最近すっかりはまっているロングボーディング。
18歳でサーフィンを始めてからは、
パフォーマンス系の幅の狭いショートボード一筋でした。
ロングボードに興味をもったのは、
カリフォルニアで弊社主宰ふなき(普段は船木さんと呼んでいます)と出会い、
ハーちゃんこと、ハービー・フレッチャーのロングボーディングを見てからです。
頭半?ダブルオーバーのホレホレ状態のロッキーショア、
ぼくはショートボードに乗っていたのですが、
その掘れ具合に躊躇してなかなか波に入っていけませんでした。
そんな中で10フィート近くある大型ロングボードで、
ハーちゃんは豪快にテイクオフをかましていました。
それはテイクオフを”決めている”というより、
“かましている”というほどの迫力でおったまげました。
ハーちゃんについてはNALU誌4月号をぜひ!
http://blog.nakisurf.com/naki/archives/31076
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それ以来、
「ボードの長さの違い」を越えて、
ひとつのスタイルとして捉えるようになったのです。
波が小さい日は友人にロングボードを借りて乗ってみたり、
7フィートほどのミッドレングスボードでクルーズしたり、
その乗り分け自体を楽しんだり・・・。
またよく波乗りをしていたスポットには、
ジョエル・チューダーやデボン・ハワードといった、
錚々(そうそう)たるサーファーたちがいて、
いつしかログ・ライドへの憧憬を持ったのだと思います。
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そして今年・・・、
わが人生はじめてのロングボード!!
CANVAS『Purchase(パーチェス)』をゲットしたのであります!
サイズは「9’2″ x 23″ x 2-7/8″ ワイドスカッシュテイル」。
はじめて乗った時の印象は、
「モノスゴク乗りやすい!!」
安定性と長さを感じさせない扱いやすさ、
特にテイクオフ時の安定性には驚きを隠せませんでした。
というのも、
今まで乗ったロングボードの中で断トツだったのです。
速いテイクオフから見える波の斜面は、
ショートボードでは味わえない興奮があります。
テイルを踏み込みターンすると、
その9’2”の豪快な挙動を味わうことができ、
またパワーのない小波でさえ、
ノーズ付近にいくことでスリルあふれる加速を体感。
波のパワーを無駄なくしっかり受け止めるデザイン。
まさに「ノーズライダーの最高傑作」です。
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早速、友人アツミに乗せてみたところ、
所有するロングボードとの歴然の差に感動したらしく、
それからは必ずセッション中盤になると、
「ちょっと交換してくれぃ!」、
という状況になっています。
↓そんな彼もパーチェスに乗り換え!
カスタムオーダーでお気に入りのサイズとカラーを指定して、
憧れのダブルストリンガー仕様にしました。
お気に入りのCANVAS純正フィンを装着し、
さらにサーフィン熱はふつふつと沸騰中。
ニコリンとマンライの日々が始まったようです。
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ちなみにコチラは、
前述したレジェンドハーちゃんのデザインフィン。
9インチのどっしりとした安定感があります。
シングルフィンはフィンボックスに入りにくいことが多いので、
ボックス装着部分を軽くヤスリがけして、
うまくフィットするまで削ります。
ハイ、完璧です!!
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実はロングボーディングには、
もうひとつの利点を感じております。
6年ぶりにサーフィンに復帰した身には、
長時間ボードの上でパドルしているのがキツいことがあります。
2時間もサーフィンをすると肋骨胸部に激痛が走るのです。
これはおそらく筋力の問題も関係していると思うのですが、
ひどい時は1週間ほど鈍痛が続きます。
そんなときにはニーパドルが大活躍!!
海水温が冷える冬は寒さ対策にもなるんですよ♪
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乗れば乗るほどに深い魅力を知るロングボード世界。
小波日の選択肢のひとつではありますが、
いつかはクリスチャンのようにビシリとノーズライドを決めたい!
という野望を抱いております。
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斬新ミニボードから革新のミッドレングス、
本格的なノーズライダーまで、
CANVASのすばらしいラインナップ。
その上デザインもかっこいい?♪
みなさんも新しいドアを開いてみませんか?
https://www.nakisurf.com/brand/canvas.html
(じゅん)
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