「地球がこれまでわれわれに隠していたもの、それはこういうことだ。
気候の変化が起これば、それは大規模かつ急速なものになりうる、と」
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最近ウェザーニュースでよく耳にするのは、
「過去最高」や「観測史上最大」などという言葉です。
昨日のニュースで取り上げられた、
山口・島根の豪雨被害はそうとうなものでした。
最近では、
台風の勢力も強まっていて、
アメリカのハリケーン並みになるなど、
ちょっとおそろしい予想も出されています。
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雨を降らす低気圧や台風は、
地球の熱流システムに関係していて、
温暖化で海水温が上がっているのが、
大型化の原因のひとつになっているそうです。
ただ、
台風被害ということでは、
じつは大規模な被害は昔のほうが多かったようです。
これは予報技術の発達で、
「しっかり備える」ことができるようになったことと、
ネットやテレビで情報を一気に広められる時代だからかも知れませんね。
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ちなみに、
コロンブスの航海以前の約500年ほど前には、
台風やハリケーンを記録した文献がなく、
気象現象としては知られていなかったそうです。
大嵐は「神のしわざ」と恐れられたのですね。
さらに鎌倉時代の神風はもっと昔で、
当時は「神がかり」なことと語り継がれています。
さらに時代はさかのぼり、
中国、三国志の諸葛孔明は、
この気象をうまく利用した戦術で、
寡兵で魏の大軍をやっつけるという、
神業の軍師として名をはせましたね。
ふむ〜、
歴史と気象のかかわりはオモシロいですね!
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サーフィンをしていると、
気候の変化にはつねに敏感でいられます。
南風が吹くと水温が低くなる。
陸地が熱せられた夏の午後には、
陸を冷やすために海からオンショアが吹く。
急にやってくる土用波の原理。
などなど、
サーフィンを通して海を理解することで、
それらの気象をカラダをもって知ることとなります。
そういったことで養われる、
海をつねに考えられる感性は、
「自然のことを第一に考えた生き方」に結びつきますね!
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サーフィンにとって、
良い波をゲットするにはさまざまな要因があります。
まずは、
波を形づくる海の気象。
その日の気象や風を知ることで、
良い波がブレイクする場所を探し当てられます。
つぎに、
ボディバランス。
お酒を飲み過ぎた翌日や、
体調の優れない日などのサーフィンは、
からっきし調子が悪かったりします。
逆に英気に満ち足りた日は、
一本目からすばらしく調子が良かったりしますよね!
そして、
気持ち、精神力。
波乗りは、この「気持ち」がけっこう表れてしまいます。
気分が乗らない日は、
集中できないせいか、
波まわりがとても悪くなってしまいます。
焦りから良いセットを待てずに、
悔しい思いをすることも多くなります。
「知・体・気」
ボード1本で海に漕ぎ出すサーフィンは、
まさに総合的な自然派スポーツなんですね。
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「知・体・気」が整っているときに、
記憶に焼きつくほどの、
うつくしいグライドを体感することになります。
人生を変える波との出会い。
サーフィンをしたことがない方も、
NAKISURFがサポートいたします。
2013年、サーフィンと出会った夏・・・
ぜひ、みなさまいかがでしょうか!!
(じゅん)
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