釣り人なら誰もが大きな魚を手にしたいものだが、
ほとんどの人はそんな熱病のウィルスに大しては免疫があるようだ。
免疫がなく、かかってしまった人に対しては、
わたしはこう申し述べるだけに留めたい。
ありきたりの川から普通の大きさのマスを釣ることは、
くだらない遊びかもしれないが、
釣りにとって誰かがやらなきゃならないことなのだ、と。
人生の喜びは、
近所の川にさらさらと流れているかもしれない。
-釣り師 ジョン・ギーラック-
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“冒険心はいつからか社会の枠の中へ”
元来、ひとには冒険心があるのだと思います。
何もない近所の森に分け入り、
枝を片手に歩き回れば、
そこは生き物の宝庫だということを知ります。
やがてその森は、
夏休みの遊び場になり、
少年たちの学びの宝庫になっていきます。
これは男の子なら誰もが経験すること。
そんな冒険心を持った少年たちは、
やがて大人になり、
社会という枠に閉じ込められていきます。
その枠の中でも、
冒険に対するあこがれをどこかに持ち続ける。
だからぼくたちは、
世界にはばたくスポーツ選手を応援し、
他人が冒険に挑むことを自分のことのように見守るのでしょう。
荒海を渡る航海に挑戦する人を温かく見つめ、
過酷な山登りに成功した人を手放しで讃える。
まったくの他人事なのに、
まるで自分のこととして感涙し、
こころから喜ぶことができるのだと思います。
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“いくつになってもあこがれを抱くこと”
いい大人になっても、
社会の枠の外で生きている人にあこがれてしまいます。
それはプロスポーツ選手だったり、
登山家やカーレーサーだったり、
既存外のビジネスで成功を収める人だったり、
そんなカッコいい生き方をする人たちに。
そして自分もカッコよくありたいと、
人生を見つめ直したりします。
自分の子どもにカッコいいところを見せたいと、
40代を過ぎてから何かに挑戦する人だっています。
そんな些細な挑戦も、
ぼくは歴(れっき)とした冒険なんだと思います。
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“冒険の海へ”
サーファーの冒険は休日ごとにやってきます。
それは大それた挑戦ではなく、
毎週末の息抜きや習慣となっているのかもしれません。
しかし、
さまざまな表情を見せる海、そして波には、
何度通っても新しい発見があるようで、
その度に多くを学ばせられている気がします。
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“ときには砂にまみれて楽しく生きる”
子どもの頃に、
夏休みのたびに通った森のように、
いつも新鮮で楽しくて新発見がいっぱいある海。
職場のみんなにちょっとだけ自慢できて、
我が子にはちょっとだけカッコよく見られる波乗り。
ときには、
海中で洗濯機のようにグルグル回されて、
苦い海水を飲まされる状況もあります。
そんなことも、
普段、社会の枠で生きる大人には、
「遊びの勲章」なのではないでしょうか。
ある冒険家はこう言ったそうです。
「他人と比較して、
他人が自分より優れていたとしても、
それは恥ではない。
しかし、
去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ」
波乗りにとって、
突き詰めてみれば「海」と「自分」だけがある世界。
そこがサーフィンの究極の楽しさなのかもしれません。
いつまでも冒険心を忘れない大人でいたいものですね!
(じゅん)
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『去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ』
稲妻落ちました。。。
Fgさん
こんにちは!!
一昨日、昨日とオンラインが繋がりにくい状況で申し訳ございませんでした。
『去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ』
実はぼくもこのフレーズに一撃でやられました。
人は死ぬまで学習、日々進化なんですね!!
(スタッフじゅん)