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2012年03月24日(土)

【COLE】HPS-V12 by 真木勇人

COLE HPS-V12

HPSとはHigh Performance Series(ハイ・パフォーマンス・シリーズ)の略。

その名の通りCOLE が極限までハイパフォーマンスを意識したデザインで、多くのトッププロサーファーからも信頼されているハイ・パフォーマンス・モデル。

自分が普段乗っているサイズは、
6’1” x 18-3/8” x 2-5/16”
もしくは
6’0” x 18-1/2” x 2-5/16”
参考までに自分の体重は75〜76kg。

日本特有の力の無いビーチブレイクなどでも、コンペ志向のサーファーには最高な一本だと思います。
個人的にはプアなコンディションでしたらBAZOOKAやCANNON BALL、
そしてAVISO BD3などを選んでしまいますが、
やはりある程度クオリティーの高い波や、
気分的に波を思いきり切り刻みたいときは、
やっぱりこのHPS-V12に乗りたくなります。

パドルした感じはごく普通ですが、
テイクオフするときの滑り出しはとってもスムース。
ボードのボトムの水の抜けがすごくいいのだと思います。
サーフボードって不思議なもので、
浮力がある=テイクオフが速い
ではありません。
ボードの全体ロッカー、ボトムの水の流れ、
全体のボリュームのバランスなどでだいぶ変わってくるのではないでしょうか。

乗った感じで特筆すべきところは反応の良さ。
体重移動のほんのちょっとした変化にボードが瞬時に反応してくれる。
F1レース用のスーパーカーもハンドルに遊びが全くなく、
ミリ単位で反応すると聞いた事がありますが、それに似ているような気がします。

狙った場所に正確にボードが進んでくれて、
波のポケットでターンしていくとトップギアに入り、
ターンが伸びながらさらに加速していくのがわかります。

ボトムデザインはシングルコンケイブから、ダブルコンケイブ、そしてテイルエンドにかけてVEEで抜けています。

このVEEのおかげでトップスピードでのターン、レイルの切り返しが用意にできるようにデザインされていて、コール特有の柔らかい乗り心地に加え、水面での切れ味が抜群なのだと思います。

ボード全体のボリュームやアウトラインがシャープなので、
パドルやライディングが安定していない初心者にはあまり向かないデザインかもしれませんが、
中級者以上でしたらすんなり乗れるボードだと思います。
ゆったり波に乗るのはまだまだ早い、
もっと波を切り刻んでみたい、
際どいセクションでターンしたい、
もっと”クヌヤロ”ってかましてみたい方には間違いなくこのHPS-V12がオススメ。

波のコンディション的には膝からダブルオーバーヘッド程度まで対応すると思いますが、
個人的に気に入っているコンディションはある程度パワーのある波で、
サイズが腹〜頭半くらいの波です。
チューブ内でのコントロールもしやすいです。

IMG_3163IMG_3164IMG_3165IMG_3166IMG_3167IMG_3168IMG_3169IMG_3170IMG_3171IMG_3172IMG_3173IMG_3174IMG_3175IMG_3176IMG_3177IMG_3178IMG_3179IMG_3180IMG_3181IMG_3182IMG_3183IMG_3184IMG_3192IMG_3193IMG_3194all photos by tim wau

on 6’1 cole HPS

こちらは6’1”のノーズが折れてしまったものを、
そのままリペアで丸めた5’7”‘ほどのHPS-V12。

このサイズでも安定して滑走できるほど、
COLEのデザインクオリティーは高い次元にあるのだと思います。

photo:kin kimoto from surfdayz

カミソリのように切り込むレイルの切れ味を味わってみてはいかがでしょうか。

photo:tim

http://www.nakisurf.com/brand/cole/detail-hpsv12.html

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2011年04月23日(土)

【COLE】CANNON BALL 5’5″ x 19-1/2″ x 2-3/8″ (by 真木勇人)

