相変わらず蒸し暑いのに海の水温は冷たいそうですね。
こんな時はワックスのチョイスが難しいですよね。
Famous Waxのサムがこんな事を答えてました。
ワックスのグレードcold/cool/warmで本当になにが変わるの?
答え
Sam Sciortino, Owner of Famous Surf Wax replies:
はい、水温や気温で大きな違いがあります。Warm,Cold, Cool, Tropicalでは硬さが全く異なります。
水温が高いとワックスはやわらかくなり変形しやすいので、変形しないように形を保てる程度の固さの
ワックスが必要となります。でなければ、ボードの上でワックスは溶けてしまいます。逆に水温が下がるとワックスは
固くなりツルツルしてしまいます。そこで水の中に入っていても柔らかさを保てるワックスが必要になってきます。
それを踏まえた上で、TropicalとWarmワックスはCoolとColdよりも固いワックスとなり、Tropicalは最も固く、
Coldがもっとも柔らかいワックスという事になります。
じゃあベースコートってなに?
ベースコートは基本的にとても固いワックスであり、普通は滑り止めとしての機能は果たしません。
新しくワックスをぬる場合に薄くベースコートをぬっておき、その時の水温に合わせたワックスをぬり易く
する物です。
どのくらいの頻度で新しいワックスにぬりかえるべきなの?
これはどのくらいの頻度でサーフィンするかによりますが、毎日サーフィンしれいれば1週間に一回が
適切で、でなければ1ヶ月に2回でしょうか。もちろん水温によっても変えなければなりません。
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はい、ワックスについてでした。サーフィンにとっては必要不可欠ですよね。ワックスから放たれるココナッツ
の香りに夏と海をサーフィンを思い出させます。ワックスを使い分けて優雅に波に乗ってくださいね。
原宿ショールームではFamousとMagmaを取り揃えてますよ。
ぜひ!
だいち
先週に奄美大島に行ったときですが、
夕方のショアブレイク付近で、水温が32度近くありました。
そうなるとトロピカルでもぬるりとしたので、最終手段のベースコートを使用しましたが、グリップ力がありました。
なので、サムの言うよりもトロピカルの上の硬いグレードとして捉えた方が良さそうです。
猛暑の日本ならではの使い方でした。
補足まで。
たしかにそうですね。今時期の奄美大島などでは一番固いベースコートが調子よいかもしれませんね。やわらかい順にCold>Cool>Warm>Tropical>Base Coatと考えて良さそうですね。
何でも無い事ですが、ウエットスーツもワックスも水温に合わせて臨機応変に使いこなせると、より楽しく波乗りできそうですね。