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2013年01月11日(金)

【COLE】BAZOOKA Ⅱ, 5’9″ x 19″ x 2-3/16″ (CALR) by 真木勇人

巨匠COLEシェイプ/デザインで、爆発的ヒットとなった”BAZOOKA”がリリースされたのが今からちょうど二年前。

http://www.nakisurf.com/voice/archives/category/hayato-voice/hayato-voice-cole/hayato-voice-cole-bazooka

2009年秋にコールが初来日した際に、日本特有の力の無い波でも、楽に加速できるハイパフォーマンスデザインを作ろうとしたことがきっかけ。

日本の力の無い波からパワーのある極上の河口波はもちろん、海外のあらゆる波でも広い範囲で活躍してくれて、それは最高に素晴らしい仕上がりでした。

photo:JSC

この初代バズーカに乗っていただいた一般のお客様からも、

”とにかく走るし、反応もよく、乗り易くて最高です!”と、

嬉しい反響もあったのですが、

一部の方々からは、

”実際乗ってみると良いのですが、最初はこのバズーカ特有の厚めのレイルが正直ちょっと抵抗ありましたね。。。”

”自分は脚力が弱いので、もう少しレイルがシャープだともっと乗り易い気がするのですが。。。”

そんな声もあった事を切っ掛けに、コールとBAZOOKAをさらに改良してみることになりました。

投げかけた課題は、

1)基本的な乗り心地はなるべくそのままで。

2)十分な浮力を確保しつつ、反応がさらに良いように。

3)脚力の弱いサーファーでも乗り易いようにレイルボリュームをもう少しシャープ(薄め)に仕上げられないか。

4)可能であればさらに速く。

と、とりあえず言うのはとても簡単なのことだけど、この課題をコールはどう”かたち”にしてくれるのだろうか。。。

およそ半年後、コールからのアンサーが日本に届いた↓

↑サイズは 5’9″ x 19″ x 2-1/8″ (CALR)

↓下は初代バズーカ

それぞれの課題に対しリニューアルされたところは、

1)デッキコンケイブ→フラットデッキ

初代バズーカのコンケイブデッキ特有の波の水面と足裏が近い乗り心地をキープしながら、浮力を確保しながらレイルをよりシャープにするため、コンケイブデッキからフラットデッキにリデザイン。

2)よりシャープなレイル

フラットデッキデザインによりセンターの厚さをレイル際まで引っ張ってあるため、センターの数値は通常よりも薄めでも問題なく十分な浮力を確保。

参考までに普段HPS-V12などで乗っているのは 6’0″ x 18-1/2″ x 2-3/8″ 前後。

初代バズーカでは、デッキ面にコンケイブを施すために必然的に分厚くなっていたレイル際の厚みが省かれたことによって、十分な浮力を確保しつつもよりシャープなレイルに仕上がっている。

ちなみに自分の初代バズーカのレイル記号は”ACR”だったのに対し、新デザインでは二段階シャープな”CALR”。

また、初代バズーカでは不可だったグラブコンケイブ(レイルチャンネル)もこの新しいデザインでは可能に。

3)さらなるパドリングスピードとドライブ性能。

初代に比べ、ワイデストポイント(ボード幅が一番広いところ)が若干ノーズよりに。
※ちなみにこのワイデストポイントがテイルよりになると逆に回転性が増す。

これによってボードの持つドライブ性がさらに向上。回転性に優れたやや短めのバズーカのデザインでもドライブ性能をさらに引き上げてくれる。

ノーズ幅も気持ち広がり、安定感と浮力が増す事でパドルもさらに楽に。

ボトムは水抜けのよいシングル〜ダブルコンケイブ。

そこから初代バズーカの厚めのレイルも波面に入り易いように施されたサイドフィンあたりから始まるVEE。

そして、VEEだけではスピードが犠牲になるため、コールが考案したバズーカチャンネルをVEEの中に組み込んであるのは初代バズーカと同じコンセプト。

”フラットデッキになり、よりシャープなレイルになった新型バズーカでは、初代バズーカほどVEEがきつくなくてもレイルの反応は良いし、スピードもさらに増すはずだ”とコールはVEEをマイルドに仕上げてある。


