シバちゃん草木果染め作品

【アパレル(衣類)】

循環型農業をブラウンズフィールドで学び卒業した、

シバちゃん。

彼の草木染めプロジェクトについて紹介してもらいました!

.

AlohaハッピーサーフTシャツを草木染めさせてもらったので、

その過程を紹介させていただきます!

初挑戦の今回は、

お店の駐車場にたくさん生えていたよもぎを使った、

100% Nakisurf産のよもぎ染めTシャツです!

道端に生えている植物を利用して、

身体にも自然にもやさしい染め物ができるのが、

草木染めの魅力。

そして、

庭のお手入れもできて一石二鳥です。

草木染めの大まかな流れは、

①前処理→②染色→③媒染(ばいせん)

①前処理

まずは、

染料を生地に定着させるため豆乳を染み込ませます。

豆乳に含まれるタンパク質が植物の色素と結び付き生地に色が付くようになります。

30分ほど豆乳に浸けたら板に平干しして乾かし、

タンパク質を生地に定着させます。

大事なことは、

吊るし干しだと重力で豆乳がTシャツの下の方に寄ってしまうので、

平干しで均一に豆乳を染み込ませること。

この前処理でTシャツの染まり方が決まります!

②染色

前処理をしたらTシャツに染料を染み込ませていきます。

染料は、

お店の駐車場から取ってきたよもぎを細かく刻み、

鍋で2時間煮出し抽出します。

濾した染液にTシャツを入れて鍋で沸騰させないように10分煮てから、

1時間ほど置いて生地に色を移していきます。

この時、温度の違いで色合いも変わるので、

一点一点風合いが変わってきます。

③媒染
最後に媒染という工程で発色と色の定着をさせます。

媒染液にはアルミや鉄などいくつか種類がありますが、

今回は銅媒染にしました。

明治時代の銅製火鉢があったので、

酢水に1日浸けて銅の成分を抽出します。

クリアブルーの銅媒染液が完成!

媒染の種類によって、

できあがりの色が異なるのも、

草木染めの面白いところです。

それを媒染液とし染色したTシャツを20分ほど媒染液に浸けて仕上げ、

最後に水洗いし、

陰干し、

乾いたら完成です!

よもぎでの染めに手応えを感じたので、

他の植物でも染めてみたいと思っていたところ、

マンゴスチンをいただいたので、

その果皮を使ってさらにチャレンジ!

 

染料:マンゴスチンの果皮

媒染:アルミ

鮮やかな赤色が出ました!

これからも色々な草木染めにチャレンジする予定ですので、

季節を感じるNakisurfオリジナル、

自然の草木染めTシャツをどうぞお楽しみに〜

シバちゃん(左)マンゴスチン果皮染Aloha Happy SurfingTシャツ、

六花りっか(右)DGPオリジナルCome With Me Tシャツ

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