オルタナティブとは?
ハイパフォーマンスとは?
NAKISURFがお届けする春の企画として、
変わりゆくサーフボードのストリーム(流れ)、
またボードで変わるサーフスタイルについて、
スタッフ座談会で意見を語り、
ボードミーティングでそれぞれのボードに乗り込みました。
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【スタッフ座談会 Vol.3】
[前編]
https://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/69658
[後編]
https://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/69877
[番外編] スタッフボードミーティング
https://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/70237
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その結果として、
ボードデザインには何の違いがあるのか?
「見た目」の違い。
「感覚」の違い。
「乗り方」の違い。
たしかにターンのタイトさや精度、
マニューバーやライン取りの違いがあり、
それはサーフスタイルへと繋がっているようです。
(スリル イズ バック!ハービー・フレッチャーのソウルアーチ)
サーフボードデザインの歴史をひも解くと、
今オルタナティブと言われるボードの起源は、
1960〜1970年代にあるようです。
ボブ・シモンズによるコンケイブ、
キャンベルブラザーズのボンザー、
凸ボトムのプレーニング・ハル、
サンディエゴ・フィッシュ、
これらが今のオルタナティブボードに影響を与えているのですね。
(パワースナップ!COLEボードに乗るマット・アーチボルド)
一方でハイパフォーマンスボードは、
80年代のサイモン・アンダーソンのスラスター革命から、
コンペティションサーフィンの台頭で主流となり、
その後、30年以上もメインストリームとなってきました。
ぼくがサーフィンを始めたのはこの時代で、
サーフィンとは細身のポイントノーズ/トライフィン、
攻撃的なパフォーマンスと激しいアクション、
そんなハイパフォーマンスボード一辺倒の時代でした。
さまざまなボードデザインが溢れる今、
サーフィン世界はもっとも多種多様な時代なのかも知れません。
10フィートログ、5’0″ミニボード、
エッグ、フィッシュ、ミニシモンズ、
どのようなボードに乗っても、
「波に乗る」という意味に変わりはありません。
ぼくら一般サーファーにとって、
一番大切なのは「楽しく波に乗ること」。
笑顔で純粋にサーフィンを楽しんでいる人には、
誰もかなわないですよね。
それが波乗りの本質なのかもしれません。
それぞれのサーファーにそれぞれのスタイルがあります。
サーフィンを長く楽しむ秘訣は、
自分の好きなスタイルを見つけて、それを貫くこと。
NAKISURFでは広範囲にわたる多様なボードを揃えています。
ボードそれぞれで変わる乗り味の楽しさ、
それらを乗ることで変わるサーフィンへの想い、
ソウルを持ってサーフィンを楽しむこと、
そういうものをしっかり伝えていくことで、
みなさまとサーフィンの楽しさを享受していけたら、
スタッフ一同、最高の幸せであります。
どうぞみなさまも楽しい波乗りライフをお送りくださいませ!!
(じゅん)
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