ここまでが自分が聞いたコールのデザイン話です。

この他にもコールのみぞ知る秘密があるのかと思いますが、自分に理解ができるのはこのくらいまでなので、ここからは実際にテストして乗ったお話へ。

暑い夏の南ウネリの沖縄から、

インドネシアでもテスト。

朝日が照らすニアスのラインナップ。

ここは長いライトのポイントブレイクで、一本乗ると結構な距離をパドルで戻らなければいけませんが、そんなところでもパドルは楽にできたほどパドリング性能もいい。

フラットデッキの隠れボリュームと若干広まったノーズの幅のお陰でしょうか。

ダブルくらいでしょうか、オーバーヘッドの日。

本来はたるいパワーの無い波用に開発されたバズーカですが、こんなコンディションでも最高にドライブしてくれて、ホールド感もある。

体重をボードに預けてあげるだけで増々スピードが加速していくのを実感できました。

テイルエリアはやや広めで波の力を最大限に吸収してスピードに変換してくれるデザイン。

テイルエンドにかけてはやや絞ってあるので、タイトな波のポケットでもコントロール性も抜群。自分の思い通りの場所に導いてくれる。

ちなみにこの赤レイルのテイル形状はシングルウィングスワロー。

トップスピードでも水面に鋭く切れ込んでくれるレイルとボトムデザイン。

リリースも素晴らしい。

パワー/トルクのある乗り心地。

掘れたチューブの波でも申し分ない加速性とコントロール性。

これは抜けれないかな?と思ったくらい深い場所からも抜けてこれてしまったのには驚きました。

ボトムのバズーカチャンネルとコールによってさらに調整されたVEEのバランスでしょうか。

この波のシークエンス写真はこちらから。

http://www.nakisurf.com/blog/hayato/archives/15109

かなりいい手応えを感じ、ここからカリフォルニアへ。

サンクレメンテのコールを訪問し、

創っていただいたテストボードのフィードバックをかねたボードデザイン談義。

最高に調子が良いのでスカッシュテイルでも一本作っていただくことに。

1/16インチだけセンターを厚くし、5’9″ x 19″ x 2-3/16″ のサイズ。

入念にシェイプするコール。

コール邸にも滞在させていただいたのは本当に最高な想い出。

きっかけをつくってくださったnakiさんにも感謝です。

コールと息子のオーウェンとマイロはスケートに夢中なとても元気で良い子達。

次回は一緒にサーフしたいな。

数日後グラスショップから上がったボードを入念にチェックするコール。

少しでも気になる所があれば自らサンダーで最終調整。

こうして仕上がった全てのボードをチェックしているところに、コールのこだわりの職人魂が伝わってきます。

仕上がったボードを持って、太陽の国メキシコへ。

ボードを抱え、サボテンに刺さらないように海へ。。。

まず感じたのは、インドネシアのニアスより柔らかい波質でも楽に加速してくれること。

通常のショートボードよりも楽してスピードがつけられて、パフォーマンス性も最高なデザイン。

基本的にはハイパフォーマンス。

ただ、通常のスラスターに比べもっと馬力のある走りっぷりが印象的な特徴。

トライはもちろん、クアッドでも調子がいいようにコールがフィンの位置も調整済み。

ちなみにクアッドの方がスピードはさらに速く、トライの方がよりタイトなターンがしやすいと思います。

おすすめテイル形状はスカッシュ、ウィングスワロウ、スワロウ、ラウンド。

長さは自分の身長と同じサイズがおすすめ。

フラットデッキのおかげで水面と足裏が近い乗り心地と、まるで畳の上に立つような感覚でサーフできるのも新鮮。

とにかく楽に加速でき、安定感もありながら俊敏に動いてくれる。

ついつい笑顔になってしまう最高な乗り心地。

日本、インドネシア、カリフォルニア、メキシコでテストを繰り返し、最高なフィードバックを得たコールのデザイン。

COLE 2013年度最新モデルは”BAZOOKA Ⅱ” として、2013年1月11日遂にリリース。

2013.1.11  Hayato Maki

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2012年12月11日(火)

【COLE】PRAYING MANTIS by 真木勇人

COLE 2012年度新作モデルのプレイングマンマンティスを試乗してから3ヶ月ほど。
沖縄のリーフブレイクから千葉のビーチブレイクまでテストしたので、そろそろインプレッションを書いてみようと思います。

