美しいコーラルリーフの海・・・。
じつはこれ、
編み物でつくられたサンゴなんですよ!
この写真は科学雑誌のジャーナリスト、
マーガレット・ワーザイムさんという人が作ったものです。
この編み物プロジェクトは世界に広がりつつあるようです。
では、なぜサンゴで編み物なのでしょうか?
サンゴの世界には、
「双曲幾何学」という形状が多くあるそうです。
名前からして難しいですよね。
数学ではスペシャル難度とされるような、
むずかしい方程式を使ってあらわされるものらしく、
自然界にはこの双曲線の模様がたくさんあり、
数値だけをあつかう数学では解明できないだけでなく、
コンピューターでも再現は不可能に近い形なんだとか。
その双曲幾何学という形を再現するのに、
もっとも適しているのがかぎ針編みで、
編み物プロジェクトは体感で数値を学ぶことだそうです。
難しい理論やアイデアを、
編み物で遊びながら体感することで、
「知」を蓄積していくという21世紀型の勉強方法なんですね。
自然をフィールドにすれば、
日常では得られない多くの学びがあります。
まさに体感することで学ぶという、
遊びながら学ぶことが溢れています。
海はかっこうの遊び場、
そして学び場なんですね!!
特にサーフィンには、
体感を通して学ぶことがたくさんあります。
波のサイズが上がれば、
自然の力と驚異を感じてしまいます。
その波にどう乗るかを試行錯誤することで、
自分の限界を少しずつ更新していけます。
また抗えない力に対しての、
危機回避の行動を会得することもできます。
人生訓につながる学びではないでしょうか。
サーフィンに旅はつきものです。
サーフトリップは体感として、
波やカルチャーを知ることができます。
たとえば、
宿泊と交通費にいくらかかり、
その間に観光地を回れるだけ回るような旅もあります。
「貯まったマイルを使ってこんなに安く!」
数値と思い出を比較したり・・・、
まぁ、そんな観光旅行も旅のひとつ。
その一方で、
波だけを求めるサーフトリップもあります。
「波を通して」という狭い領域ですが、
旅先で知る新しい文化や、
言葉を超えた出会い、
そういった深い経験が待っています。
サーフィンの方程式は、
自然というフィールド
+
波を通して経験すること
||
幸せの多様な価値を学ぶ
サーファーの勉強方法は、
すべて体感することで知を得ることができて、
それらは人生経験を豊富にしてくれるものですね!
みなさまの波乗りプロジェクトを、
どうぞ豊かなものにしてくださいね♪
(じゅん)
コメント