NakisurfユーザーによるCANVAS、Tyler Warren、NATION、Surf Prescriptions、Catch Surfなどのインプレッション

ユーザーボイス

Z1サーフスーツ バックジップ 5/3ミリ_これはウエットじゃない、服だ。しかもとても動きやすい部屋着、スウェットだ!

「冬の海をスウェット上下でサーフしてる・・・」
それがZ1 SURFSUITSの最初のフィーリングでした。もうこれで全てを伝えてしまうくらいの「例え」だと思うのですが、さらに詳しく…。

Z1 SURFSUITSに身を包み、寒風吹き荒む海まで10分程の道のりを自転車で、ここサーフキャンプ(湘南自宅)からペダルを漕ぎ、海に着いた時には額に汗。なんというアイドリングハイテンプチャーだろう!
しかしこの暑さ、何かが違う。それは表面的ではなく、身体の中からしんしんと暖かい感じ。ちょうど、キムチ鍋をたらふく喰った後みたいだ。きっと今ここで脱いだら、涼しくて気持ち良いだろうって思う程。(スウェーデン人がサウナから雪中に飛び込むシーンを思い出す)で、僕はHPSと共に海に飛び込んだ。

パドリングのウエットスーツの伸縮運動抵抗率(ウエット生地が、筋肉の運動を妨げる逆の伸縮力を発生させる抵抗値)私が勝手にこう定義している数値は、5%程。
ちなみに最悪の70%以上のレベルは、安い黒ゴム(スキン)素材のフルスーツを2~3年使用したもの。これはもうサーフするのはおろか、溺れかねないレベルだが…。
そしてこのZ1 SURFSUITSの5%とは、冒頭のスウェットに例えられる。

パドルが進むウエットは、サーフボード(HPS)同様「当り」だ!すごいぞ!!やはり、身体が思った通り、ボトムでのホールド体勢からトップでのオープン体勢まで、その直前の縮みから伸びまでを見事にトランスフォーム(変身)させているのがわかる。それが止まらない動きの中で全て完璧に連動されているのだ。
これはウエットじゃない、服だ。しかもとても動きやすい部屋着、スウェットだ!

僕は以前から夢を見ていた。ジャーフル(ジャージ素材のフルスーツ)で真冬もサーフできたらいいなって。スキンはどんなにがんばってもその伸縮率において、ジャージにはかなわないからだ。ジャージ素材の欠点とされる、ラジエター効果(スーツ表面に付着した水分が冷風で冷却されること)にいたっては、全く問題無い。それよりも発熱と保温性の方が打ち勝っている。

そして、Z1 SURFSUITSの驚異は、アフターサーフにも及ぶ。
スーツを離脱後、少なくとも30分はTシャツでいられる。暑くて仕方ないのだ。
真冬のサーフ後に身体が冷えてない。こんなスーツが今まであっただろうか…。
おかげで、古傷のヒザも腰もこの冬は文句を言わない。
僕は、Z1 SURFSUITSの1とサの間に「スーパースウェット」を付け加えたい程。

生まれて初めてサーフスーツというものに身を包んでから早、23年…。時代という時の流れは素晴らしい進化を遂げるものだ。若者は勿論、マッスルパワーのピークを過ぎたサーファーにも心強いソフトウォーマーサーフスーツである事に間違いない。(2008.01.17)