ひと昔前に、
「Think Different」というAppleの名作CMがありました。
(You Tubeで発見したのでブログ最後に貼付けました。)
今日のブログタイトルはここから拝借したのですが、
波乗りってこの発想に当てはまることが多いなぁと思ったのです。
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ぼくは最近、
波が良いスポットを選ぶというよりも、
乗りたいボードを選んでから、
そのボードに合うブレイクを選ぶということにハマっています。
その楽しさに気付いたのは、
カリフォルニアに住んでいた頃のことです。
歩いて10分程度のところに南北2つのスポットがありました。
南に行けば”スワミーズ”というクラシカルブレイクがあり、
それはそれはロングボードが楽しい波。
北に行けば”Dストリート”という速く掘れたビーチブレイク。
地元ヤングサーファーたちの道場的な波でした。
ロングボードとショートボードに適した環境があり、
その日の気分によって波質の違いを楽しんでいました。
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これらのボードに適した波を選択する楽しみ!
どれも幅広系デザインでありますが、
ショートボード(5’6”)
ミッドレングスボード(6’12”)
本格派ロングボード(9’12”)
というそれぞれが明確に違う種のボードであります。
(ボードコレクター的にはこのモデル間を埋めていく楽しみもありますね!)
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それぞれの選択基準をヘッドライン風に比較してみます。
「すべての基準はこのボードから。」
加速と回転を併せ持ったぼくの21世紀新基準です。
COLE『キャノンボール』
https://www.nakisurf.com/brand/cole/detail-cannonball.html
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「ときにはクヌヤロと自分を試してみたい。」
これは物置部屋から出てきた8年近く前のHPS-V12。
COLE『HPS-V12』
https://www.nakisurf.com/brand/cole/detail-hpsv12.html
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ここでちょっと脱線ストーリー♪
このHPS-V12は8年ぶりに乗ったのですが、
さすがはCOLEフラグシップ、扱いやすく鋭角なターンが魅力でした。
ときにはクヌヤロ的サーフィンもしたくなるので、
そんなときに持ち出して乗っています。
(^o^)/
COLEボードに乗っていて面白いところは、
海の中で出会う見ず知らずの方と会話が生まれる点です。
じゅん:「おっ、COLEボードですね!」
ユーザーさま:「何に乗ってるんですか?」
「コレ、CANNON BALLですよ!」
「新作じゃないですか~、テイクオフ早そうっすね。」
「はい、めちゃくちゃ早いんですよ。何乗ってるんですか?」
「ぼくはZEN2です。サイトの説明通りで調子いいっすよ!」
(内心では、「え?!説明通りだなんて嬉しぃ?!!」)
「そうですか!コール、最高ですよね。」
「はい!おっ、セット入りましたね!」
「ゴーゴー!」
こんな日は心からのニコリンサーフDAYになりますよね。
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「厚くて割れない波を楽しむための秘密がある。」
話題のミッドレングス、厚い波でもス?イスイグライド。
CANVAS『ミニノーズライダー6’12″』
https://www.nakisurf.com/brand/canvas/detail-mini-noserider612.html
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「波が小さすぎる日には海に行かない。そんな休日に終止符を。」
パーチェスに乗った瞬間に波乗りの幅がすごく広がる予感をしました。
CANVAS『パーチェス9’2″』
https://www.nakisurf.com/brand/canvas/detail-mc-noserider.html
このボードには本当に驚かされました。
その乗り味はミニノーズライダー6’12″を大きくした感じそのままの印象。
滑走は9オーバーを感じさせない軽さがあるのに、
そのバランス(安定性)の良さをひしひしと感じるんです。
これはぼくにとって初めての本格的なロングボードなので、
これから精力的に乗り込んでインプレッションしていきたいと思います。
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ボード選びから考えた、
ちょっとだけシンク・ディファレント。
病気をして一度は海をあきらめた僕にとって、
サーフボードはまさに魔法の絨毯。
“命が湧き立つ波乗り世界”へと運んでくれるマジックカーペットです。
みなさんもサーフボードとの出会いや、
また新しいボード(ノーズライダーなど)への挑戦を、
とことん追求して輝ける波乗りライフをおすごしくださいね♪
(じゅん)
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