Catch Surf Odysea Plank 7’0″ / Finless
これはいわゆる逆向きだが、進行方向は間違っていない。
間違ったことをすることは許されない社会のようなのだが、
最近「お硬い社会」となるつつある波乗り界ですら、
こういうことは歓迎されているように思える。
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この写真についてもう少し説明してみると、
“レギュラーフットの私が、
テイクオフの際にフィンレスボードが後ろを向いて、
今度はその逆向きを正方向として、
ノーズをテイルに変えて滑っている。”
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こうなって何が楽しいかというと、
「スリルがやってくる」
これに尽きる。
逆方向になったと思えば、
次はその逆側のテイルをノーズとして、
波底に落としていく妙。
妙が奇跡となり、
根性と執念のせいあって奇跡が奇跡でなくなるときが来るとする、
そんな一枚でありました。
昨日の快晴後、大雨です。
秋の長雨、なのだろうか。
で、さっき書いた言葉を一般的なものに入れ替えてみると、
“真面目な私が、
入社式の際に勤務先が後ろを向いて、
(つまり希望の意向は受け入れられなかったということ)
今度はその逆向きを正方向として、ニュートラルな性格に変えて生きている。”
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ここで学んだのは、
スリルや困難を正方向として受け止めると、
突然前向きな言葉となってくるから不思議だ。
波乗りは深い。
禅問答のようなときが今日。
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