前回に引き続き、
スリランカのサーフトリップ報告 [中編]をお届けします。
▽スリランカ・サーフトリップ報告[前編]はコチラ
https://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/77588
スリランカのメインスポットは大きく分けて二つ、
10月〜4月がシーズンの西海岸ヒッカドゥワ、
5月〜9月がシーズンの東海岸アルガンベイ、
今回のトリップでは西海岸のヒッカドゥワにステイ。
【スリランカの旅情報】
今回はスリランカ航空のコロンボ国際空港行き直行便を選択。
サーフボードの受託は無料ですが、
受託荷物の最大重量は30kgまでなので注意が必要です。
手荷物も7kgまでと、カウンターのチェックは意外に厳しい模様。
出発直前に荷物を出し入れするのは結構大変ですよね(笑)
使用通貨は「スリランカ・ルピー」。
現地空港で両替すると換金率が悪いイメージがありますが、
スリランカでは空港でも街中でもレートはほぼ同じ。
ということで、空港で旅資金を調達。
今回は「1円 = 1.0798スリランカ・ルピー」、
ほぼイコールなのでとても分かりやすいですね!
直行便で約9時間、コロンボ国際空港に到着!!
空港からヒッカドゥワまでは、
エアポートタクシーを利用するのが良いです。
空港を出たところにタクシーの受付窓口があり、
そこでヒッカドゥワまでの手配をお願いするだけでした。
タクシーはハイエースが多くサーフボードも安心。
タクシー料金は「8,000ルピー」程度。
コロンボからヒッカドゥワまで2〜3時間の距離なので、
ハイウェイの利用(300〜600ルピー程度)をお願いしました。
日本との時差は3時間半。
(スリランカのほうが日本より3時間半早い)
スリランカ航空直行便の到着は夜20時前後なので、
ホテルを予約してピックアップもお願いしちゃうのが安心かも、ですね。
【ヒッカドゥワの滞在事情】
ヒッカドゥワはスリランカでも一大観光スポットなので、
オンシーズンにはたくさんの観光客が訪れています。
サーフィンだけでなく、
シュノーケリングやフィッシングなど、
たくさんのビーチ・アクティビティが揃っています。
特にヨーロッパからのツーリストが多く、
のんびりとビーチライフを満喫している姿がみられます。
ホテルや安価なゲストハウスなど宿泊施設もたくさんあり、
現地に着いてから宿を選ぶというツーリストが多いようです。
ホテルやレストランがビーチ沿いに隣接して並んでいるので、
ビーチへのアクセスもしやすく、ビーチからも入れる自由さがいいですね。
ビーチで海鮮のバーベキューを出す店もあったりして、
ちょっとしたリゾート気分も味わえそうですよ♪
地元スリランカの漁師から、
ビーチガール、ヒッピー系、物売りまで、
渾然一体のビーチカルチャーがとても面白い場所。
ちなみにオフシーズンは砂浜がなくなるほど、
海水がビーチ側に押し寄せるとのこと。
反対に東側のアルガンベイは田舎で、
野生の像も多く生息し、ワイルドなトリップが味わえるそうです。
【ヒッカドゥワ周辺のブレイク】
ということで、本題のサーフィン事情について。
ヒッカドゥワのメインブレイクは、
メインリーフと言われる画像左のピーク。
今回の旅では1〜3feet(腰〜胸)のウネリしかヒットせず、
波の物足りないサーフトリップとなってしまいました。
(この2月の時期では異例とのこと)
波さえあればメインのリーフブレイク以外にも、
周辺のビーチでもショアブレイク系の掘れた波が楽しめるようです。
ヒッカドゥワのメインリーフ。
波は小さくとも、セットが入れば楽しそうなブレイク。
朝の無風時はセット肩サイズの波もあり、
ショルダーの張った波をじゅうぶん楽しむことができました。
本来は4feetオーバーから本領を発揮し、
適度に掘れたロングウォールの三角波で、
ライト、レフトともにロングライドできるブレイク。
胸〜頭程度で波数が少ない日は、
ピーク周辺には人が集中してしまうので、
ピークを外してたまに入るセット狙いがオススメです。
頭半以上にサイズアップすれば人もばらけて、
ロングウォールを楽しめる極上ブレイクが出現!!
