サーフィングとは、波に乗って波の上を滑ること。
僕が始めたばかりの頃は、そればかり考えていて
波の表面しか、見えていませんでした。
しばらくして、少し短めの板に乗るようにもなり
「ドルフィンスルー」をしなくては!
と、水の中に潜る練習を始めました。
どのくらい板を沈めれば良いのかもわからず、
コツもつかめないまま
割れる波に巻き込まれたり、陸側に戻されてしまったり。
何がうまくいかない原因なのかも、わからない。
そしてある日、ふと思ったんです。
波の下や、海のなかは
どうなっているのだろう?と。
波に巻かれて早く水面に顔を出したいのに
上昇できないのは、なぜか?
波の下に潜ろうとして、
波に引っかかってしまうのは、なぜか?
今から振り返ると、なーんだと思うような事ですが
これを知るのと、知らないのとでは
サーフィングも少し、違うのではないのだろうか?
そう、感じるようになりました。
今日の動画は、サーフィングの部分は少しで
あとは、水中撮影となっています。
制作者は、
「サーフィングしない人々にとって
サーファーはただ波に乗っているようにしか見えない。
でも実はそうではなくて、
サーファーは波そのものについて考えているんだ。」
と書いています。
サーファーだからわかる、波の上の至福と
波そのものの美しさや、そのしくみ。
波は時に怖いものでもありますが
大自然の生み出す構造は、やはり美しいのですね。
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