「本当にすごいボードですね!!」
ぼくがサンディエゴに住んでいた際に、
よく海に一緒に入っていた友人と再会しました。
北海道に住むその後輩は、
フェリーに揺られ15時間、
さらに仙台港からワンボックスで千葉へとやってきました。
寒い北海道から比べたら、
きっと冬でも真夏のような千葉。
トランクスでサーフィンするのだろうと思いきや、
もちろんそんなワケはなく、
北海道仕様のウェットを着込んでいました(笑)
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冬の北海道は海水温が0℃、
塩分のある海は凍らないでしょうけど、
川などはもう凍りついているそうです。
ダックダイブ(ドルフィンスルー)をすると、
水の冷たさで頭痛が走るので、
おでこにワセリンを塗っておくそうです。
そうすることで痛みが軽減されるとのこと・・・。
凍てつく寒さの海、
想像を絶するサーフィンなんですね!
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COLEボードユーザーの友人は、
サンディエゴ時代はいろいろなボードに乗っていたのですが、
COLEのボードに乗った瞬間にそのトリコとなり、
10数年来のコール信者となっています。
冒頭の言葉は、
COLE『プレイングマンティス』を初試乗し、
そのマジック性能に驚いたときのものです。
「速い速いとは聞いていましたが、
乗るまではその速さが分かりませんでした。
ボードの加速がすごいので、
最初はカラダのほうが遅れちゃうぐらいですね」
と目を輝かせていました。
『HPS-V12』、『ルースキャノン』を所有する友人ですが、
早速『プレイングマンティス』の購入を決めたようです。
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千葉での滞在中は、
腰?胸サイズの良い波に恵まれ、
はるばる南下した甲斐があったようです。
千葉ニコリン寨(一宮)周辺の、
良質なサーフカルチャーにも感動していました。
“成人の日”連休ということもあって、
自分たちが20歳だった時の話になりました。
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ちょうどサンディエゴに住んでいたころの話です。
ぼくは24歳、友人は18歳の若さで、
カリフォルニアのすばらしいビーチカルチャー、
恵まれた環境にいたことを思い出し、
一晩中サーフィンの話に花が咲きました。
まずサンディエゴで驚いたことは、
海にゴミなど一切落ちていないこと。
海沿いに住む住人や、
夏に海に遊びにくる人々も、
海との付きあい方がとても上手いのです。
子どもからお年寄りまでが海を楽しみ、
洗練されたビーチカルチャーがあって、
住人がうつくしいビーチを育んでいるようでした。
人々の希望が宿るような、
そんな雰囲気に驚かされたのです。
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18歳のころに始めたサーフィン。
あれから20年が経過しても変わらず、
さらに波乗りが好きになっていることを、
20歳のころは想像もしていませんでした。
健康、よろこび、自然観・・・、
ライフスタイルとして見たサーフィンはすばらしいものです。
海を愛するものとして、
サーフィンの楽しさだけではなく、
自然とともにあるビーチカルチャー、
また健康的なライフスタイルなど、
そういったすばらしい側面も、
サーファーは伝えていく使命があると感じました。
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うつくしい波がいつまでも残るように、
個人主義だけに走ることなく、
その楽しさをわかち合うことが大切なのかもしれませんね。
ぼくらが経験したことを、
しっかり次の世代に伝えていくことで、
カルチャーは洗練されていくものだと思います。
海に囲まれた日本には、
海外にはない良さがたくさんあるはずです。
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「20歳のころの自分に言いたいこと」
“サーフィンのことばかり考えている自分へ。
「ヘタクソはあっちでやれ」とか、
リーシュを引っ張られたり、
海の中で文句を言われたり、
たとえ嫌なことがあったとしても、
けっして波乗りを嫌いになることのないように。
波乗りからたくさんのことを学び、
海を愛するすばらしい人々、
うつくしい景色に出会うことで、
いつか海がキミの人生の支えになる日が来るから・・・。”
うつくしい海には希望が宿ります。
2013年はそんな「海の良さ」についても、
想いをめぐらせていきたいと思います!!
みなさまもステキな波乗り生活をお送りくださいね?♪
(じゅん)
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