サーフィンを始めて興味を持ったものの1つに、
「天気」というものがあります。
風、潮流、気圧配置、などなど、
これらは波乗りに密接にかかわる情報です。
良い波に乗りたいと思うほど、
天気への関心が増えるというのは、
当たり前のことかもしれませんね。
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この季節は「梅雨」。
雨が多くて気分までジトジトしちゃいます。
しかしながら、
なぜこの時期の長雨を「梅雨」と呼ぶのでしょうか?
これは「ウメの実が熟す頃の雨」だからだそうです。
さすが!われらが日本語!!
日本語には「雨」をあらわす言葉が数百とあるそうです。
「霧雨(きりさめ)」
ミストのような細かい雨。
「にわか雨」
突然降ってきてすぐにやんでしまう雨。
「時雨(しぐれ)」
初冬に降る冷たいにわか雨。
ザラザラした氷の”しぐれアイス”を思い出しました。
「氷雨(ひさめ)」
夏の初めに降る雹(ひょう)のこと。
または冬に降る冷たい雨やみぞれ。
もっと酔うほどに飲んであの人を忘れたくなる雨ですね。
「夕立(ゆうだち)」
夏の夕方に降る雨で、
でっかい積乱雲と雷が特徴です。
「翠雨(すいう)」
青葉に降りそそぐ雨。
新緑のうつくしい雨ですね。
「虎が雨(とらがあめ)」
旧暦5月28日に降る雨。
有名な曽我兄弟の仇討ち話から、
討ち死にした曽我十朗の恋人である、
大磯の虎こと”虎御前”が流した涙に由来します。
最近では、
「ゲリラ豪雨」なんていうのもありますね。
雨の種類を見分けながら、
雨の日を楽しむのも悪くなさそうです。
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サーフィンにとって大切な要素は、
低気圧の大きさや、
沿岸の風、
気圧の配置などがあります。
(千葉:曇り、南西?南東の微風)
こちらは今日の天気図。
梅雨前線は南に遠ざかり、
「梅雨の中休み」といわれる晴れ間が多い日です。
前線がかかる沖縄諸島は雨となりますね。
(千葉:薄曇り、西南西の微風)
こちらは九州北部に甚大な被害をもたらした豪雨日。
北からの低気圧と前線、
そこに南からの湿った大気が流れ込み、
記録的な豪雨となったようです。
前線が張り出す梅雨時期には、
十分な注意が必要となります。
(千葉:関東近郊は夕方?夜半にかけて暴風雨)
こちらは記憶に新しい台風4号の天気図。
日本を横断して各地に被害をもたらした台風4号。
このグルグル等圧線に勢いを感じます。
(千葉:晴れ、北よりの強風)
このような天気図は波を予感させる、
「日本の夏、台風の夏」の気圧配置ですね。
コンディションが整えば、
台風うねりからバックスウェルまで、
長い間楽しめそうな波が来るでしょう。
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自然を舞台にしたサーフィンならでは!
実際に海を目の前にして、
その日の「波」を知ることが多いのですが、
天気図や気象をみることで、
ある程度のコンディションを読むことができます。
サーフィン前日の気象情報チェックは、
楽しみのひとつになりますよね。
大好きな波乗りから派生して、
天気や自然の知識を得たり、
世界を旅する夢が広がったり、と。
好きなものを追求する行為には、
たくさんの付加価値がついてくるものです。
サーフィンには人生を豊かするヒントが詰まっていますね!!
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梅雨があければ、
サマーシーズンの到来です!!
NAKISURFでは、
夏のハイシーズンに向けて、
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すばらしいサーフィン世界をお伝えしていければシアワセです。
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ご紹介したように、
日本には雨の言葉がいっぱいありますが、
「晴天無風に勝るものは無し」ですね!
どうぞすばらしい夏をお過ごしください。
(じゅん)
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