【サーフィン研究所:連載】銀鯖道の夜 26_(739文字)

銀鯖道の夜 二十六 「ああたいふうの浪が咲いてゐる。もうすつかり秋だねえ。」 シギパネルラが窓の外を指さして云ひました。   岬のへりになつた海の上に、 月長石ででも刻まれたやうな、 すばらしい形の浪がくずれてゐました。 … 続きを読む 【サーフィン研究所:連載】銀鯖道の夜 26_(739文字)