【サーフィン研究所:連載】銀鯖道の夜 26_(739文字) 銀鯖道の夜 二十六 「ああたいふうの浪が咲いてゐる。もうすつかり秋だねえ。」 シギパネルラが窓の外を指さして云ひました。 岬のへりになつた海の上に、 月長石ででも刻まれたやうな、 すばらしい形の浪がくずれてゐました。… By naki | 2024年5月26日 | 宮鯖賢治 | Read more