昨年末のカリフォルニア/メキシコの旅。
そのトリップではあの”BAZOOKA”が完成されたことも記憶に新しいですが、実は同時期に進行中だったCOLEの極秘プロジェクトがありました。

cannon-ball01

そのプロジェクトというのは、コールのモデルの中でも爆発的な人気を誇るブラックダイアモンドシリーズのBD3と、FIREFLY、GRASS HOPPERから進化したLOOSE CANNONの素晴らしいDNAを、COLEのマジックハンドによって贅沢に掛け合わせた夢のようなデザインの作成でした。

ノーズはBD3に比べ若干細める。
これにより長さを出した分、波の斜面/カーブで邪魔にならずにポケットでの取り回しをさらに楽にして、LOOSE CANNONよりは丸めて浮力を確保しながら、安定感がさらに増すようにしよう。

cannon-ball02

テイルはBD3のアウトラインからさらに絞って、抵抗少なくトップスピードでのコントロールがさらに容易になるように。
そして、加速しやすいようにロッカーは全体的に控えめだが、波のカーブにフィットするバランスのとれたものに。
様々な意見交換をしながらシェイプルームにこもった。

cannon-ball03

ロッカーは控えめだが、ノーズとテイルには程よいキックが入っている。

cannon-ball04

フィンの位置もミリ単位で丁寧に設定。
大柄なコールですが、極細部に渡るこだわりと手先の器用さには驚きます。
まさに職人。

cannon-ball05

cannon-ball06

cannon-ball07

BD3のドライヴ性、回転性、俊敏性、ハンドリングとコンパクトさ。
LOOSE CANNONの加速力、瞬発力、リアクションスピードなどの特徴を掛け合わせ、名匠COLEのマジックハンドから生まれたものがこのCANNON BALL(キャノンボール)。

cannon-ball08

cannon-ball09

cannon-ball10

自分が今回作っていただいたサイズは、
5’5″ x 19-1/2″ x 2-3/8″

cannon-ball11

参考までに自分の身長/体重は、177cm/76kgです。

cannon-ball12

cannon-ball13

早速仕上がったキャノンボールを比較的やわらかいメキシコの波でテスト。
まずパドリングした感じは、比較的短いわりにノーズ幅がある為か安定していてスムース。
テイクオフもわりとワイドなノーズエリアと控え気味なエントリーロッカーのおかげで、水面にひっかかってくれてキャッチしやすい。

cannon-ball14

これがCBで乗った一本目の波なんですが、癖もなく、立った瞬間からいきなりしっくりきたのを今でも鮮明に覚えています。
それはまるでミズスマシになったようなフィーリングでした。
初めて乗るボード/デザインで一本目からしっくり”くる”のは相当乗りやすいボードだと思います。

cannon-ball15

走り出しもよく、たるめの波でもグイ~ンと楽に加速してくれて、トップスピードでのハンドリングも容易。
ボトムはシンプルなシングル~ダブルコンケイブ+VEE。
でもシンプルな中にもCOLEのスパイスが効いていて、それは全体のロッカー、フォイル、アウトラインとロッカーのバランスの良さからきているのかと思います。

cannon-ball16

ターンにも入りやすく、想い通りのラインが描ける。

cannon-ball17

cannon-ball18

cannon-ball19

テイル形状は自分のがダイアモンドテイルで、naki氏のCANNON BALLはスカッシュでしたが、ラウンドテイルもバッチリフィットしそうな気がします。
個人的に次回はラウンドテイルで作ってみたいです。

cannon-ball20

ゆっくりクルーズしてたら、鳥も遊びにきました。

cannon-ball21

その鳥とシンクロ。

cannon-ball22

ターンもスムースに加速していく。

cannon-ball23

cannon-ball24

簡単にまとめると、とにかく乗りやすく想い通りに動いてくれるボードです。
BD3だとやや短く感じる、LOOSE CANNONもいいけどもう少しコンパクトなボードが欲しいって方にもバッチリなボードですね。

アウトラインを比較。
左からBD3、キャノンボールそしてルースキャノン

cannon-ball25

対象とする波のコンディションは、わりと弱めのビーチブレイクからオーバーヘッドのリーフ波まで幅広く機能してくれると思います。

最近沖縄に拠点を移したので、今後さらに様々な波でテストするのが楽しみです。

cannon-ball26

”楽しい波乗りがさらに楽しくなる”

