最近ニュースなどでよく目にする、
『シェア文化』という言葉があります。
古代にはもともと所有という概念がなかったらしく、
人々は物を「シェア」することで生き延びてきたようです。
狩りで得た獲物をシェアしたり、
みんなで農耕作業をして得たものを分かち合ったり、
そのようなニュアンスでしょうか。
特にハワイではその文化が長らく残っていたようです。
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現代社会は物を個人所有して、
自分の生活を豊かにするといった文化が主流だと思います。
それが最近では、
ビジネスや生活文化に「シェア(共有)」という考え方を、
取り込んでいこうという流れが出ているのですね。
FacebookやTwitterをみても、
自分の生活スタイル、またアイデアや考えを、
オンラインを通して友人たちと分かち合っていると言えます。
これも新時代のシェアに近い形のように思えます。
原始社会でのシェア文化ではなく、
高度社会での共有という概念はきっと新しいものを生むはずですね。
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では、
サーフィン・カルチャーでの「シェア」とは?
一本の波(一方向)に一人のサーファーというのは、
危険回避の面でも大切なルールだと思います。
その一方でシェアを楽しむカルチャーも残っています。
昔のサーフィン写真では、
一本の波にたくさんの人が乗っているものがありますよね。
仲間だけのセッションで、
一本の波に乗り合う楽しさというのは格別です。
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カリフォルニアでは、
数匹のイルカが一本の波で波乗りを楽しむ光景を目にしますが、
イルカが楽しそうに泳ぐ姿に見とれてしまいます。
ぼくらヒト科サーファー属は、
「シェアのよろこび」をもっとも良く理解している種属かもしれませんね!
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先日のニコリングライダー千葉セッションで、
ふなきとクリスちゃんによるシェア・グライドを目撃しました。
これはまさに「シェアの王道」だったのですよ。
運良くシークエンス写真を残せたので、
ここにアップしたいと思います!!
規則正しいセットが入るコンディション。
このとき、
沖で待つふなきに形の良いセットが入ってきました。
規則良く入ってくるセットなので、
みんなで順番に乗り合うステキなコンディション。
順番で言えばふなきのターン(番)だったそうですが、
クリスちゃんと声をかけ合って、
このうつくしい波をシェアしたそうです。
「レッツ ゴー クリスちゃん!!」
「ヤー、Nakiサン!!」
といったところでしょうか。
「グッド ウェーブ、クリスちゃん!!」
「ヤー、プリティー ファン、Nakiサン!!」
といった雰囲気ですね。
「へへー、クリスちゃん!!」
「ハハ?、Nakiサン!!」
おっ!AVISO BD3のユーザーの方も、
ニコリン・グライドを間近でご覧になっていますね。
ここで隠れキャラ登場!!
その隠れキャラクターとは!?
良い波を乗り終えて、ゲット中のヤスでした!!
シェア・グライドを見て、
ヤスもニコリン・ゲッティングしてますね。
「ソー ファン、Nakiサン!!」
「ヤー、クリスちゃん!!」
という表情が伝わってきますね。
仲間同士での楽しいシェア・グライド。
周囲にもニコリンな雰囲気が伝わるようです。
家族でも、恋人同士でも、
もちろんいつものサーフバディーでも、
シェアするよろこびを分かち合うのは最高です!
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これから混雑が増えるシーズンですが、
「ゴー ゴー!!」などと、
お互いが声をかけあって、
譲り合いながらの楽しいサーフィンもスバラシイですね。
みなさんも歓びに満ちた波乗りライフをお送りください♪
(じゅん)
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