夏バテにはサーフィン!!
ということで今日は、
人間が海から与えられる生気について書きたいと思います。
各分野でも波乗り愛好者は多く、
サーフィンが自分のフィールドに与える良い影響、
海が活力のもとになっていることを伝えています。
「波乗りで生気を養う」
海から与えられる生気は、
カラダだけでなくココロまで活力を養われます。
サンディエゴ出身のある一流アメフト選手の話をひとつ・・・。
体をぶつけ合うアメフト選手にとって、
怪我や疲労はつねに悩みのタネで、
他のスポーツと比べても選手生活は短いものです。
地元サンディエゴのヒーローであるにもかかわらず、
まだスーパーボウル優勝の経験がない彼は、
37歳にして体力の限界を感じ、引退を考えていました。
そんな時期にサーフィンと出会い、
その肉体は再び若さを取り戻し、
たたかう意欲を蘇らせたそうです。
アメフトのように自分から仕掛けるスポーツと違い、
サーフィンは乗るべき波を待たなければいけないもの。
攻撃ではなく、協調することが大切。
「そこには自分と自然だけしか存在しない。
オレはボードに股がり海に出たとき、
自然と接していることを生まれてはじめて実感した。
海から上がると、オレは誰かれとなくハグしたくなる。
自然にそんな気持ちになれるんだ。
とても穏やかで、安らかな気持ちが生まれる」
海で生気を養った彼は、
一度は引退まで考えたにもかかわらず、
チームキャプテンとして臨んだ翌シーズンに、
抜群の団結力を持ったチームを作り上げ、
16戦全勝という快挙でスーパーボウル出場を果たしました。
サーファーのファンも多い、
大人気アーティストのジェイソン・ムラーズ。
「昔はタバコも吸っていたし、ジャンクフードも食べ、
ビールもすごく飲んで、とてもロックンロールな生活を送っていたんだ。
でも、10年前にサーフィンを始めてから、
それまでの生活の仕方がなんだか変に感じて、
もっと自分をいたわるようになった。
そうしたら活力的にも感情的にも身体がどんどん変わりだして、
調子もすごく良くなった。もう昔には戻れないね。
聞いた人みんなが気持ち良くなるような音楽を作りたい。
そう考えるようになったのも、
オーガニックな生活をするようになってからなんだ」
グラミー賞受賞アーティストのジェイソン・ムラーズ、
海上がりに聞く彼の曲は、
まるでまだ波に乗っているかのような気分になり、
ほんとうに気持ちよくなるナンバーが多いです。
特に大ヒット曲の「I’m Yours」は最高ですね!
こころの病気を患ったあとに、
すべての生活をリセットして海に通うことで、
少しずつ自分を取り戻した友人もいます。
実際に波がない日でも、
「ちょっと浸かるだけでも・・・」と海に入ることで、
カラダやココロがすっきりとリセットされた気分になります。
なぜ人間は海に癒しを求め、生気を養うことができるのでしょうか?
もちろんサーフィンが楽しいということもありますが、
それだけじゃない海の力のようなものを感じるときがあります。
「生命は海から誕生した」ということだけでなく、
母なる海がもつ包容力や、
海という自然のなかで過ごす時間、
そのなかで何かを得ているのだと思います。
おそらくそのワケは、
「自然」と「自分」以外の何ものにも依存しない、
独立した時間を過ごせるからかもしれません。
サーフィンは他の競技スポーツのように、
相手がいなければ成り立たないものではなく、
たった一人でも最高の楽しみを味わうことができます。
逆にいえば、
この感覚はサーフィン以外では味わえないものです。
自然、そして自分と向き合う時、
この時間こそがサーフィンの至高であり、
海が人間に生気を与える瞬間なのだと思います。
もしサーフィンに少しでも興味がある方がいたら、
ぜひそのトビラを開いてみてください。
きっとそこには「海を楽しむ」ということ以上の、
すばらしい精神性があると思います。
サーフィンを始めるなら、やっぱり夏がオススメですよ♪
まだまだ暑い夏を謳歌しましょう!!
(じゅん)
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