「一瞬の決断が、いまある日々をつくる。
その連続が、人生となる。」
ある文章から、そんな言葉を得ました。
ぼくたちは毎日、何かを決断しています。
その決断が何かをもたらすことも、
よくあることだと思います。
例えば、
いつもとは違う道を何となく通ろうと決めて、
その道すがら、偶然に旧友と再会してしまう。
そんなことで人生が動いたりするものです。
そう考えれば、
一瞬の決断が日々をつくり、
人生をつくっていくことに、
妙に納得してしまったのです。
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「波に乗る」ということ。
海のすぐそばに住んでいたり、
親がサーファーでない限り、
普通に生きてきたならば、
その考えには到らないことが多いでしょう。
ぼくの場合もそうでした。
波乗りに興味をもったものの、
どうはじめればいいのかが分からない。
たまたまサーフィン経験者と知り合い、
念願の海へと向かうことになりました。
はじめて海に踏み出した一歩、
それは今でも忘れません。
今このブログを読んでいる方には、
少なからず「踏み出した一歩」があるはずです。
それは山に向かうことや、
釣りをすること、
またスポーツに興じることも同じ。
ただ波乗りは、
「踏み出す一歩」に少し勇気がいる気がします。
サーフボード一本で陸を離れ、
足のつかない沖に向かうという、
日常とはかけ離れた行為だからかもしれません。
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「これで波を滑るのか?」
はじめてサーフボードを手にしたときに、
うつくしい流線形と軽さに驚きました。
ボードを抱えて、
海に踏み出したはじめての一歩。
そこには海水浴で親しんだ海とは、
まるで別の世界があったことを覚えています。
ボードの上でバランスがとれず、
パドルもままならなかったこと。
波待ちでうまく座れなかったこと。
無駄の多いパドリングで前に進まず、
波に入っていけなかったこと。
すべてのサーファーが経験する難しさでしょう。
そして・・・、
はじめてテイクオフできた瞬間の興奮を知る。
その衝動に突き動かされていまだに海に向かっています。
波のパワーを得て滑走する楽しさを、
仲間と分かち合ったり、
ときにはひとり黙々と噛み締めています。
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波を求めて世界を旅し、
いままで知らなかった自分に出会う。
自分のめざすスタイルを模索し、
それに合うサーフボードに思いを巡らす。
その思いは今も変わらず続いていて、
経験値が増えるほどに世界の広がりを感じています。
勇気をもって踏み出した一歩。
そんな「決断の連続」が人生をつくっています。
流線形のサーフボードとともに、
うつくしい波を夢みて、
今日もまた新しい一歩を踏み出すのです。
みなさまも日々すばらしい一歩を踏み出してくださいね!
(じゅん)
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