と書いたまま投稿し忘れていたので、掲載させていただきますね。

↓こちらが今回コール氏がシェイプしてくれたプレイングマンティス。

サイズは5’6″ x 19-1/2″ x 2-1/2″

ちなみに自分の身長/体重は176cm、75kg前後。
サーフィングや素潜り後は74kg、飲んだり食べたりすると76kgくらいになります。

アウトラインに関しては、ノーズからセンターあたりまではかなり丸みを帯びたデザインで、ノーズエリアにはかなりのボリュームがあります。

センターからテー ルにかけてもそれなりにボリュームがあるけど、テイルエンドに向かってウィングが2度、つまりダブルウィングが入ってからテイルエンドのバットマンテイルに繋がってます。

COLEの他のモデルでこのプレイングマンティスに一番似ているデザインがGRASS HOPPER。
ファイアーフライをさらにワイドにしたグラ スホッパー、そのグラスホッパーをさらに短くワイド(特にノーズエリア)にしたのがこのプレイングマンティスといった感じではないでしょうか。
ノーズエリアはワイドなんだけど、ラウンドノーズほどでもないところがまた291ですね。

フィンのセッティングはクアッド、トライ、ツインでも楽しめるようにFCSの5フィンプラグセッティング。
個人的にはトライが好みでした。
フォームは最近新しく登場したカラーフォーム。
赤ベースのマーブルなんですが、初めて目にした時そのカラーリングにしびれました。
フォーム自体にカラーが入っているので、クラッシュしてもまた下の層から色が出てくる。
まるで金太郎飴のようなフォームですね。

テストライドしたのは沖縄のオンショアリーフブレイクから小さいけどクリーンなポイントブレイク。
そして千葉では胸前後のビーチブレイクを、弟のタイトと軽くサーフしました。

まずパドルした感じは、いままで乗ったこのサイズのボードのなかでは浮力もかなりあるからなのか、非常に楽。
これはこんなに浮くの?というくらいで、ちょっとズルしているような感覚にもなりました。
ノーズエリアのボリュームのおかげなんでしょうか、テイクオフもかなり速いような気がしますね。

力の無い波でもテイクオフした瞬間からす〜っと進んでくれるのがわかります。
ノーズ/テールが細いスラスターモデルのボードから比べると、断然にスピードは着け易く、やはりズルしているような感覚になります。
これになれてしまったら、特に波の小さな時に一般的にいう通常のショートボードに乗るのは難しくなってしまうかもしれませんね。

サイズ的にはややオーバーフロートで乗ったほうが楽しめるようなデザインだと思います。

幅があるからか安定感も抜群ですが、やや短めなので回転性も素晴らしい。

クアッドセッティングはやはりスピードが速く、抵抗になるセンターフィンがないのでややルースな乗り心地。
個人的はトライで乗ったほうが、ホールド感が増してターンがさらにしっかりとできるように感じたので、普段はトライで乗ることが多いです。

ツインスタビもしくはツインのセッティングではまだテストできてませんが、かなり楽しめそうですね。

久しぶりに千葉でタイトとのサーフセッション。

お互いにドロップインして、ふざけながら乗るのも最高に楽しい。

良く言えばシェアですからね。

これに蔵人が加わってもみんなでシェアします。

数十年後、じぃさんになっても3人で1つの波をシェアしたいもんです。
後ろより前がいいですけどね。。。

プレイングマンティスは全体からみてどちらかというと小波用のボードだと思いますが、底掘れした波でなければ頭ちょいまではまったく問題なく乗れました。
膝腰くらいのポヨポヨ波のコンディションでは、このプレイングマンティスがあるから楽しめた時もあったほどで、普段通っているスポットがたいてい小さくて力の無い波のコンディションが多い場合はかなりオススメです。

レベル的にも浮力をしっかり確保できていれば、初級者から楽しめるモデルだと思いますよ♪

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2012年07月09日(月)

【COLE】BD3-b, 5’1″ x 20-1/4″ x 2-5/8″ by 真木勇人

【COLE】
BD3-b
5’1″ x 20-1/4″ x 2-5/8″

今回のインプレッションはトリップ先のメンタワイ諸島からです。(2012年3月当時)

日中には嵐と遭遇しましたが、
夕方には風と雨もやや収まったのでみんなでサーフしに行きました。

今回のトリップに持って来たCOLEの3本、
BAZOOKA、X10、BD3-bの中からBD3-bをチョイス。

この島のメインブレイクはscarecrow。
ひらがなでタイプして変換したら ”透け開くロウ” になったが、
和訳すると ”かかし” になります。

長いチューブのあるレフトの波なんだそうです。
でもこの日にサーフしたのは、その隣のライトのリーフ。
そこそこ長く乗れて掘れるセクションもあって、
コンディションが整えばかなり良さそうな波でした。

