サーフィンをしている人の多くは、
波乗りをほぼ独学で進めていくことになると思います。
または雑誌や教本系のHow Toコーナー、
自分より上手い先輩や友だちなどから、
学ぶことがほとんどではないでしょうか。
一般的なスポーツや部活動では、
指導者が基礎を教えてくれたりするので、
自分なりに応用していくベースがあると思います。
サーフィンでは「良い出会い」がないと、
なかなか先生や師匠を持てないので、
ステップアップがとても難しい現実があります。
サーフィンがステップアップする要素は、
・しっかり進むパドリングの仕方
・ボディバランスの取り方や体重移動
・先行動作をする上半身の使い方
・ステップバックや膝の入れ方など下半身の使い方
そういった自分の体感だけはありません。
もっと始めにあるのは、
サーフボードのどこにうつ伏せるのか、
これさえもサーフボードの長さなどによって変わってくるので、
自分の感覚を手探りで発見してくことが多いです。
さらには「波の読み方」も大きな要素になってきます。
良い波（長く乗れる波）を掴む目を持っていないと、
せっかく乗れた波なのにすぐ厚くなり消えてしまったり、
ダンパーで一気に崩れてしまったり、
そういった波を見る目も大切な要素になると思います。
“みなさんはどのようにステップアップを目指していますか？”
わたしの場合は、
初めの７〜８年はまったくの独学で、
雑誌やサーフビデオを研究して体の動かし方を学んだり、
周囲の上手い人をチェックしてみたり、
そんな感じで進めていたことを思い出します。
その最中に「良い出会い」が訪れました。
カリフォルニアで弊社主宰NAKIと出会ったことで、
波を読む目を教えてもらいました。
すべて独学でやってきた自分にとって、
NAKI氏と海に入り、アドバイスされることは、
すべてが新しい知識で、スポンジのように吸収する自分がいました。
・うねりの入射角度によって長く乗れる波を見分けること
・ピークにできる小さなコブを見つけてテイクオフすること
・掘れた波はトップからではなく中腹からテイクオフすること
などなど、
サーフ歴10年近くても「知らないこと」がテンコ盛り、
基礎ができていると勘違いしていた自分を知ることになります。
波乗り経験の豊富なNAKI氏でさえも、
トッププロの読みや動きを撮影を通して日々チェックしていました。
波乗りの面白いところは、
どこまで上手くなってもさらに上があり、
そこを知ることで新しい世界がバッと開ける点だと思います。
海に入れば入るだけ経験値を積み上手くなるのがサーフィン。
つねにプラス思考で波に乗ることが大切だと思います。
つねに進化を求めるプロアスリートといえば、
メジャーリーガーのイチローさんが思い当たります。
努力型の天才といわれるイチロー選手も高校時代に良い出会いがあったといわれます。
イチローさんが人生の師という愛工大名電の中村豪監督。
『三振するときは思い切って振れ。
そしてダッグアウトに帰ってくるときに、
悔しいとか、ボケッとして戻ってくるな。
“ベンチまでの１３歩は次の打席、次の試合のためにある”と考えろ』
と言って、自主性とプラス思考を徹底的に叩きこんだそうです。
この言葉は、
野球だけでなく、波乗りだけでもなく、
人生の名言といえる価値のある言葉ですよね！
もちろん人によっては、
「上手くなるよりも仲間と楽しみたい」
「波乗りだけでなくまったり海で過ごす週末が好き」
という”楽しみ方”のベクトルが高い人も多いと思います。
そのベクトルを伸ばすにもプラス思考って大事ですよね。
笑顔で楽しく波に乗れれば最高ですね！！
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オンライン主体のナキサーフでは、
波の見方や読み方、波乗りの基礎から楽しみ方まで、
テクニック編として幅広くお伝えしています。
波乗りを愛するみなさんの参考になれば幸いです！！
▽NAKI’S BLOGテクニック編コーナーはコチラ
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