近頃、海ですばらしい人々との出逢いが重なっている僕は
サーフィンを続けていて本当に良かったな、と
海や波に感謝する日が多くなっています。
同時に、今までは
何とちっぽけな事柄や人にこだわっていたのだろう？と
物事に対する見方も変化してきました。
海って、本当に不思議ですね。
そして おおきいです。
先日のインスタグラムで、カラニ・ロブさんが
こんな写真をアップしていました。
「あれから何年も経って、
まだこのグループの一員でいられる事が信じられない。
彼らは今だに僕の事を
“.若僧サーファー” って呼ぶけどね（笑）」
＠b_rocka
ケリー・スレーターさんとロブ・マチャドさんとの
スリーショット。
1992年リリースの映画モーメンタムの出演メンバーでもあります。
すてきな背中ですねー。
よい人生を歩んできた男たちの背中、という雰囲気です。
ケリーさんとロブさんがライバルを超えた親友である事は
すでに様々なシーンにおいても有名です。
キッズの頃から大会で顔を合わせ、
そこから同じ海、波の上、という土壌で
世界のトップに居続けるお二人。
そこに居るという事は、決して
天才だから、という言葉では片づけられない
人知れずの努力や困難や苦しみもあったかと思うのです。
そこを抜けてきたお二人だからこその共感や絆が、
育まれてきたのかもしれませんね！
今日の動画は、すでに伝説！
1995年、パイプマスターズのセミファイナルの模様です。
ワールドタイトルをかけたヒートで
お互いともに、高スコアを叩き出す大接戦。
バレル、バレルのすばらしいシーンが続々なのですが・・
ほぼパーフェクトなライディングを見せたケリーさんのすぐ後、
ロブさんも、バレルイン！
パドルアウトする際にそれを見たケリーさんは
なんと 両手を挙げて、歓喜のポーズ。
更には
それに気づいたロブさんが、バレルを抜けてそのまま
ケリーさんに近づきます。
そこからあの伝説ともなった、ハイファイブ！！！
勝利云々ではなく、純粋に
お互いにすばらしい波に乗った者同士の、喜びとリスペクト。
この映像からすでに21年経ちました。
ケリーさんもロブさんも、お若い！
何度見ても、清々しくて 気持ちのよい、
そして
ぎゅっと心が温かくなる映像です。
もちろん、ライディングはすごい・・・
ぜひ、
ご覧になってみてくださいね。
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