「いいものはいい、悪いものは悪い」と言える強さ_人生とは何か?

親友は言いました。

“Hey usk, What is right for you, is right for you”

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人生という名の交差点で、ふと信号待ちをするとき。

しばらく会っていなかった友人とばったり遭遇することがある。

そこにある小高い山を、血を流す想いでチャリンコを必死に漕いで登り越えて来たすぐ後に、

大排気量のバイクのアクセルを回して、涼しい顔で横に並び、「よぉ、元気?」と声をかける友人がいる。

額に汗を浮かべることもなく、こちらが必死で通り過ぎた道しるべを、あっという間に追い越していく。

そんなとき、「俺は一体何をしているんだろう? この数年はなんだったのだろう?」なんて思ったりする。

そして、ふと思う。俺の幸せとは何なのか?

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温かいお湯を持つある人が、こう言いました。

「温かいお湯が欲しいなら、貴方のグラスにあるその水を捨てなさい」

自分がこれまで頑張って手にしたものを捨て、新しいものを手にする。

人生の、とある交差点では、こうした選択を迫られることがある。

そんな局面に直面したときは、自分の弱さが露呈する時でもある。

そこで改めて思う。俺の幸せとは何なのか?

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サーフィンを人生に例えることは多くある。

たとえば、いいものを求めて行動しても裏切られた、

期待していなかったのに素晴らしい出会いがあった、

狙いすまして行動し、良い波をものにした、などなど。

でも、そこにいつもついて回るもの。

それは、リスクなくして手にできるものは少ないということ。

要は、やってみなけりゃわからないでしょ、と。

リスクなくして得られるものは少ないでしょ、ということ。

いわゆるひとつのNO PAIN NO GAIN.

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俺はいま、探し求めていた最良のブレイクにたどり着いただけなのか。

まだパドルアウトせずに、そのブレイクの良質な波を岸から眺めているだけなのか?

それとも、ゲットアウトしようとして巻かれて揉まれているのか?

それとも、ゲットアウトして、抜けられるかどうかわからない波に一生懸命パドルしているのか?

それとも、アウトからセットを掴み、抜けられるかどうか分からないチューブの中で、

まだ見ぬその先を期待しながら一生懸命ボードをしごいているのだろうか?

俺の今の現状は、リスクを取らずに良いものをばかりを求めるだけなのだろうか?

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そんなこんなを考えながら、夜は更けていく。そして、月日は過ぎて行く。

いちいち悩んでる暇もないだろう。そう思っている間にも、

日常という無情な時の流れが”あっ”という間にカレンダーをめくっていく。

そんな合間にも、交差点で出会う友は、ものすごい速さで駆け抜けていく。

果たして人生とは何か。

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そんな時に俺は、周りの友人や知人を見渡す。

そして、ものすごいスピードで横を走り抜ける友を見ながら自分を振り返ると、

21段変速のチャリンコでいうところの3速目のギアで、汗水たらして必死こいて

走り続けているようなものかな? なんて思わされることがある。

でも、

その時俺が、

一生懸命笑顔で、

しっかりと輝き走り続けていられるのならば、

それはそれでいいのかなとも思う。

笑いながら、歯を食いしばりながら、頑張っているのであれば、

自分を褒めてあげられると思う。

スピードはそれぞれ、ゴールもそれぞれ。

3/21が2/21になっても、笑顔で死ぬ気でチャリンコ漕いで行けばいいんだろう。

俺が選ぶ人生はそんなんなのかなぁ。

そこで改めて思う。果たして人生とは何か。

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清志郎大先生が逝去しました。

彼がTimersで暴れ回った時はどんな気持ちであったのか、

北朝鮮で遊びたいと歌った時はどんな気持ちであったのか。

いいものはいい、悪いものは悪い。

メディアが言えないことも、メディアを使ってはっきり言う。

メディアの悪いことも、メディア上ではっきり言う。

どれだけかっこいい男なんですか。

その当時、その社会情勢の中であんな歌を放った貴方は、

どれだけのリスクを背負いながら、何を思って歌っただろう?

自分の人生の道標さえはっきりと選び出せない俺から見れば、

堂々たる人生を謳歌した貴方の潔さと目映さは、いまなお煌めき立つ。

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“Hey usk, What is right for you, is right for you”

だよね。そうだよね。

いいものはいい。悪いものは悪い。

そうはっきり言える強さと目が欲しいと強く思う今日この頃。

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コメント

    • トメ.カレン
    • 2009.05.07

    こんにちは、uskさん、ご無沙汰してます。一昨日までアラフォー6人で高知までトリップしてました。夜のBBQで、今までの人生の事、これからの人生の希望や不安(不安の方が多かったような…)を酒を呑みながら話してました。結論なんかは出ませんが、結局おれらには波乗りがあるやん!、前向きに笑って頑張って行こうと、みんなで呑み明かしてました。
    その夜は清志朗大先生のタイマーズ時代の某生番組での某局へのアナーキーな演奏をyoutubeで見て、みんなで清志朗大先生のカッコヨさに気絶してました!
    大先生へのuskさんのコメントに大賛同です!

    長々と書いてしまいすいませんでした。なんか、かなり自分と被った事が多く長文の駄文を書いてしまいましたm(__)m

    uskさんのブログも毎日楽しみにしています。これからもよろしくお願いします。
    あっ、トリップでBD3は、すご?く絶好調でした(幸せ)

    • oath41
    • 2009.05.07

    3速目のギアであっても、常に前に進めることはすごく素晴らしいこと。

    uskは僕の自慢です☆

  1. >トメ.カレンさん
    こんばんは、心温まるコメントありがとうございます。
    アラフォー6人高知トリップ、最高ですね!
    サーフィンだけではなく、沢山の会話が生まれるのも
    仲間との旅での醍醐味ですよね。
    前向きに笑って頑張る。超大事ですね。
    ありがとうございます!
    K大先生の動画を初めて見た時は自分も悶絶しました。笑
    BD3いいですね?!こちらまで嬉しくなります。
    こちらこそ、これからもよろしくお願いします!

    >oath41さん
    時折、自分では気付かずに後進してる時も
    あるのかもしれませんが。笑
    着実と目標に向かって上り続けるoath41を見て、
    いつも勇気をもらってます。
    ありがとう、本当にありがとう。

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