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naki's blog

【サーフィン研究所】寄り道1000km_アメリカの長距離ドライブ_ショータの初サーフィン!!!_(2006文字)

2020 June, The Blue Dragon

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夜明けは多感であり、

悦楽だったり響きだったりする。

こんな風に明ければ、

たいていよく晴れる。

今日は夏日だろうか、

真夏日だろうか。

Nacky on

Catch Surf® Skipper Fish 6’0″

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ナッキーは初心者の際に、

先生である私の意向でフィンをサーフボードに付けなかったので、

レイルを入れる達人となった。

よって、

このテイクオフも軽くメイクしてみせた。

サーフ歴3年のスタイルとは思えないほど、

整っているし華麗である。

室戸岬からたいそうな寄り道をしつつ、

およそ1000kmは車を走らせただろうか。

振り返ると、

徳島県がガソリンの最安値だった。

高知県室戸市が139円だったので28円も違う。

キャッチサーフVANは65リッター入るので、

満タン計測だと、

隣の県に行くだけで1820円も安くなる。

思想を張りめぐらし、

または考えを蒸発させて前後左右の状況だけ見て、

ある一定の速度で走る。

たまに居眠りだか、

携帯だかで、

ラインを揺らいでいるトラックがあるが、

路肩があって、

「もしも」のときに逃げられるスペースがあれば、

タイミングを見て追い越すし、

そうでなければPAかSAに入る。

アメリカで思いだしたが、

向こうにはPAはあるがSAはない。

アメリカは無料(フリーウェイ)なので、

ドライバーは自由に各ランプを降り、

ガソリンを入れつつ、

食事をし、または宿を取る。

消費大国アメリカは、

こうして各地が旅行者から外貨を得られる仕組みになっている。

日本も高速道を無料にするといいのかもしれない。

アメリカの内陸に行くと、

気の利いた食べものは全くない。

マクドナルド、

バーガーキングとサインが見えるが、

たいていはチャイニーズ・レストランに行き、

大量の砂糖と、

化学調味料にまぶされた肉のようなものを、

古い油で揚げ、

数時間ヒートランプの下にあったものをライスと一緒に食べる。

バサバサで、

炊飯ジャーに長時間保存されていたものなので、

例の変な香り付きのライスだ。

すると、

食後に眠気がし、

背中や肩などが重くなる。

それを楽しんでいるわけではないが、

私の持つ遺伝子が、

アジアの食事を欲するのである。

特に「運転だけする日」

という非日常ともなれば、

そのストレスを食に求めてしまう。

ハンバーガーはインアンドアウトか、

ウエンディーズのメリンダ・ルー・トーマスの看板が見えなければ、

アジア系を探す。

韓国系のジャパニーズも思考をひねるには悪くはないけれども、

スシ店には行かないのは、

やはり知らぬ町の衛生観念を怖がるからであろう。

アメリカ内陸の寿司屋で、

シェフが日本人であるという確率は、

都会でカミキリムシを見るくらい珍しい。

とにかく、

MSGたっぷりのチャイニーズを食べると、

眠い、辛い、

イライラするという「中華料理店症候群」が発症する。

こうなればもう、

全てをあきらめて安らかに睡れるというのが、

もしかするとチャイニーズを食べたくなる理由かもしれない。

そうこうするうちに、

千葉に到着した。

湘南も波があり、

こちらにも波があった。

ドラグラ・プロダクションズのかんたん二郎くんは、

なんだかスラリと大きくなって、

下半身が

『アベンジャーズ・エンドゲーム』のソーのようになっていた。

ドラグラ史実によると、

二郎くんは13歳を過ぎると波乗り修行に入り、

19歳で龍滑道の比較思想論である

『ハッピーサーフィンじろう』を著して、

俗世の教え(競技主義等)が真実でないことを示したとされている。

スカシーのインスタグラム

『@sky_and_sea_muroto』のコメントには、

「二郎くんが土佐の室戸岬で求聞持法を修め、

口に明星が飛び込んできたのを目撃した」

と記されている。

このとき二郎くんは悟りを開き、

大師となられたとされているが、

じっさいのところ明星は、

『おいしいもの研究所』の、

一口トマト・パイナップル・ベーコン・ピザではないか。

そんな推察もされているが、

なにゆえ資料が少なく、

断片的で不明な点が多いのも事実だ。

この事項はさらに詳細を調べてここでご報告します。

エックス&ジェフリーズ。

なんと、

感動的にトロちゃん&深水さん家族もやってきてくれた。

ただ、

折りしも霧が深かった。

トロちゃんの長男である昭汰くん(4歳)が、

「サーフィンしゅる」

確かにそう言った。

偶然かんたん二郎大師さま用に

10フィートのキャッチサーフも新品で用意されていたので、

ショータの初サーフィンのスキッパー(船長)を志願した。

結果はこの通りで大成功のマンライとなった。

ショータの真剣な顔がいい。

彼は波に乗り終わった後、

うれしくて、

波打ち際を円状に走り回っていたことが今も忘れられない。

大団円の瞬間。

ああうれしい。

ショータありがとう〜!

グッド・ジョブでした!!

(明日に続きます)

Happy Surfing!!