まずはお知らせです。
NAKISURFも各種オルタナティブボードを持って鋭意出展予定の、
本日開催する予定でしたスバラシイベントFISHFRY2014が、
台風の影響を受けて中止となり、『FISHCRY』となってしまいました。
とても残念ですが、また来年を期待しましょう。
でも波は良さそうですね。
どうぞ気をつけてすばらしいグライドをお楽しみください。
コールのプロダクションマネジャーであるジュロームは、
南サンクレメンテのグレイトサーファーとして知られている。
(ステートパークからTストリート)
その彼が撮る写真も好きで、
今回はマットアーチボルドのニューボード『ブラック&ホワイト』が登場した。
もしあなたがインスタグラムにいるのでしたら彼のポストをチェックしてみてください。
@jweightman
(翻訳みたいな文体だなぁ)
こちらはタイラー・ウオーレンのポスト。
NAKISURFとコラボしたマンダラロゴが見えますね。
ミッチ・アブシャーが鋭意製作する
『Beached Days』にタイラー特集があり、
その中の見開きページを投稿していた。
タグを理解される方ならミッチは@captainfincoだとわかりますね。
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こちらはフェイスブック。
導師カカイさんがフェイスブックにいらして、
さらにはこのポストをいただいた。
ありがたい。
KAKAIさんシェイプ6’6″ RPに乗っての大浜でのバレル。
大浜は青森県にあったと思っていたが、
ここには岩手県となっていて何も知らなかった自分を恥じる。
それにしても良い旅をカカイさんたちと行った大切な記憶が蘇りました。
抱井さん、ありがとうございました!
コスタメサにヤオハン(今はミツワという名前)という日系ストアがあり、
そこには紀伊國屋書店がテナントで入っている。
その棚でオンザボード誌とカラーズマガジンを見つけたので、
棚の一番前に移動しておきました。
それにしても剣道雑誌の多いこと。
マガジン量で判断すると、
南カリフォルニアでは、剣道人口はサーファーの3倍です。
ひょっとして赤道鈴之助ブームだろうか?
Seeaに行くと、
“View-Master stereoscope”というスライド二枚式の3D写真を見る機械があり、
これをここでお見せできないのが残念だが、
本当に3Dに見えたのが不思議でならなかった。
調べてみると、これは1851年にさかのぼる技術方式だそうで、
この特許は75年前(1939年)のもので、
今でも商品としてのパンチがありました。
でももうスライド写真というかフィルム写真がないので、
アプリで作るしかないのですね。
これも時代を感じる。
マット・アーチボルドつながりではないが、
突然思いだしたのが久住昌之(くすみまさゆき)さん。
(左が久住さん、右が江口寿史さん)
彼の原作『かっこいいスキヤキ」という作品はいまだに伝説で、
波乗りを始めたとき(30年前!)に横山泰介さんが、
「あのさー、このマンガおもしろいから読んでみなよ」
と大きめのこのスキヤキ単行本を貸していただいてから彼の作品が頭が離れない。
これはその単行本に収録されている彼のデビュー作「夜行」。
これはその冒頭部分だが、
このように久住さんワールドがみっしりと詰まったまま展開されていく。
もうたまりません。
波乗りで言うと、
ブレイクで波を待っているときの”ご近所さん問題”だろうか。
赤いボードの人はレフトの波を待っていて、ショルダー側から乗るのが好きで、
さっきのセットに乗って戻ってきたばかり。
青いウエットの人はセットが入ると真っ先に動くが、
サイズがある波にはなぜか躊躇している。
大きなロゴをノーズに入れた人は、
レフト波をレギュラーに向いてくるので注意が必要。
この黒ウエットのヒゲさんは全ての波に乗ろうとして乗れずになぜか怒っている。
またもうひとりの帽子女性は全くと言っていいほど波に乗る気がない。
そんな詳細な描写があって、
「その中で主人公が波を待つ葛藤」というサーフマンガを描きたくなった。
久住さんのすごさは、
彼が演劇ブックの「観客席をルポする」という仕事で、
生まれて初めて笑点を見に行ったらオープニングの際に
”円楽師匠(三遊亭園楽)が真横に来た”
という幸運を呼び寄せたということにも現れている。
(詳しくはみうらじゅんさんと安齋肇さんの久住昌之「笑点」出演問題をお聴きください)
笑顔ハッピーの姿勢がこういう運と縁を呼び寄せるのだと知りました。
そしてその久住さんの代表作「落ち武者」をぜひ。
すごい楽曲です。
それでは台風接近ですが、
どうぞお気をつけてお過ごしください。
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