「森羅万象(しんらばんしょう)」
小学生の頃、
四字熟語にハマったことがあります。
そんな折に出会った言葉。
はじめてこの言葉に出会ったとき、
なんとカッコいい響きなのかと思いました。
「きっとすばらしい意味に違いない!」
と辞書を引いたものの、
イマイチその意味が分からなかったことを思いだします。
その意味は、
「天地間に存在する、数限りないすべてのもの(万物)や事象」
ようするに、
この世に存在するすべてのものごと、
というとても広い事柄を指しているようです。
ただ、
新羅(しんら)というのは、
樹木が限りなく生い茂るさまを表すので、
「自然界に起こるすべての事象」とすると、
ようやく落ち着きました。
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8月いっぱいで夏休みが終わり、
海の混雑も徐々に落ち着いていく季節です。
夏休み中の海で感じたことは、
子供たちのサーファーが少ないということ。
アメリカに住んでいた頃、
ボディボードなどを使って波で遊ぶ子どもたち、
キッズサーファーがとても多く、
そういうところで夏休みを感じたものです。
ビーチライフが発達したカリフォルニア。
日本も子どもたちが安心して、
波乗りできる環境があるといいですね!
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そんなカリフォルニアですが、
ぼくはたくさんの「はじめて」を経験しました。
まずは野生のイルカ。
海でサーフィンをしていると、
イルカの群れに出くわすことが多々あります。
イルカは好奇心が旺盛のようで、
沖に浮かぶぼくらの足もとを、
スルリと泳いでいったりします。
特に子どものイルカは楽しそうに波に乗ったり、
すぐそばでバシャッと飛び跳ねたりします。
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大きなペリカン。
ペリカンのイメージは、
たくさんの魚を口に入れて、
クチバシがダラ〜ンと下に伸びるあの光景だと思います。
実際は大きな羽を広げて、
悠然と風に乗って滑空するカッコよい鳥です。
波の上を優雅に飛ぶときは雄々しさを感じます。
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光る波。
初めて見たときは目を疑うほど、
そのうつくしさに感動しました。
夜のビーチを散歩していたとき、
暗闇でブレイクする波がギラギラと青白く光るのです。
これは赤潮のプランクトンが原因で、
夜光虫と呼ばれるそうです。
幻想的で時間を忘れて見入ってしまいました。
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波乗りを通して海と接することで、
知らなかったたくさんのこと、
驚くほどの自然現象を知ることができます。
天気のこともそうですね。
台風発生やそのシステム、
季節によって発達する前線のこと。
良い波に乗りたいがために、
気象情報をしっかり追いかけたりしますよね。
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子どもの頃から、
波乗りに慣れ親しむことは、
将来さまざまなことに役立つ気がします。
健康なカラダを作るだけでなく、
精神面でも良い作用があると思います。
三国志の神才軍師、
かの諸葛孔明は言いました。
「天文地理、陰陽を知れば、
太陽、月、星、風林火山、
森羅万象を味方にできる」
(映画レッドクリフの台詞ですが・・・)
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ただサーフィンにはキケンもあるので、
怪我のないように楽しんでいただきたいです。
本場アメリカでもその考えから大流行するキャッチサーフ。
ナキサーフでも、
お子さまや初心者のかたなど、
はば広くオススメしています。
ちまたでよく見かけるソフトボードと違い、
ストリンガーの入った巧妙デザインなので、
初心者だけでなく多くの方に楽しんでいただけるのです。
このボード1本で親子一緒に楽しめるため、
とても好評をいただいております。
『ビーターちゃん』最高です♪
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「知恵は人生を豊かにする」
海あそびからビーチカルチャーを学び、
自然から森羅万象の楽しさを知る。
どうぞみなさん揃って、
楽しいサーフィン人生を歩んでくださいませ〜♪
(じゅん)
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