いつも最高なボードを創ってくれるCOLEに感謝。

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2011年01月11日(火)

【COLE】 BAZOOKA (by 真木勇人)

2010年度秋

nakisurfジャパンツアーの為に初来日した、サーフボードシェイプ/デザインの巨匠”COLE”

この時に、日本特有の力の無い波を乗るのに優れたデザインを考えていただき、試作品として日本に持ち込んでいただいたのが当初”procon prototype”と呼ばれていたbazookaの一号機。

COLEとBAZOOKA

日本でこの試作品をテストし始めてから二ヶ月後、

BAZOOKAに乗る真木勇人

再びcoleに会いにカリフォルニアまで行ってきました。

COLEファクトリー

日本でテストし、感じた自分のフィードバックと、

COLEが来日した際に実際に見て、乗って感じた日本特有のやわらかい波質を意識しながら、さらにチューンナップされ完成したのがこの”bazooka”です。

BAZOOKAシェイプ中のCOLE

一号機から調整したのは、デッキコンケーブの深さと場所、そしてテールアウトラインを㎜単位で絞り、ボトムのチャンネルコンケーブの位置も微調整していただきました。

ちなみに一号機のセンターの厚みはなんと1-5/8inという驚きの数値。

通常でしたら76kgの自分が乗るボードとしては考えられない数値ですが、乗れてしまう不思議なデザインです。

改良版では少しコンケーブを浅くしていただき、予想以上に柔らかかった日本の波に対応するように浮力をたっぷり残していただいた。(5’9-19-2in)

BAZOOKAシェイプ中のCOLE

COLEによると、元のプラグとなるロッカー、アウトラインはCOLE自身一番のお気に入りのMP-twin譲り。

BAZOOKA

レイルは、柔らかく力の無いフラットな波でも引っかかり無く、スムースにグイグイ走り抜けれる丸めのデザイン。(自分はACR railを使用)

BAZOOKAシェイプ中のCOLE

ボトムはシングルから流れるダブルチャンネルコンケーブvee。

HPS,loose cannonなどではveeがテールエンド、センターフィンの後ろから入っているのに対し、BAZOOKAではサイドフィンの前辺りからveeが入ってます。

ただveeだけではコントロール性/レイルtoレイルに切り替えやすさが抜群に優れますが、スピードが犠牲になるために、COLEが考案したチャンネルコンケーブをVEEの中に組み込み、

BAZOOKAシェイプ中のCOLE

これによってスピード/ドライブ性能そしてコントロール性能を、高い次元で結合させることに成功。

BAZOOKAシェイプ中のCOLE

全体的に広めのアウトラインでロッカーも控えめですが、grass hopperやloose cannonに比べノーズロッカーが気持ちあり、波に刺さりにくく、カーブのキツい斜面やポケットにもフィットするデザインにしたcole.

BAZOOKAシェイプ中のCOLE

BAZOOKA側面

ノーズ幅も波のポケットで邪魔にならない最高なバランス。
ちなみに自分のbazookaのサイズは、長さ5’9, 幅19,厚み 2in

BAZOOKAデッキ面

BAZOOKAボトム面

身長/体重は177cm/76kg

自分のHPSなどのスラスターの標準サイズは6’1,18-1/2,2-5/16なので、もしオーダーするとすれば、通常より3~4インチ短め、1/2インチ前後広め、1/4インチ前後薄めで丁度良いかと思います。

BAZOOKAシェイプ中のCOLE

仕上がったBAZOOKAを滞在中にカリフォルニア、そしてメキシコで徹底テスト。

BAZOOKA

BAZOOKAに乗る真木勇人

まずパドルした感じは、数値よりも隠れ浮力があるために非常にスムースで楽でした。
そしてコンケーブデッキの効果で、パドルの時に身体が定位置からずれたりしないというのも特徴的。
テイクオフもCOLEの絶妙なエントリーロッカーとボトムデザインで、素早く波にエントリーでき、走り出しも非常に良いです。
さらにはコンケーブデッキの効果で重心が低くなり、テイクオフの切っ掛けとなる波のフック(発射台)から押し出してもらいやすい気がしました。

