夏のはじまり。
はじめてのサーフボード。
はじめてのブレイク。
http://blog.nakisurf.com/naki/archives/34883
この日のNaki’s ブログを読んで、
サーフィンを始めた頃のことを思い出しました。
.
サーフィンと出会ったのは学生の頃でした。
それはボーリング場かどこかのジュークボックスで、
サーフィンの映像を見た瞬間のこと。
サーフボード一本で波に乗るサーファーを見て、
興奮するとともに、
「いつかやるぞ!」と心に決めました。
やがて、
サーフィンをはじめるキッカケがやってきました。
まさに運命的な出会いで、
サーフィン写真の切り抜きを、
いつも財布に入れて持ち歩いていたぼく。
学校でたまたま知り合いになった友人に、
その写真を見せながらサーフィンの話を持ち出したところ、
その友人はオーストラリアに留学経験があり、
留学先でサーフィンを覚えていたのです。
すぐさま意気投合。
その週末には、
彼がオーストラリアから持ち帰った、
たった1本のボードを抱えて海へと向かいました。
パドルも上手くできずに、
左右にフラフラしながらインサイドを漂う日々。
すでに波に乗れる彼を見ながら、
ビーチで自分の順番を待つ時間。
(その時間が長く感じること・・・。笑)
それでも楽しくて楽しくて、
毎週末になれば海に向かいました。
.
パドルが何とかできるようになった頃
自分のサーフボードをゲットしました。
それは近所のショップで買った中古ボード。
いま思い出してみると、
友達が持っていたサーフボードも、
その中古ボードも、
かなり細身でロッカーの強いボードでした。
テイクオフもままならないのに、
そのような難しいボードだったので、
なかなか上手くならなかった記憶があります。
それでも、
長い間うまく立つことができた日は、
その光景を一日中噛みしめたりしたものです。
波の先から振り落とされても、
白い波にモミクチャにされても、
無意識に沖に向かうのは、
その光景のヨロコビを知ってしまったから。
.
見よう見マネで始めたサーフィン。
ぼくはすべて我流で進んできました。
もし最初に手にしたサーフボードが、
安定性を重視したボードだったり、
テイクオフの速いボードであったら、
もっと早く、
さらなる楽しさを知ることができたと思います。
テニスの世界もそうですが、
プロが使うようなラケットを初心者が使えば、
とても扱いが難しく、
返球することさえ困難になります。
なので打球面の幅が大きくて、
スイートスポットの広いラケットが推奨されます。
.
さまざまなサーフボードを知ることで、
サーフィンにも同様なことが言えると理解しました。
始めた頃は、
ショートボードとロングボード、
分類はこの2種だけだと思っていました。
ショートボードにもさまざまな形状があり、
もちろんロングボードにもいろいろなデザインがあります。
その中間にイチするミッドレングスボードもあります。
単純な作りのファンボードとは違って、
テイクオフ性能から滑走性まで考えられた、
すばらしいボードデザインも考え出されているのです。
(そのグライド感の違いは歴然なんですよ!)
シェイパーのたゆまぬ努力があって、
豊かなボード選択ができるのですね♪
.
ぼくはその大きな恩恵を受けた一人です。
波乗りができないブランクが約6年ほどありました。
その復活に選んだボードがコチラ。
CANVAS 『ミニノーズライダー 6’12”』。
ブランクの6年はほぼ運動ができなかったので、
今まで通りサーフィンできる体力もなく、
パドルさえままならないことは分かっていました。
そこで、この!!
ミニノーズライダーの恩恵を授かったのです。
7フィートの推進力と安定感。
パドルも安定し、テイクオフ速度も抜群。
.
ノーズ、ボトム、テイル、
細部にわたるまで魔法のようなデザインが施されています。
前述したファンボードと呼ばれるような、
安定するだけのボードとは異なり、
テイクオフ後の滑走感もスムーズで、
波のパワーをしっかり受け止めて、
初心を思い出すほどのグライドの楽しさがあります。
.
シングルフィンボックス。
フィン選びも重要な楽しみの1つです。
より回転性を求めるならば、
『5’12″(6フィート)』という選択肢もある完璧モデル。
わが波乗りライフ第2章、
その幕を開けてくれたマジックボードとなりました。
また、
ショートとロングの枠にこだわらず、
『波に合わせてボードを選ぶ』という、
カリフォルニア流ライフの楽しさを教えられたボードなんです。
この夏、
サーフィンを始めてみたい方や、
純粋な滑走のヨロコビを思い出したい方に、
自信を持ってオススメするボードです!!
ボードデザインが広げてくれる波乗り世界。
みなさんもどうぞお楽しみください!!
(じゅん)
コメント