こんにちは!
巨大低気圧が過ぎ去って、
すみきった青空に春を感じます。
しかし風が強く、
この嵐で巻関東各地のサクラは散ったようですね。
穏やかな春はもうしばらく先ですね。
卒業や新学期など、
春は出会いと別れの季節です。
芽吹き、新緑などなど、
自然界も鮮やかな生命が生まれる季節。
サーファーにとっても、
暖かい陽射しにココロ躍るシーズンですね♪
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ぼくもスバラシキ再会がありました!
それは前回の春嵐のこと・・・。
しっかりとサイズアップした波が、
ニコリン寨周辺エリアに押し寄せていました。
ちなみに、
ぼくの好きなサーフスタイルは、
チカラを入れずに速さを楽しむようなサーフィンです。
↑(こちらは台湾でのショット)
なのでCANVAS『バターゾーン』のような、
滑らかにグライドするようなボードに乗ることが多いです。
しかしこの波の日は違う気分だったのです。
それはきっと、
この「スバラシキ再会」の予兆だったのかもしれません。
なぜかこの日だけは、
正確かつ攻撃的なサーフィンがしたくなったのです!
ということで・・・、
前々から興味をもっていた、
COLE『BAZOOKA II』を試乗しました。
この『BAZOOKA II』は勇人さんのボードで、
サイズ「5’9″ x 19″ x 2-1/8」。
身長170cm、体重63Kgのぼくにとっては、
このサイズではオーバーフロート気味。
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[1本目のライディング]
バターゾーンなど、
ふだんからテイクオフの速いボードに乗っているせいか、
掘れた波でのテイクオフは少し遅れました。
驚いたのはここからです!
急降下のようなテイクオフでしたが、
パーリングすることなく、
ボードがしっかりと遅れをリカバーしてくれたのです。
波面に食いつくようなグライド感覚でした。
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[2本目?5本目のライディング]
バックハンドのターンをしっかり確かめられるように、
人の少ないレフト波を狙って待っていました。
ここでキラリと光るものが目を覚ましたのです!
(人はこの感覚を「覚醒」と呼ぶ)
バックハンドのボトムターンを重ねることで、
今まで忘れていた感覚がふと舞い戻ったのです。
ぼくは夢中になって、
ボトムターンを何度も重ねていきました。
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[6本目?10本目のライディング]
その感覚がハッキリと目を覚ましました。
ぼくはサーフィンをはじめた頃、
バックハンドのほうが得意でした。
しかし或る時期から、
フロントハンドの波ばかりに目がいくようになって、
いつのまにかバックハンドにニガテ意識を持っていました。
『BAZOOKA II』が、
このニガテ意識を払拭してくれたのです。
それはカラダの使い方、
特に効果的なヒザの曲げ方を、
このボードが呼び覚ましてくれたのです!
これはまさに「覚醒」。
ハイパフォーマンス系への目覚め。
※ライディング写真がなくてすみません!
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サーフィン後に、
なぜにここまでの感覚があったのか、
『BAZOOKA II』の細部をじっくり眺めました。
“パーリングしなかった”あの1本目の波。
このロッカーとノーズエリアのワイドデザインが、
あの遅れをリカバーしてくれて、
さらに安定感をもたらせたようです。
ハイパフォーマンスモデルとはいえ、
COLEの専売特許のような、
ワイドノーズを取り込んだ斬新デザイン。
レイルは初代BAZOOKAに比べて、
薄くなった印象を受けました。
波面への出し入れがかなりスムーズな感覚で、
正確なコントロール性を得られると思います。
シングルウィング・スワロウテイル仕様。
回転性が増すスワロウテイルは魅力です。
BAZOOKAロッカーと呼ばれる、
オリジナルのノーズ&テイルロッカー。
過激なターンをリカバーするような、
角度のついたロッカーが印象的ですね!
ボトムに配された”バズーカチャンネル”。
これは初代バズーカから目を引くポイントですね。
水抜けの良いシングル?ダブルコンケイブ、
フラットデッキからレイルへのシャープさ、
この2点がさらに「反応の良さ」につながっているようです。
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ということで、
COLE『BAZOOKA II』を即買いしました!
ぼくの場合は、
サイズ「5’7″ x 19 x 2-1/16」スカッシュテイル。
レングス自体を短くして回転性を出しつつ、
汎用性の高いスカッシュテイル仕上げ。
今後さらにインプレッションをお届けしていきますね!
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18歳でサーフィンをはじめて、
今年で早20年の月日が過ぎようとしています。
その間に病気で丸6年のブランクがあります。
この春嵐の日に、
パフォーマンス系サーフィンがふと目を覚ましました。
出会いは突然に訪れるものですね。
春を超えたら待ちに待った夏です!!
今年の夏はニューボードとともに、
最高の波乗りライフを送りたいですね。
それではみなさまも、
すばらしい春をお過ごしください♪
(じゅん)
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