今日はクリスマスですね。
ぼくらが知るクリスマスは、
キリスト降誕祭がはじまりだそうです。
もともとの宗教行事の枠をこえて、
世界共通のイベントになったのは最近のこと。
世界中がよろこびに満ちあふれるステキな日です♪
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「サンタクロースが煙突からやってきて、
くつ下の中にプレゼントを入れてくれる」
というクリスマスのできごとは、
聖人ニコラウスさんの伝説がもとになっているそうです。
日本では1900年ごろ(明治時代)に、
一般的に受け入れられ、
その後に日本風のアイデアがどんどん加わって、
ケーキとシャンパンでお祝いして、
フライドチキンを食べる日になったんですね。
「普通のこと」としてクリスマスを迎えていますが、
常識として受け入れていたことを見直してみると、
「なるほど?」と唸ってしまいますね。
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「常識といわれるものを見直すことで、新しい世界が切り開かれる」
それは日常生活だけではなく、
サーフィンの世界でも日々感じることですね。
新しいサーフボードと出会った時や、
今まで敬遠していた変わり種ボードに乗った瞬間に感じることです。
こんな楽しい世界があったのか!と。
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常識といえば、ちょっと面白い逸話を耳にしました。
「昔あるところに、
朝早くから寺で祈りを捧げる僧侶がいました。
毎朝、祈りを始めようとすると、
きまって寺のネコがその僧侶をひっかくようになりました。
そこで、僧侶は祈りのときには、
このネコを神棚にヒモでつなぐことにし、
その後は何年も続けていました。
この僧侶が亡くなった後も、
若い僧侶たちは毎朝祈りのときには、
神棚にネコをつなぐ習慣を続けました。
その後にネコも寿命をむかえましたが、
僧侶たちは代わりのネコを見つけてきて、
朝の祈りの際には神棚につなぐようになりました。
百年以上が過ぎて、
僧侶たちがネコをつなぐ様子をみたある人が言いました。
『こんなの、何の意味もないではありませんか。
なぜ、ネコの像にしないのですか?』
こうしてネコの像が神棚の下に置かれました。
さらに百年以上が過ぎて、
ある僧侶が言いました。
『このネコの像はとてもうつくしく、
伝統もあるすばらしいものですから、
神棚の一番高いところに置きましょう』
年月が経ち、
僧侶たちはネコの像を高台に置くという伝統を守り続けました。
しかし、ネコの像が祀られる本当の理由は、
僧侶の誰ひとりとして知りませんでした。
このネコがこれまでずっとここにいるのだから、
何か崇められるべき理由があるに違いない、と」
さらに後世になれば、
そこは猫を崇める寺院となり、
多くの猫好きが訪れる場所となっていくでしょう。
一匹の”いたずらネコちゃん”のおかげで。
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常識と受け入れていたことを見直すことで、
見えてくる真実もあるのですね。
それはサーフボードのことでも言えますね!
シェイパーたちは日夜、
常識と言われていたデザインを壊し、
まったく新しいサーフボード形状を考えて、
革新のデザインとして世に送り出しています。
そして、
それらマジックボードをマスターピースとして、
完璧なクローンボードを生み出す『AVISOサーフボード』。
もはや伝統をこえた革新的サーフィン世界の幕開けです。
ぼくらはそのグライド性能を享受できる幸せがありますね!
残りわずかな2012年も、
もうすぐやってくる2013年も、
楽しい波乗り生活を送ってくださいね!!
(じゅん)
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