BAZOOKAに乗る真木勇人

波に乗った感じではテイクオフからの加速性も抜群。
トップスピードでのターンもチャンネルコンケーブが組み込まれたVEEの御陰で、非常に楽でスムースに波のフェイスに切り込みます。

BAZOOKAに乗る真木勇人

よく思われがちな、丸めのレイル=レイルが入れにくい、という固定観念を見事に打ち砕いてくれました。

丸めのレイルの特徴が生かされ、

BAZOOKAのレイル

フラットなセクションでもグイグイ前に出て行ってくれて、水面のコブにも引っかからずに走ってくれるデザインです。
また、オプションであるボトムに入れてあるカーボンファイバーは、バネのような働きをし、ターンの伸びをさらに良くしてくれるように感じました。

BAZOOKA

補強効果もありますね。

BAZOOKAに乗る真木勇人

ライディング時のデッキコンケーブの効果は、
最高な両足のフィット感と乗り心地、
足が水面に近い新しい感覚、

BAZOOKA

BAZOOKA

そしてなにより反応の良さ。
重心移動が足を通して瞬時にボードに伝わります。
ストラップが着いている様にボードにフィットし、波のパワーも足に伝わりやすく、コントロールしやすいと思います。。
また重心も低くなり、それによって安定感も増したように感じました。

BAZOOKAに乗る真木勇人

ボトムのチャンネルコンケーブにより、凝縮された水流がテールエンドで一気に放出されるデザインで、

BAZOOKA

そこから得られる加速には正直驚きました。
どちらかというと日本の力の無い波用に造っていただいたデザインですが、サイズ、パワーもそこそこあるコンディションでも最高に調子良く乗る事ができました。

BAZOOKAに乗る真木勇人

自分の中では何気なくいつも通りにしたターンでしたが、海から上がり、写真をチェックして正直ビックリしました。
バイクに例えると2ストロークではなく、4ストロークエンジンのパワーを搭載したバイクで、パワーがあって軽く吹かしただけで楽にスムースに走ってくれる感じです。
写真に写ったトラックとスプレーがcole “bazooka”の全てを物語っている気がします。
『おいおい、あれはCGもしくはフォトショップだろ~!?』という噂も出ていたようです。

BAZOOKAに乗る真木勇人

bazookaをデザイン/シャイプし、誕生させてくれたCOLE、そしてその切っ掛けをつくって下さったnakisurfの皆様に感謝!

ありがとうございます!!!

thanks cole !!!!!!!

BAZOOKAと真木勇人

巨匠COLE入魂の一本 “BAZOOKA”

このボードに出会ってから、更にsurfingが楽しくなってしまいました。。。w

”日本の波”に、”旅のお供に”最高にオススメな一本です。

夕陽とBAZOOKA

波、海、そして自然と共に最高な瞬間を!!!

keep surfing…

2011-1-11

真木勇人

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2010年06月22日(火)

【SURF PRESCRIPTIONS】 BushWackingThang(BWT) 5’6×19-1/4×2-3/8 (by 真木勇人)

ここ最近はまっているBWT。
ご存知Surf PrescriptionsのDOCシェイプのボードで、今年の4月だったか、nakiさんとdocが千葉に来た時にnakiさんが太東の素晴らしい波で最高に気持ち良さそうにグライドしているの姿を観て、『ヤバイ!めちゃ楽しそう!』乗ってみたいなぁ。。。と思ったのがオーダーさせていただく切っ掛けで、

この時にDOCに今度一本作って下さい!とお願いしました。

この日のnakiさんブログはこちらから

全体的に丸めのアウトラインにラウンドテール、シングルボンザーのデザイン。

ロッカーはかなり控えめに見えますが、全体的に絶妙なロッカーがあります。

レールは丸めで十分な浮力。

ちなみに自分が乗っているBWTのサイズは5’6, 19-1/4,2-3/8。
参考までに身長/体重は178/76kg

試乗したのは主に千葉の波。
サイズ的には膝くらいからオーバーヘッドのビーチブレイクです。

パドル
パドルは浮力も十分に足りているのとロッカーも控えめな感じなんで、かなり浮いていて楽ですし、テイクオフ時も安定してス~っと走り出してくれる。

乗った感じ。
シングルフィン特有のスムースな乗り心地に、サイドのボンザーフィンの効果でルースしすぎずに、シングルフィン特有のヌルっとした感覚を抑えて安定感を増している乗り心地で、最高に柔らかい乗り心地。
またセンターの長めのシングルフィンのお陰か、ロッカーかボトムのデザインだかなんだかわかりませんが(笑)、かなり粘り強い伸びるターンもしてくれます。

