現代社会の騒音、
携帯電話の音、
さまざまな機械が発する電子音。
一切のノイズが聞こえない場所。
そんな潔い場所は、
今や海の中くらいしかないのかもしれません。
波がブレイクする音、
耳元を吹き抜ける風、
パドルしたときの海面のざわめき。
すべてが自然の中で生まれた音です。
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日常の中では、
サーフィンする時間は生活のほんの一瞬です。
それは自分と向きあえる時間でもあります。
女流写真家の川内倫子さんは、
この自分と向きあう時間を、
(自分の主観と客観が語り合う時間)
「自分会議」と呼ぶそうです。
この会議は、
自分の「魂」が濁らないように、
メンテナンスする機会でもあるそうです。
魂が濁らないようにするには?
という視点で自分会議をすることで、
さまざまなひらめきが下りてくるとのこと。
上記は、川内倫子さんの作品です。
何気ない日常の光景を切り取り、
普遍的な生命の輝きへと昇華させる表現は、
国内外で高い評価を受けています。
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さまざまな時代変化の中を生きる、
現代サーファーのぼくたちにとって、
サーフィンする時間とは、
まさにこの自分会議に匹敵するほどの、
すばらしい時間のように思います。
もちろん、
仲間内で楽しくサーフィンすることもありますが、
セットの波を待っている時間や、
海に入る前のコンディションチェックなど、
これはまさに自分と語り合う時間なのだと思います。
「次はもっと上手く乗ろう。
そのためにはテイクオフを早くする。
立った後にはしっかり波を見る。
もっと落ち着いて乗らないと・・・」
そんな会話をこころの中でしてしまいます。
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サーフィンの良いところは、
波はみんなに対して平等ということです。
早起きするサーファーは、
良い波に乗る確率が上がります。
風向きやタイドを読めば、
より良いコンディションにめぐり会えます。
きっとそれは必然的なことなのでしょう。
そのために前の日は早く寝たり、
日頃から体力をつけておいたり、
より健康的な生活に繋がりますよね。
そんなライフスタイルこそが、
「魂」が濁らないようにする生き方なのだと思います。
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ライフスタイルとなるサーフィン。
朝陽のうつくしさに感動して、
すべてを忘れて波を追いかける。
ロングライドできたことに歓び、
夕陽に染まる海に胸を打たれる。
それは「純粋なココロ」と、
「健康的なカラダ」を得るための、
すばらしいメンテナンス時間になるはずです。
そんなことを考えていたら、
海に行きたくなってしまいました!!
週末までの道のりは長いですが、
KEEP SURFINGの気持ちでいきましょー!!
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(じゅん)
マンデーブログ、毎週楽しみに読んでます。
内容に共感して、不思議と気持ちが緩みます。
いつも、素敵な文章をありがとう。
これからも、楽しみにしています。
Y.Satoさま
ありがとうございます!!
そう言っていただけるととても嬉しいです。
サーフィンの楽しさやすばらしさが伝われば良いなと、
いつもそう思いながら書いております。
ですので共感していただけるのが一番嬉しいです。
今後ともどうぞよろしくお願いします!!
(じゅん)
pure soul pure surf
週末まで長過ぎ(涙)
Fgさま
サーフィンはまさにPure Soulですね!!
まだ月曜日です?。
どうぞ耐え忍んで、週末に爆発してくださいね♪
(じゅん)