このCOLE BD3-bは実はもう2年以上乗っているお気に入りのモデルのひとつで、
最初に乗った時がnakiさん、コール、ライアン達と行った奄美トリップででした。

それ以来日本国内はもちろん、フランス、スペイン、バリ、フィリピンなどの海外にも持って行き、
いろいろな波で乗ってきたのでインプレッションしてみます。

まずはスペックからお伝えしますと、
長さが5’1″、幅はたしか20-1/4″で厚さが2-5/8″、
素材はポリエスターです。

基本的なアウトラインやボトムデザインはAVISO版とほぼ変わりないと認識していますが、
デザイン的な大きな違いはやはりボトムのフィンシステム。
サイドにグラスオンの小さめのキールフィンが二枚ずつと、
センターのやや大きめのシングルフィン。
俗にいうボンザーです。
BD3-bのbはbonzerの略ですね。

ただ乗った感じはトライフィンのBD3にくらべて、
グライド感覚といいますか、
波の斜面にレイルとサイドフィン、
そしてやや長めのセンターフィンがカチッとはまった時のフィーリングはこれ特有のものがあり、
その感覚に自分もハマってしまっているのだと思います。

このBD3-bは軽量のサンドフィニッシュではなくて、
やや重くて丈夫なグロスポリッシュ仕上げ。
やや重めなのでターンに重量感と安定感が増します。
ぶつけても壊れにくいのと、
風が強くてもパタパタ跳ねたりしなかったり利点は多い。

マーブルカラーも入っていて、
ボードも日焼けしづらく、
磨けばピカピカな光沢が出る不思議な?ボードです。

波のコンディション的にどんな時に乗るのが好きかといいますと、
ある程度サイズがあっても(オーバーヘッド)楽しめますが、
個人的には波が弱く小さくて普通のボードに乗って、
いそがしく縦のラインで波乗りするよりも、
ゆったりまったりと波の力をボードから足、
そして身体全体に感じながらその波をグライドしたい時です。

自分のクイバーに一本、
旅のお供に一本あるととても楽しめるボードだから、
色々なところに持って行ってしまうのかもしれませんね。

このBD3-bは、AVISOやポリのトライフィンBD3とは似ていても、
また別の ”乗り物” と考えてもらっていいと思います。

ヨーロッパにて↓
BAZOOKA、BD3-b、そしてこのときはX10ではなくてCANNON BALL。
このセットも自分のなかではゴールデンなコンビなんです。

フィリピンでのBD3-b
このボードを持っていると、色んな人に”何ですかそれ?”
”凄いボードですね!”wow,that thing is so sick!!
と言われ、へへ〜。。。
と持っていてやや誇らしげになれてしまうボードでもあるのです。笑

最後に自分のベストなフィンの位置ですが、
真横からフィンを見て、
センターフィンの前とサイドフィンの後ろにほんの1cmから1.5cmほどのギャップを空けた位置です。
この場所が最高なのでお試しください。

もちろんこれでなくてはいけないってルールは無いので、
乗りながら自分にベストなポジションを探すのも楽しい作業ですね。

feeling the glide!!!

today’s lunch.

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2012年07月09日(月)

【COLE】LOOSE CANNON by 真木勇人

【COLE】
LOOSE CANNON(ルースキャノン)

プアな小波からアベレージなアタマ前後の中波用にデザインされているルースキャノン。

先日関東に行った際に、
オーダーしていたルースキャノンの5’9″をゲットし千葉で試乗してきました。

それにしても千葉は本当に波がありますね。
あらためてそう感じるこのごろです。
ビーチも久しぶりだったので、なんだか嬉しかったです。

さて、このボードデータは、

5’9″ x 19 x 2-3/8″
ラウンドテイル
FCS 3フィン
というセットアップ。

ルースキャノンの元のベースとなっているのは名作GRASS HOPPER(グラスホッパー)で、
個人的にはあのグラスホッパーをさらにシンプルに、
よりHPS-V12に近づけたデザインなのかなと思ってます。