またボトムのシングルフィンの位置でも乗り味がかなり変わってきます。
よりテールよりにセットしてあげると、よりしっかり波をホールドしてドライブ感も増します。また前方のずらしてあげるとかなりルースになって、回転性が増しますが、ホールド感、ドライブ感は劣ってくるように実際試してみて感じました。
自分が好みなのは後ろよりなんだけど、ちょい前の設定。

フィンは6もしくは6.5のフィンがこのサイズのボード(5′6前後)にはピッタリだと思います。

垂直オフザリップして、テール抜いて、飛んで回ってカチャカチャ。。。
みたいな忙しいサーフィンには向いてないですが、リラックスしてゆったり、大きなラインでボードに体重を預けて海面にターンを描くのにこれほど気持ちがいい板は初めて乗ったと思います。

数週間前に頭前後のビーチブレイクで動画の撮影もしました。
現在編集中でもうすぐ公開されるかと思いますので、そちらも参考までにご覧下さい。

(2010/6/22)

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2009年10月16日(金)

【COLE】 X10 (by 真木勇人)

COLEのX10が手元に届いてから数ヶ月が経ちました。
その間に色々な場所、北は東北、南は南西諸島へ旅をし、様々な波に乗ってテストしましたので、そろそろインプレ書いてみます。

COLE X10を抱える真木勇人
char photo

今回のX10の長さは5′4、5′0BD3に乗ってると不思議とそこまで短くは感じませんでした。センターの幅は18-1/2、BD3と比べるとかなり細めな設定です。
センターの厚さは2-1/2。テールはラウンドピン。グラブコンケーブ入り。

まず初めに持った感じは、コンパクトで軽く、ロッカーは全体的に低めだが、横から観てみるとノーズロッカーが絶妙な感じで反っている。

パドルの感じは短くて、幅の狭い割にはセンターボリュームがしっかりあるので、意外とスムーズだが、幅の広いBD3にくらべるとパドルの安定感は劣る気がする。
でもそれは普段パドルでふらつかないレベルの方だったらまったく問題無いと思います。

実際に乗った感じは波質にもよるけど、トロトロのジャンクなビーチよりは、ある程度しっかりした波で本領を発揮するデザインだと思います。
特にパワーがあって掘れてる波にはベスト。
細身のアウトラインとラウンドピンテールがパワーのあるセクションでもスライドせずに、カチッと波に食い込んでくれるし、トップスピードでパワーポケットでのターンもしやすいです。

原型というか、ボードのテールから2/3はピストルに限りなく近いアウトラインとボリュームで、ようはセミガンとミニボードを足して2で割ったような感じ。
これが本当のミニガンとでもいいましょうか。。。(笑)
セミガンの安定感を持ちつつ、ミニボードの取り扱いやすさを兼ね揃えているデザインですね。

またまたBD3と比べますが、パワーのないビーチブレイクなどでは、BD3の方がテール幅もあって、少ないパワーを吸収してくれるので、加速しやすい。
でも、掘れていて、パワーもあって、しっかりした波ではX10のほうが波にホールドしてくれて、微妙なコントロールも効くし、チューブセクションでもテールを踏み込んで減速しやすく、より長い時間を水の空間で過ごす事ができると思います。

日本国内では、このX10とBD3さえ持っていれば、ほぼ大体のコンディションで楽しめる事ではないでしょうか。

雑誌SURF1stに掲載された南西諸島でのシークエンス

雑誌SURF1stに掲載された南西諸島での真木勇人のシークエンス

5′4のcole X10使用のライディングです。

(2009/10/16)

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