の性能の良さに驚いたようで、カットバックを色々な角度から楽しんでいました。
ブラックダイアモンドは鎌倉の様にわりとゆっくりな波、スロープがある波にも、板の反応の良さをいかして楽しく波に乗る事ができます。
この春、新たな伝説がColeから。ブラックダイアモンドの誕生です。
(2007.03.07)
