グラスホッパー譲りの全体的に控えめなロッカーと、
やや広めのアウトラインを持つのが特徴で、
パドルもテイクオフも結構速いという第一印象。

ロッカーも控えめなので、
乗った感じもやはりグラスホッパー譲りに加速力が良く、
力の無いセクションでもスイスイ走ってくれます。

ボトムデザインはシングル→ダブル→VEE。

テイルがVEE抜けしてるのでテイルが軽いというか、
かなりコントロールしやすいデザインですね。

ボトムデザインもHPS-V12に似ていますが、
乗った感覚的にもHPS-V12をさらに小波用にアレンジし、
パワーのない波でもさらに加速しやすく感じます。

HPS-V12よりさらに楽に加速してくれる感覚。

ただ、やはりクオリティー高い波ではHPS-V12のほうが、
パフォーマンス性、ドライブ性、コントロール性は若干増すと思いますが、
日本のアベレージコンディションではこのルースキャノンのほうが乗りやすい時が多いのではないかと思いました。

ボード自体にクセもなく、
いきなりすんなり自分に馴染んでくれるデザインですね。

久しぶりにカイトでもこのルースキャノンを試乗しましたが、
カイトでもかなり乗りやすかったです♬

結構スピードが出るんですが、
それでも普通にハンドリングできるほどの性能がありますね。

コンディション的には、
基本的に普段のマッシー(たるい)なビーチブレイクや、
パワーのないブレイクがとても乗りやすいデザインです。

波が掘れたクオリティーの高い波だとHPS-V12のほうがハンドリングは楽な気がします。

でも、そんなコンディションはやはり日本では平均的に少ないので、
アベレージな日はこのルースキャノン一本でまかなえると思います。

実はこのルースキャノンとBD3を掛け合わせて誕生したのがCANNON BALL↓なんですが、
その元祖であるルースキャノンはやはり完成度の高いデザインだとあらためて思いましたし、
多くの海外トッププロサーファーが気に入っているのもわかる気がします。

日本のアベレージコンディションでオールランドに乗れる一本。

基本的にHPS-V12のようなスラスターに乗りたいけど、
もうちょっと楽してスピードつけたい方には最高なデザインだと思います。

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2012年07月09日(月)

【AVISO】GRASS HOPPER 5’7″x 19-1/2″x 2-5/16″ by 真木勇人

【AVISO】
GRASS HOPPER
5’7″x 19-1/2″x 2-5/16″
JR2レイル

COLEデザインの中でも人気の高いGRASS HOPPERは、
あの伝説のFIREFLYをさらに幅広く小波用にデザインされたボードで、
クセが無く乗りやすいので多くのユーザーが気に入っているデザインでもあります。

そのデザインがAVISO化されたのがこちらのGRASS HOPPER。

かれこれ一年近く乗ってのインプレッションです。

自分がピックアップしたのは5’7″、5’9″、5’11″の3サイズあるうちの中の5’7″で、
5’7″x 19-1/2″x 2-5/16″。
体重は76kgですが、浮力的にもこの5’7″がぴったりいい感じです。

シュワシュワのビーチブレイクからしっかりしたリーフブレイクの波、
パーフェクトな河口の波でもテストしてきました。

フィンセッティングは個人的にツインスタビライザーかクアッド設定が気に入ってます。

全体的にフラットなロッカーとワイドなアウトラインなので、
パドリングもテイクオフも速いし、
パワーの無いタルい波でも楽に加速してくれる。

持った感じはEPSほど軽いなという感覚はないけど、
程よい重みがあるので安定して滑走するし、
乗ってからは実に軽快に動いてくれます。

全体的にワイドなアウトラインですが、
テイルはダブルウィングで絞ってあるのでコントロール性にも優れていますね。

玉石の河口や沖縄のリーフブレイク、
そして千葉のビーチブレイク↓でも乗ってきました。

個人的な意見ですが、
どんなコンディションで一番調子がいいかというと、
やはりトロくてパワーの無いゆるい斜面の波。
そんなコンディションでこのAVISO GRASS HOPPERは本領を発揮してくれると思います。

最大の長所はそこだと思いますが、
短所をあげるとしたらやはりパワーのある掘れた波だと、
全体のアウトラインの広さとフラットなロッカーでコントロールが少し難しくなってくることです。
ボードが波のパワーを拾いすぎてしまうのかもしれませんね。
そんな波ではやはりHPS-V12X10BAZOOKACANNON BALL等のほうが乗りやすいと思います。

なのでどちらかというとヒザからカタ、アタマくらいまでがベストな小波用ボードですが、
スロープが長い斜面の緩やかな波でしたらオーバーヘッドでもよく機能してくれると思います。

AVISO COLE GRASSHOPPER、
パワーの無い波に特にオススメな一本です。

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