サーフィンの楽しさには、
まず第一に自然条件というものがあります。
波のサイズ、波質、うねりの方角、風、気象など、
いろいろな自然の要因があってこそのサーフィン。
地形やタイド、潮流など、ありとあらゆる海のこと。
それらが重なり合って良い波が生まれます。
もちろん自然の条件は、
人間がコントロールできないものなので、
それらの要素を考慮してサーフスポットを選びます。
「同じ波は二度と来ない」とよく言いますが、
そこがサーフィンの楽しさでもあり、
自然の不思議さでもあると思います。
そして2番目に、
サーフィン道具というものがあります。
(技術や経験は個人差がありますので一旦置いておきます)
やはり道具の中心は「サーフボード」。
いまや多岐に渡る形状が生み出されるサーフボードの世界。
このサーフボードこそが、
サーフィンの質やアクションに大きな影響を与えます。
シングルフィンボードは、
基本に忠実な動き方をすることで、
よりドライブの効いた滑走と、
大きなラインでキレのあるターンを感じることができます。
ツインフィンやクアッドのボードは、
フィッシュやシモンズ特有のルース性を感じやすく、
スムーズで速度のある滑走とクイックな回転性という、
サーフィンの楽しさを詰め込んだボードデザインです。
トライフィンボードは、
滑走やターンにおいてキッカリした動きが特徴で、
コンペやハイパフォーマンスアクションなどの、
正確な動きを求めるサーフィンには最適なデザインだと思います。
サーフボードそれぞれの特徴を、
自然条件である「波」に合わせることで、
楽しさを無限に広げることができます。
【日本の波質に合うツインフィンの良さ】
今日は「ツインフィン・クアッドフィンの楽しさ」を、
サーフボードという視点からお伝えします。
ツインフィンの楽しさは、
「速さ」と「ルース性」にあると思います。
スムーズで心地の良いドライブ感。
そしてスケートボードのようにクイックな回転性。
これらの特徴にファンが多いツインフィンボード。
特に日本に多い厚めの波質や緩斜面で、
ツインフィンの良さ、楽しさが発揮されます。
スタッフはぎうだ
CANVAS『RACECAR』5’2″ x 20 1/2″ x 2 1/2″
https://www.nakisurf.com/brand/canvas/racecar/
CANVAS流ミニシモンズ『レースカー』
スクエア形状のノーズとワイドテイルが特徴的で、
テイクオフの速さと俊敏なグライドが魅力のモデルです。
上記のテイクオフ画像で走り出しの速さが分かりますね!
いまやスタッフはぎうだのメインボードとなりつつあり、
パワーのない緩斜面でもスケートのように、
軽くてスムーズなサーフィンを楽しんでいます。
▽CANVAS『レースカー』新品アウトレットがスペシャルプライス販売中!!
https://www.nakisurfshop.com/SHOP/24671/101982/list.html
スタッフやす
Tyler Warren Shapes『Thin Mint Quad』5’4″ x 19 7/8″ x 2 3/8″
https://www.nakisurf.com/brand/tylerwarren/thin-mint/
タイラー・ウォーレンといえば『BAR OF SOAP』。
SOAPシリーズでもよりハイパフォーマンスな味付けで、
イージーな操作性となめらかな乗り味の『Thin Mint(シン ミント)』。
ワイドテイル+クアッドという組み合わせが、
柔らかい波でもドライヴィーな加速性を生み出します。
掘れた波でも楽しめる細身のアウトラインで、
オルタナ系ボードでもアクションを重視した滑走が可能。
いろいろな波で楽しめる汎用性の高さが魅力ですね!
スタッフじゅん
Tyler Warren Shapes『Dream Fish』5’5″ x 19 1/4″ x 2 1/4″
https://www.nakisurf.com/brand/tylerwarren/dream-fish/
スピードとマニューバー性にすぐれたフィッシュボード。
ツインフィッシュ特有の推進力で、
緩い傾斜の波面でも伸びやかにターンしてくれます。
波の広いセクションでのターンは、
強いドライブ性能でスピードを維持してくれて、
まさにフィッシュの王道モデル『Dream Fish』。
日本の波に多い厚めでタルい波質には、
抜群のマニューバビリティを発揮します。
【楽しさを無限に広げる組み合わせ】
波質+サーフボード、
この組み合わせがサーフィンに無限の楽しさを生み出します。
スムーズな加速とドライブ感のあるツイン、
さらにターンがタイトになるクアッド。
ビーチブレイクの緩い波を楽しむには最適のデザインだと思います。
ハードで過激なアクションではなく、
ドライヴィーで心地よいフィーリングを求めるなら、
ツインフィンのマニューバー性能は最高ですよ。
日本ではもっとも寒い季節に入っていますが、
みなさまもサーフィンの楽しさを追求してくださいね。
気温も海水も暖かくなる春には、
今までにないサーフィンの世界が待っているかもしれません!!
今週もどうぞよろしくお願いします。
(じゅん)
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