ここで旅の相棒をご紹介します!!
Tyler Warren Shapes『DREAM FISH / 5’5″ x 19-1/4″ x 2-1/4″』
https://www.nakisurf.com/brand/tylerwarren/dream-fish/
Tyler Warren Shapes『QUADRATIC EGG / 5’11” x 19″ x 2-3/8″』
https://www.nakisurf.com/brand/tylerwarren/quadratic-egg/
この2本さえあれば、ほぼ全ての波をカバーできるボード選択。
今回は胸〜肩前後の波がほとんどだったので、
『DREAM FISH 5’5″』の出番がほとんどでした。
「かっこいいボードだね!」とビーチでもよく声をかけられ、
素晴らしいボードデザインは世界共通だと再確認。
おっと、サーフィン前に忘れてはいけないのが日焼け対策!!
南国スリランカの日差しはかなり強烈で、
3時間も海に入れば真っ赤っかに日焼けしてしまいます。
ココサンシャインをお忘れなく!!
▽ココサンシャインはコチラからどうぞ
https://www.nakisurfshop.com/SHOP/30263/30640/list.html
Tyler Warren Shapes “DREAM FISH” 5’5″ x 19-1/4″ x 2-1/4″
フィッシュボードは厚い波への対応が素晴らしいですが、
タイラー印のフィッシュはパフォーマンスな動きも得意の万能系。
アイランド系リーフ波のふわっと掘れるピークも、
難なくテイクオフ出来ちゃうので最高に楽しめました。
インサイドの繋がり気味の波を疾駆、
干潮時にライト波をインサイドまで乗り繋ぐと、
浅瀬にリーフが点在しているので注意が必要です。
海から上がるときにフィンがゴリッゴリッと音を立てていました。
『DREAM FISH インプレッション[スリランカ編]』もいつか書きますね!!
【スリランカでの食生活】
旅といえば、食事情。
チキンカレー @ Joint in South Wind Restaurant
スリランカといえばカレー。
日常食のカレーなので意外にさっぱりしています。
ホームメイドカレー @ Home Grown Rice & Curry Restaurant
特に地元民が訪れるスリランカのカレーは極美味!!
飽きることもなく毎日カレー三昧を送れますよ。
といっても・・・、
観光地のヒッカドゥワは日本食からイタリアンまで、
万国の料理が食べられるので食事情は豊富です。
ホテルとレストランが併設というスタイルが多く、
宿とともにレストラン選びも楽しめるのがスリランカ流。
お気に入りの宿を探すのも楽しいと思います!!
【その他】
ヒッカドゥワでの移動は基本は徒歩、
ちょっと距離があるところに行くにはこのトゥクトゥク。
100ルピー(約100円)〜と安いので利用価値は大です。
スリランカの交通事情はかなり恐ろしく、
煽り(あおり)・追い越しは当たり前、
スピード出しすぎ、バスの猛突進、危険極まりない様相。
レンタカーで遠出はまずやめたほうが良いでしょう(笑)
波のない午後はピンポンバトル、サーッ(笑)
食事をかけていかがでしょうか?
ビーチでのんびりもいいですね。
ちなみに今回の宿泊先はコチラ↓
今回の宿泊先「Long Beach Guest House」
メインリーフから南に向かって徒歩で3分程度の場所。
(ホテルやレストランがビーチ沿いに隣接している)
メインから少し離れているので週末パーティの喧騒もなく、
Wi-Fi完備でゆっくりと過ごせるゲストハウス。
オーナーの奥さんが日本人で、親切な対応が心地よいです。
朝食付き(画像)なのでサーフィン後はまったりと休憩、
夜は併設のバーで海を眺めながら現地産アラックやラム酒。
ちょっと大人な気分的贅沢を味わえるゲストハウスだと思います。
家族連れの方などにもオススメですよ!
1日の終わりは優しい夕陽に癒されるスリランカ旅。
続きは、ブログ[後編]「 波を求めていざサウスコーストへ!!」
https://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/77760
↑どうぞご覧くださいませ。
(じゅん)
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